MIX - Drivin' 43

『好きなソウルフルハウスの匂いっていうのは、アーバンなジャムセッションって感じの雰囲気がするもの』

前にツイッターで呟いたことですが、歌モノばかりだった昔よりも最近ではインスト系のハウスを好むようになっている気がします。心地よいグルーヴを感じられる音楽を今回も繋いでみました。70年代ネタ多め。

皆様よろしければ聞いてみてください。

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各曲の視聴はTraxsource等にリンクを貼ってあります。トラックリストは次の通り。

1. Snowman Rejam - Delfonic & Kapote (2022)

インスト曲。Delfonic & Kapoteは激ヤバなエディット物をたくさんリリースしていますね。本当に選曲センスが良いです。1979年リリースのB. Baker Chocolate Co.のSnow Blowerというジャズ・ファンクから。ギターに、サックスに、オルガンソロに。こんなの気持ち良いに決まっています。

2. Spiral - The Crusaders (1976)

インスト曲。何を血迷ったか、ジャズ・ファンクをソウルフルハウスMIXに入れてしまう挑戦をしました。The Crusadersは日本ではStreet Lifeが有名だと思いますが、自分はSpiralやSweet n' Sourが好きです。この曲のギターはLarry Carlton、キーボードはJoe Sample。

ハウスMIXに入れるということで、かなり原曲よりテンポはやいですが、聞き慣れると心地よいテンポかと思います。これまでもかっていうくらい聞かせてくれるギターソロに少しギンギンした感じのエレピソロほんとタマランです。


Spiral Live at Montreux in 1976

動画でいえば「1:15~」、MIXでいえば「9:00~」の部分の神オシャレなフレージングどうやったら思いつくのっていうくらい好きです。

3. Song for Unity (Song for Unity Nu Ground Foundation US Garage Mix) - Pattern 1 (2021)

インスト曲。スラップベースがバッチバチな大変オシャレなコード進行の曲。前の曲がテンポ揺らいでいて、テンポアップしています。繋ぎにくいですが、Love ToolsのNu Ground Foundationリミックスもオシャレです。

4. You Got Me (F & B Extravanganza Mix) - Antonello Ferrari & Aldo Bergamasco ft. Storm Marrero (2016)

女性ボーカル。オルガン薫るファンキーハウスなトラック。Antonello Ferrari & Aldo Bergamascoは良いリミックスたくさん作ってます。

5. Boogie Monsta - Moodena (2019)

インスト曲。大変力強さを感じるファンクチューンを4つ打ちに。でも、隠しきれずファンクのハネ感出ちゃうのすごく好き。

実はこのトラックもThe Crusadersで、Stomp And Buck Dance (1974)という曲です。Moodenaのハウストラックはどれも好きなんですが、多分自分の好みと似ているグルーヴ感なんでしょうね。


The Crusaders - Stomp And Buck Dance

6. Don't Be Afraid - DJ Spen, Ziggy Funk, Gary Hudgins (2014)

インスト曲。ピアノがメロディーを取り続ける少しゴスペル風なテイストも感じるDJ SpenのアルバムTransitionからの一曲。タワーレコードでのアルバムレビューではこの曲をフロアキラーと書いていますが、とてもわかります!!

7. Roger Moore's Living Room - Roland & Brother Rich (2022)

インスト曲。ピアノの流れをそのままにラテンに展開させていきましょう。MoodenaとSartorialのレーベルTROPICAL DISCO RECORDSから。スムース・ジャズピアニストGregg KarukasのRio Driveをハウスビートに。元々スムース・ジャズが好きなので、Gregg Karukasというだけでとても嬉しいのです。ピアニストでいえば、Bob Jamesも大好きです。

8. Felicidad (JJK Reversoul Dub) - Mambana (2005)

女性ボーカル。このトラックはJJK Reversoul Vocalというリミックスがあってボーカル物なのですが、それのDubです。現在はDubはデジタルで販売されていないようでかつてはSoulfuric Traxからリリースされていました。John "Julius" Knightがリミキサーだから「JJK」ですが、このリミックスの他にもRasmus FaberやAxwellのミックスもあります。

9. I Think I'm Falling in Love (Matt Early Soulful Remix) - MATT EARLY, Lee Jeffries, Otis Corley (2021)

男性ボーカル。前の曲のFelicidadの印象的なメロディーを合わせて歌ってみるとバッチリ合うんですが、同じ明るい楽曲でも色々なコード進行があってハウスって面白いなぁと思います。元ネタは、Leroy Hutsonの1976年の同曲。心地よいメロウグルーヴなソウルですねぇ。

10. Affirmation (Mark Di Meo Live Uptempo Mix) - Sergio D'Angelo (2021)

インスト。ギターが心地よく鳴り続ける名曲。Jose Felicianoが1975年にリリースしたAffirmation。翌年George Bensonがカバーして大ヒットしました。


Nujabes - Counting Stars


George Benson - Affirmation (Live Montreux 1986)


荻原亮(G)・堀井慶一(B)・橋本現輝(Dr) / Affirmation

愛されている曲ですよね。哀愁的な雰囲気が本当に心地よい。

11. Butterflies (Live Version) - Reel People, Vanessa Freeman (2021/Remaster)

女性ボーカル。オリジナルのボーカルはDyanna Fearonですが、Live VersionのボーカルはVanessa Freemanです。アルバム「Second Guess」がリリースされたのは2003年のことで、実はこのLive Versionは存在を知らなかったのです。多分2006年のSecond Guess (Live Sessions)に収録されているトラックのリマスターだと思うのですが、リマスター版がリリースされたことで、名曲の別のバージョンにたどり着けたのは良かったです。オリジナルのDrum ProgrammingはPhil Asher。


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MIXをダウンロードする (132MB / 57分44秒)
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コメント

もうシリーズNO43って41,42を聞き逃してました。でも今回が👍聞きやすいです。Fusionはダンスミュージックが沢山あるのでHouseでは普通にみんなミックスしてますしね。Herb Alpert の Red Hotなんか今でも盛り上がる。今回も良い仕事に感謝。

>> fntさん

Herb Alpert の Red Hot初めて聞きましたが、ものすごく好きです。やっぱこのあたりの音好きなのでしょうか。

テンポ揺らぐのがとても苦手なので、昔の曲を上手くつなげる人は尊敬します。

今回も聞いていただきありがとうございます。

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