MIX - Drivin' 39
ついにMIXシリーズも30番台最終の39作目。10年以上MIXコツコツ作ってるとここまでの数になるものなのですね。
ハウス好きの方に届きますように。
-------------------
各曲の視聴はTraxsource等にリンクを貼ってあります。トラックリストは次の通り。
1. Colors Of The Universe (DJ Spen Muiti Colored Music Mix) - Namy (2017)
Namy
Colors of The Universe
Produced Arranged and Written by Namy
+Remix Produced by DJ Spen & Reggie Steele
+Additional Keyboards by Reggie Steele for Steele Productions
+Drums, Mix Down & Mastering by DJ Spen
Sean Spencer & Thommy Davis Executive Producers
インスト曲。ディスコ的なビートが心地よい一曲。Namy (a.k.a. Yutaka Takanami)の活躍はKing Street Soundsから多くの楽曲をリリースしており、海外でも通用するグルーヴィーなハウスを作り上げており、尊敬するアーティストの一人です。
2. No Pressure (Original Mix) - Fuminori Kagajo, Angela Johnson (2020)
Music by Angela Johnson, Takuto Kudo & Fuminori Kagajo
Lyric by Angela Johnson
Vocal : Angela Johnson
Programming : Fuminori Kagajo
Piano & Electric Piano : Takuto Kudo
Guitar : Kenji Narumi
Bass : Tsutomu Aoki
Trumpet : Yasunori Sugo
Alto Sax : Kengo Ono
Trombone : Natsumi Itabashi
Horn Arranged by Kengo Ono
Vocals produced and arranged by Angela Johnson
女性ボーカル。数多くの日本人プレイヤーの方が関わった、アシッドジャズ的なテイストが心地よいハウス・ミュージック。Fuminori Kagajoは、ディープ・ハウスをメインに作る方だと認識しておりますが、今作のようなサウンドを聞くと、一つのジャンルに留まらない幅の広さを感じることができますね。
実は前の曲のドラムスをループさせて曲中ずっと引っ張って重ねています。
3. Feel The Real (Micky More & Andy Tee Classic Mix) - Incognito (2021)
Written by David Bendeth;
Original Music Produced by Jean-Paul Maunick aka Bluey;
Remix & Additional Production by Micky More & Andy Tee;
Vocals: Imaani;
Rhodes: Tom O'Grady;
Guitar: Francisco Sales;
Bass: Francis Hylton;
Trombone & Brass Arrangement: Trevor Mires;
Saxophone: Andy Ross;
Trumpet: Ryan Quigley.
Mixed & Mastered at Melody Makers Recording Studios (AN) Italy.
女性ボーカル。2016年発表の「Incognito Play Jazz Funk Classics」というアルバムに収録のFeel The RealをMicky MoreとAndy Teeがリミックスしたトラック。実はIncognitoによるプレイもカバーで、オリジナルはDavid Bendethによる1979年リリースの同タイトル曲。Brian TappertとRoy Grantによるデュオとして知られるJazz 'n' Grooveにもハウスアレンジがされています。
ブラスとドラムのフィルインで前の曲から転換。
4. Satisfy - Dj Meme, Inaya Day, Aline Rocha (2020)
女性ボーカル。ブラスとカッティングとベースが混じり合う、グルーヴィートラック。Inaya Dayといえば、Mousse T. のHoneyが自分の中では印象に強いですが、20年以上ボーカリストとして活動し続けているのがカッコいいですね。
5. F.A.K. (Main Mix) - DJ Gomi, Antonio Hart (2020)
Produced by DJ Gomi
Written by Kazuhiko Gomi & Antonio Hart
Executive Producers: Kenny Dope & Tracy "Treydawg" Moralez
