Beelink SER5 に Manjaro Linux Cinnamonをインストール

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使用想定:ブラウジングのみ。ファイル管理が必要なもの、その他ソフトについてはWindowsを使うのでブラウザが動けばOKという割り切った環境。


EndeavourOSを好んで使っていたのですが、とあるAUR (Arch User Repository)のソフトが不具合生じて使えないため、Manjaroに乗り換えました。自分の知識ではAURの不具合を修正することは出来ませんので……

UbuntuやDebian系統のLinuxも試してみたのですが、もうArch系の更新システムのわかりやすさに慣れてしまって馴染みませんでした。

現在はそこまで低性能なパソコンを使っているわけでないので、Manjaroでもサクサク動いています。


[Linux操作が詳しくない人が書いています。基本を知らずに適当にいじっているだけですので、何が起こっても責任を負いません]

基本的にはGUIでソフトがインストールできるPamac (ソフトウェアの追加と削除)を利用しますが、初期で必要なソフトを入れるときはコマンドを使うと楽なので併用します。先にPamacにてアップデートを確認しておきます。

GNOME 端末で括弧内を入力。

「sudo pacman -S noto-fonts-cjk noto-fonts-emoji」
日本語フォントを入れます。noto-fonts-emojiを最初は入れていなかったのですが、入れることでWEBページの文字化けが解消されました。

「reboot」
フォントがない環境では盛大に文字化けしますので、先に再起動します。

「sudo pacman -S brave-browser」
ブラウザをインストールします。最近ブラウザはChromeでなくBraveを使っています。AURにあるものは「brave-bin」ですが、Manajaroのリポジトリの場合は名前が違うので注意が必要です。

「sudo pacman -S fcitx5-mozc fcitx5-im」
日本語環境を最初にインストール。最初はmozcのほうだけ入れたのですが、imのほうが入っていないと文字入力の際に変換確定するまでブラウザ検索窓等に文字が表示されず不便です。

「sudo pacman -S conky mousepad」
Conkyはシステム情報表示ツールです。mousepadはWindowsのメモ帳並にシンプルなテキストエディタです。SNS投稿時などに書式を引っ張らないように整形するためにテキストエディタは必須です。


続いて設定です。

4Kディスプレイ向きに表示スケールを調整します。CinnamonデスクトップはWindowsのような設定のわかりやすさがありとても好きです。分数スケーリング設定を有効にすることで、25%ごとに拡大率を設定することが出来ます。
システム設定→ハードウェア→ディスプレイ

「sudo -e /etc/environment」
日本語入力の環境を整えます。

GTK_IM_MODULE="fcitx5"
QT_IM_MODULE="fcitx5"
XMODIFIERS='@im=fcitx5'
を入力し、F2→変更されたバッファを保存しますか? y→ そのままEnter

「mkdir -p ~/.config/conky」
「conky -C > ~/.config/conky/conky.conf」

Nemoで隠しファイルを表示し、~/.config/conky/conky.confを開いて、表示をカスタマイズします。

表示は
alignment = 'bottom_right',
minimum_width = 280,
gap_x = 60,
gap_y = 10,
update_interval = 1.0,

conky.text = [[
${color grey}Kernel:$color $kernel}
${color grey}RAM:$color $memperc% - $mem/$memmax
${color grey}CPU:$color $cpu%
]]

のあたりを変えています。常時デスクトップの右下にメモリ使用量、CPU使用量が表示されます。せっかくなので、カーネルバージョンも表示させています。

システム設定→自動開始させるアプリ→+マークで
名前 Conky
コマンド conky
起動遅延時間 8秒
で設定します。

「reboot」
再起動します。

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