MIX - Drivin' 41
Drivin' シリーズは名前の通りドライブ向けに作成しているソウルフルハウスをメインに繋いでいるMIXなのですが、最近友人の影響からか音の好みが拡張されてきています。昔はゴリゴリした感じのハウスはあまり好まなかったのですが、フロアで聞くと気持ちが良いです。
計算間違っていつもより少し短めですが、よろしければ聞いてみてください。
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各曲の視聴はTraxsource等にリンクを貼ってあります。トラックリストは次の通り。
1. So Tired of Waiting (Restless Soul Acoustic Movement) - Bah Samba, Restless Soul (1998)
インスト。Bah Samba Original Liveは聞き覚えのある方が多いのではないでしょうか。ラテンハウスの名曲ですね。1998年のサウンドということで、今のトラックに混ぜるにはちと厳しい音質があるのですが、それならいわゆるビートレスのRepriseを他のトラックに合わせてみたいと思ってRestless Soul Acoustic Movementを引っ張り出してきました。
最近の曲にはエレピってあまり使われなくなってきているので、ど真ん中なエレピを聞くと気持ちが良いです。フルートがソロを取り続けている感じのアレンジです。
2. Work It (Ricky Inch Remix) - Muzzaik, Zaida (2010)
女性ボーカル。いやー良いラテンハウスですよね。ハウスを繋ぐという行為は楽曲同士の可能性の再発見だと思っていて、綺麗に前曲からフルートが乗ってくると試した甲斐がありました。
3. Work It (Ricky Inch You Got Rhythm Dub) - Muzzaik, Zaida (2010)
インスト。女性ボーカルが入るメインも良いのですが、Ricky Inch You Got Rhythm Dubは各楽器がソロをとって展開するので激アツなんですよ。途中からこちらのDubに楽曲切り替えて Jam sessionみたいな感じのニュアンスで。
4. Make Me Over (Original Mix) - Dvine Brothers, Ole (2021)
女性ボーカル。リリースは2021-11-19なので最新トラックですね。昔のトラックだけで満足しないように気をつけていますが、最新トラックだけを繋ぐ人にならないようにも気をつけています。音楽はどの時代でも良いものは良いので。
Dvine Brothersのトラックはアフロハウスに近いものが多いですね。ディープハウスとアフロハウスは少しテイストが違いますが、辿っているとエッセンスは比較的近いものもあるという印象です。
原曲よりもキー高め。
5. Gravitate - Oscar Jerome (2019)
男性ボーカル。南ロンドン・ジャズ・シーンの新星とタワーレコードでも紹介されているOscar Jeromeのブロークンビーツ。最近では日本のWONKとのコラボもありましたね。
Oscar Jerome - Gravitate (Live)
Performed by -
Vocals & Guitar: Oscar Jerome
Vocals: George Riley
Bass Guitar: Jack Polley
Percussion: Afla Sackey
Keyboard: Theo Erskine
Drums - Ayo Salawu
Youtubeでたまたま発見して衝撃を受けました。メロディーセンスもすごくあると思うし、今後に期待できるアーティストですね。
ハウスとブロークンビーツを繋ぐ際はビートの違和感がありがちですが、上手くいきました。
6. Street Lights feat. Amalia (Laser Beam Mix) - Opolopo, Laser Beam (2007)
女性ボーカル。良いブギーディスコ。Opolopoが影響を受けている80年代前半のジャズ・ファンク的要素を入れ込んでいるとか。
配信サイトには2009年のものしかありませんが、多分初めて音源化されたのは、Rf Presents OpolopoというCDの中だと思います。Rfはラスマス・フェイバーですね。
7. Need It - B&S Concept (2021)
インスト。
シカゴの信頼のレーベルLarge Musicからリリースされた、フランス・リールの2人組B&S Concept( @BnSConcept )の「Need It」。こちらもソリッドなビートに華やかなハーモニーが重なるディープハウス。良い。
— 秋葉原住宅 | Akihabara Housing, Ltd. (@ahl_house) November 27, 2021
B&S Concept - Need Ithttps://t.co/rr1miVYf6z
自分がとても信頼おける良質ハウスの情報源としている秋葉原住宅でツイートされていた一曲。リリースは2021-11-26。なんとMIXを作る1日前(笑)
