和食や あいさわ で ばっけの天ぷらをいただく (盛岡)

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盛岡の中でも気になるお店が並ぶストリート。自分の気になるというのは "評価" ではなく、実際に足を運んだ時にここは素敵なんじゃないかという雰囲気を感じることである。

昔は美味しいものを食べるために、調べることが多かったのだけれど、最近そういう感覚が限りなく薄い。美味しいものよりも、気になるお店のほうが大事。

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大体の場合は、直感的に良さそうと思った店はハズレがないんですけどね。

和食や あいさわも大変素敵なお店でした。カウンターとお座敷が少しだけとあんまり広いお店ではありませんが、落ち着いていて雰囲気がとても良い。マスターが優しげな感じなので、初めてでもとても印象が良かった。

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2011年の東日本大震災で、岩手県陸前高田市は壊滅的被害を受け、蔵、製造工場が全壊、流失したという八木澤商店。2013年には自工場での製造を再開したという。

震災発生から約1カ月後、醤油の味の決め手となるもろみが奇跡的に発見され、再開にこぎつけた。そんな話を実際にカウンターで聞いたら、停電ほどしか被害を受けなかった秋田県大館市在住の自分でもウルッときます。

となりにあるお酒は、わしの尾 (岩手県八幡平市)。

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確かカツオと言っていた気がしたのですが、忘れてしまいました。

たくさん食べ歩きしていても、目利きとか味の違いがわかる男にはならないし、そういう知識から入るような食べ方は一生したくない。これは味がどうこう語ってもそれは好みだし、自分自身の中でおさめておけばいい感情。

食べ物は大多数が美味しいものだと思うし、それを調理して出す人は尊敬対象になる。気に入ったら一言「おいしい」という言葉が出せたらそれでいいのです。

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『秋田の人は「ばっけ」食べないんでしょ?』 という話になって、天ぷらから外すかを聞かれましたが、もしかして地域性なのでしょうか?

秋田県北では普通にばっけは食べますし、もしかしたら秋田県の他の地区では好んで食べないところが存在するのかもしれません。きりたんぽが秋田県北グルメであるように、きりたんぽとだまこのように県内の人でも差があるのかもしれませんね。

ブログを読んでいる秋田以外の方に補足。ばっけ = ふきのとうです。苦味が心地よい春の山菜。
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