FUJIFILM X100V を試写

FUJIFILM X100Vを試写してきました。

2021年3月現在の設定
画質モード FINE (jpg)
フィルムシミュレーション PRO Neg.Hi
グレイン・エフェクト OFF
カラークローム・エフェクト OFF
カラークローム ブルー OFF
ホワイトバランス AUTO R:1 B:0
ダイナミックレンジ DR100
Dレンジ優先 OFF
トーンカーブ H:-2 S:-2
カラー 0 → シチュエーションによっては+1でも良いかも
シャープネス +1
ノイズリダクション 0
明瞭度 -2



全体的に眠いような写真で、ピント位置は解像しているくらいの柔らかさの写真が好き。

自分の好みの写真にするには、露出低めで撮って、リサイズ時に明るさをピークまで寄せます。SILKYPIX JPEG Photography 8を使っていて、弄るところは露出・HDR・黒レベル・ホワイトバランス(色温度)くらいでしょうか。

RAWで撮ったほうが追い込み自由だと思うんですけど、過去に試したら自分には面倒で合わなかったんですね。

DSCF0041_20210329111226f29.jpg

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自分は電車についてはよくわからないのですが、この「青ガエル」は元東急5000系電車のことのようで、東京都渋谷区と秋田県大館市は忠犬ハチ公で繋がりがありますから、その縁でやってきたものなのかもしれません。

鉄道車両・青ガエル、かつての緑再び 秋田・大館、塗り直し終了 | 毎日新聞



DSCF0043_20210329111228ca1.jpg

F6.4まで絞ってるので、全体にピント来そうなものですが、ピント位置微妙だったかな。大館駅もいずれこの場所から移動することとなるのですが、どういう風景になるのでしょうか。

DSCF0044_20210329111230f38.jpg

デジタルテレコンをガンガン使っていますが、自分の見る限りだとまったく問題ありません。換算70 mmは気になるシーンもありそうですが、換算50mmならほとんどで大丈夫でしょう。

DSCF0045_1.jpg

デジタルテレコンとボケ味。換算35mmと比較してしまうと繊細感は劣っているように見えますが、手軽にこの画角が使えるなら悪くないと思いますね。

それにしてもX100S時代のレンズとは全然違う描写をしますね。

DSCF0046_20210329112859f66.jpg

これもデジタルテレコンにて。光学ズームじゃなくてここまで写れば、ボディーの小ささも相まって、換算50mmを持ち歩くには、ベストな選択肢ですね。

50mmのレンズを作るとどうしても小型に出来ないようで、持ち運びするには大きくなってしまいます。描写としては大好きだった、X-E1+XF 35mm F1.4 R を手放して、X100Sに乗り換えしたのもこのあたりの携行性の問題。

バッグを選ばないと、カメラを忍ばせることが増えるので、小さい方がいいですね。

DSCF0047_20210329112901b93.jpg

階段の上には、大館を見渡せるスペースがありますが、あまり高い位置ではないため、少し物足りない雰囲気はあります。

ちょっと荒いなぁ。よく写るときとそうでないときの差がまだ掴めていないので、換算70mmは注意して使ったほうがいいかもしれません。

DSCF0048_20210329112902c20.jpg

御成座の看板が設置されていました。

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これ手書き看板なんですよ。

DSCF0051.jpg

この建物自体、真向かいに大館駅を捉えるようにデザインされたのでしょうね。

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F3.2でSS1/2900だからブレようがないと思うのですが、自分がブレるように撮影してしまったのか、実際にボケが綺麗ではないのかイマイチわからない状況。確かこれは撮影35mm。

X100VはNDフィルターの切り替えが出来るので、ピーカン状況でも悩まず撮れますね。X100Sでこんなに寄った状態ですと、X100シリーズ特徴の独特な描写をすると思うのですが、X100Vはピントが合ってる面は綺麗で、開放気味でも使い物になるという感じですね。

DSCF0053_20210329113718e44.jpg

逆側から確か換算50mmで撮ったもの。これは綺麗に撮れました。
F5くらいの絞りが好きなのかも。
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