自炊 : 鉄の炒め鍋 で チャーハン

(サイズ比較用です。スマホが美味しそうだからといって炒めたわけではありません)
ついに、ついに注文していたフライパンが届きました!
最初は、ゼロ活力なべと同じアサヒ軽金属工業のオールパンを購入予定だったのです。焼く、茹でるなど様々な行程の料理が一つのフライパンで出来るとのことだったのですが、いくら保証が長くてもフッ素加工であることには変わりはなく、ダメになってしまったというレポも見つけたため購入を辞めたのでした。
そこで見つけたのが、リバーライトの極 (きわめ)でした。
窒化鉄を使った鉄のフライパンで、コーティングされていないためお手入れさえすれば一生モノとして使えるようなフライパン。通販ショップに20年モノのフライパンが乗っていたのが決め手となりました。
オールパンが同サイズ 22cm で16,092円するのに、リバーライトの極は、4,071円でした。元々買おうとしていたフライパンがすごく高いものであっただけに、この値段で買えてしまったことに驚き。
フライパンタイプと炒め鍋タイプがあるのですが、自分が買ったのは炒め鍋。炒め鍋といっても中華鍋ほど底が丸くなく、焼きが必要なものでも、少量であれば対応できそうです。

現行モデルは極JAPAN。自分が買った極と同世代のモデルには極 ROOTSがありますが、鍋本体はどれも変わらず、持ち手の部分の素材が違うらしいです。
12WOODシリーズというのがあって、ヒノキ/タモ/ウォールナットなど持ち手の部分の素材がオリジナルになっている限定モデルなのですが、今回は1人用の料理が作れるフライパンが欲しいということで22cmを狙っていたので、24cmからしかオーダーできない限定モデルは却下となりました。

リバーライトの製品は、他のメーカーの鉄のフライパンでは必要とされるから焼きの行程が必要ないとのこと。油ならしから行います。
フライパンの内側と外側を洗剤で洗い、油を鍋の深さの1/3くらいまでいれて弱火で5分熱し、火を止めて油をオイルポットに戻し、残っている油をキッチンペーパーで内側にまんべんなくすりこむように拭く。
オイルポットとは鉄フライパンには必須ともいえる、油を保管しておくための容器のことで、揚げ油の再利用などにも使われるようですね。
鉄のフライパンは、フライパンを使う際に油返しという儀式が必要になるとのことです。
フライパンをコンロに乗せ中火で温めて、お玉一杯ほどの油をいれてフライパンの肌になじませて、オイルポットに戻して、そこから必要量の油をあらためていれて調理をはじめる。こうすることで、フライパンに焦げ付くことがなくなるそうですよ。
油返しの油は何度も使えるらしいので、オイルポットの油を汚さなければそこまで油を消費することはないでしょう。
油ならしや使用温度をしっかりしないと、チャーハンがものすごいことになるというのは他のサイトで勉強していました。このサイトで、最初の失敗例と、数年後の様子を見たから購入したいと思ったんですよね。
鉄に憧れて「極フライパン」買ってみた - ウチゴハン
リバーライト極フライパンを使い始めて2年経ちました。その疑問を解消したい! - ウチゴハン
このフライパンを長く使っていくうえで気になりそうなのは、鍋の油を戻すのにちょうど良さそうな口が左側についているということ。自分フライパンは左手でしか持たないので、右に傾けてお皿に盛り付けたりするので、左に傾けて油返しをするっていうのは慣れるまで時間がかかりそうですねー。
(普段は右利きですが、包丁・ハサミ・カッターなどの刃物はすべて左です。幼稚園までは左利きでしたが直されました)

さて、フライパンの説明書を眺めると、料理が美味しくできる温度帯は170~180度ということが書かれています。フライパンの温度が高すぎて煙が出るほどだと、油が傷んでいるということらしく、美味しくないし健康にも良くないらしいです。
フッ素樹脂のフライパンは鉄の1/217しか熱伝導率がなく、熱伝導率が悪いため火力を上げる→フッ素がすぐダメになる→フライパンが使えなくなるというサイクルのようです。うーん、勉強になるなぁ。
ちょっと怖いので、多めに油をいれて、中火より少し強い程度で炒め鍋をふってシンプルチャーハンを作ってみましたが、鍋に材料を入れた時点で音が全然違う。食材がパチパチいうんです。なんだかそれだけで気持ち良い。
今まで自宅で使っていた家族共用のフライパンは26cmなので、22cmは小さいので振るのにコツが必要ですが、710gの鍋なので普通に振れます。
フライパンの温度を覚えるまで時間がかかりそうですけども、なんだかチャーハンを作っただけで満足してしまっている自分なのでした。鉄のフライパンは育っていくものみたいですから、自炊が楽しくなりそうです。
公式動画で、この鍋ではチャーハンは中火で大丈夫って言ってるので作り方は正解だったようです。今回は醤油いれてないんですが、醤油って香り付けだったのですね。
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