ちょっと苦しい感じの展開となってしまいましたが、強めのゴリゴリ感を継続。フロアで聞いたらグイグイ上がりそうな素敵なトラック。
8. Truth Inside (Loud&Clasiizz Remix) - CEV's (2021)
インスト。前の曲が90年代を思い浮かべるようなブラスが入っていたので、90年代といえばこのネタだろうということで、ハウスクラシックスのHardrive – Deep Insideネタを。
ハウス好きにはテンションが上がってしまうあのフレーズに、さらに多幸感を増大させるような重めのビート。最高か。
9. Lifting (Main Mix) - Warren Clarke, Shena (2009)
女性ボーカル。こういうファンキーハウスって今の世の中ではすっかり観測できなくなりました。CD化もされている音源ですが、多分Traxsourceでは配信されていません。Beatportでは買えます。
Warren Clarkeの2000年代の作品はパワーがあって好きなものが多いですね。
10. Glory (Micky More & Andy Tee Classic Mix) - Reverendos Of Soul (2021)
女性ボーカル。マイナーなコード進行に、メジャーなコード進行をぶつけてボーカルの解釈を変えていく。こういうのめっちゃ楽しい。
Produced by Giovanni Ceccati & Andrea Tonici Aka Reverendos Of Soul;
Music Arranged by Micky More & Andy Tee;
Piano & Organ by: Riccardo Burattini;
Bass by Janek Bartulewicz;
Recorded, Mixed and Mastered at Melody Makers Studios (AN) Italy
Micky More & Andy Teeにグルーヴィーなゴスペルハウス作らせたらほんと上手いよね。神リミックスです。ほんと大好き。作ってくれてありがとう。尊敬しています。
オルガンソロで盛り上がりましょう♪
11. Get Up! Go Out (Marc Cotterell's Boogie Out Mix) - Nicky P, DJ Frankie B (2021)
インスト。前曲からハンドクラップ。そこに入るベースとギター。そこからキック入りでテンションあがりますね。最近サックスがメロディーをとる曲ってあんまり探していない気がしますが、良いですね。
12. The Underground (Dennis Quin Extended Remix) - John Julius Knight, Roland Clark (2021)
インスト。ファンキーなトラックから展開させたくなるのはファンキーなトラックですが、落とす方向へ持っていくこともしないと永遠とテンション高くなってしまいますからね。こういうリズムが強めなディープめなトラックは意外とどちらにでも使える印象です。
このトラック、Soulfuric Traxからリリースされているのですが、最近Soulfuricの活動が活発になってきており、最初にソウルフルハウスを知ったときに自分の好きな音の軸を作り上げたSoulfuricが2021年現在も動いていることが嬉しくなります。
オリジナルリリースは2011年。
13. Story - Melchior Sultana (2016)
インスト。元々はとてもスローなディープハウス。ベースラインを思い切り切って、The Underground (Dennis Quin Extended Remix)と重ねてるんですが、あまりに自然な混ざり方なので重ねていると言われないと気付かないかも。
今は動画消えていてないようですが、Melchior Sultanaが2018年4月に船上でDJをしていたときにかけていて、とてもゆったりした雰囲気が良いなぁと思った曲です。
Rhodes, 909 & Soul (Deep House Live Beat Making)
彼かっこいいんですよ。
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コメント
&-さん
Drivin'41 ありがとうございます。
今回も最初から最後まで流れが気持ちいいです!
とくに最後の曲かな、なぜか泣きそうになります(笑)
>> anpan さん
いつもありがとうございます。最後の曲は実は2曲が長時間重なっているので、それぞれトラックごとに聞き直してみると新たな発見があるかもしれません。
Melchior Sultanaは開放的な空間でDJやライブをしている人で、動画を見るだけでも心地よいですよ。
41&42、聴かせてもらいました!
運転が楽しくなる(踊りたくなって危うくなるw)ミックス、最高でしたー
Glory、いいですねー
>> LAO さん
聞いていただきありがとうございます。
Gloryいいですよね! これから気温もどんどん上がってきてハウスでのドライブが楽しくなってきますね。今後もMIX作っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。