インスト曲。前の曲のブレイクに攻撃的に重ねたのはこの曲。ドライブ感のあるトライバルなビートに、グイグイ乗ってくるサックスが耳に残る一曲。基本ビートで追う感じのグルーヴであるのに、途中曲が展開して、心地よいコード進行に変化するのがたまらないですね。
6. Disco Dust Special (Original) - Marc Cotterell (2021)
インスト曲。前の曲を長く引っ張って重ねています。とてもかっこいいディスコ系Jackin House。Marc Cotterellは最近チャート等でもよく目にしますが、グルーヴをとてもわかっているアーティストだと思います。2021年4月リリース。
7. Fusion - Musaphia & Mayhem (2004)
インスト曲。めちゃくちゃ好きな曲でアガリまくるのですが、Traxsourceでは既に配信終了しているようです。Joey "Musaphia" と Martin 'Mayhem' Ikinの二人は、00年前半の頃はグルーヴィーなトラックばかりをリリースしていたので気になる方はチェックしてみると良いですよ。
8. All My Life (Opolopo Extended Remix) - L'Tric, Andrea Martin, Sean Declase (2021)
男性ボーカル。最近のOpolopo先生のディスコブギー的なニオイのする楽曲の安定感がドツボです。オリジナルは、Daft Punk - One More Timeみたいな少し懐かしいサウンド。
9. I Want It Right - Disciples of Phunk (2003)
女性ボーカル。Disciples of Phunkってご存知でしょうか? ハウスシーンで名前を見ることも多いDJ DiscipleとMichele Chiavariniのユニットで2003年に名曲を残しています。一時期のRichard Earnshawもこの手のサウンドをよく作っていましたが、この曲のリミックスを手掛けたりしています。ソロのフレーズがスケールの中で想像できない先を行く感覚、しっかり音楽がわかるアーティストという雰囲気を感じます。
MIXをストリーミングする (※ダウンロード制限回避)
MIXをダウンロードする (116MB / 50分54秒)
- 関連記事
-
- MIX - Drivin' 44 (2022/08/27)
- MIX - Drivin' 37 (2020/09/01)
- DJMIXで参加 MIXIM vol.01 electric (STRLabel) (2011/11/03)
- MIX - Ecstatic (2020/07/20)
- MIX - Drivin' 45 (2023/01/12)
- MIX - Drivin' 43 (2022/05/15)
- MIX - Drivin' 40 (2021/07/24)
- MIX - Drivin' 38 (2020/12/25)
- MIX - Drivin' 42 (2022/02/05)
- MIX - Drivin' 36 (2020/03/21)
コメント
お久しぶりです。前回のDrivin' 38も良かったですが、コメを入れ忘れてました、今回も良いですね。日本人もクオリティの高い音を作れるようになって、日本人のハウスを少し聞くようにしなきゃ。
All My Life は最近のお気に入りでまさかDrivin'で選曲されるとは、ナイスです。
>> fnt さん
いつもありがとうございます。コメント励みになります。
日本の方でも昔からソウルフルの軸を意識していた方は居たとは思うのですが、音の質感が結構異なっていたように思います。最近だとマスタリングの進化からか、トラックのまとまりがだいぶ良くなってきた印象があり、国内/海外問わず混ぜやすくなっていますね。
All My Life、カッコいいですよね!! グッときます。
初めまして。kanaと申します。
こちら青森市在住でして、ここには青森の話題もあり、センスの良い楽曲を聞かせてもらえるので、たまに見ておりました。
ハウスはあまり聞きませんが、グルーブは一緒だと。格好いいものはやはりGoodだと思っています。最近は大久保 博氏のアルバムを良く聞いたりしていますが。
突然のコメント失礼しました。
>>kana さん
コメントありがとうございます。嬉しいです。
大久保博さんは、東京で開催されている「秋葉原住宅」というイベントでお会いしたことがあります。小さい頃R4というレースゲームをやっていたことがあって、そのころいわゆるクラブミュージックっぽい音楽に初めて触れたような気がします。
https://ahl-house.info/
ジャンルは色々細分化されていますが、自分も結局は音楽はグルーヴに共通点があるかどうかだと思います。それが打ち込みなのか生音なのか、テンポが一定なのか揺らぐのか、色々好みはあると思いますが、耳でしっかり音楽を聞いていればそれは些細な違いに見えますね。
Drivin’39作目、DLさせてもらいました! 今回も運転のテンションがあがるMIX、ハードループしてます。最高です。
ずっとファンで聴かせてもらってますが、Drivin’20作前後から前のMIXはPCクラッシュによって霧散してしまい悲しいですが、これからも楽しみにしてます!
>> laoさん
コメントありがとうございます!!
いつまでもこういうハウスが大好きなので、メジャーシーンで無かろうとずっと追っていきたいと思っています。
ぜひドライブのお供にしてください♪