おすぎ食堂 の馬刺しのなめろう と 本気で作った馬肉うどん (大館)

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オープン直後からは少しずつメニューも形を変え、すっかり大館の方にも認知された感のある「馬肉料理 おすぎ食堂

オープンしてしばらくすると、専門店から何でも屋に変わってしまうことの多い田舎事情の中でも、しっかり馬肉料理中心として営業をされています。このお店の二階が「国際の会議場」という隠れ家スペースになっているわけなのですが、下でご飯を食べた後ハシゴできるようになっているため、移動が楽で大変面白い。

大館在住じゃない方に少し補足を挟むと、国際というのはこのあたりにある「国際通り」という飲食店街の名前から来ております。

馬肉は秋田県北地区で愛される料理のひとつですが、癖がある食材でもあるので苦手な方は苦手。様々な部位や食べ方がありますから、このような馬肉中心で影響されているお店があれば、そのイメージも変わるかもしれません。

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まず、はじめに美味しそうなキノコをいただきます。

食べ方としては、まず傘の部分を外して裏返します。このタイプのものは、柄の中身に水分を含んでおりまして、その水分を摂取すると、 "ほろ酔い" という状態になります。

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2月後半の時点ではまだメニューに乗っていなかったのですが、馬刺しのなめろう (馬肉のなめろう) ということらしいです。

なめろうといえば魚というイメージがありましたが、馬肉をこのような形で食しても美味しいのですね。馬肉は時間を置くと変色してしまうので、一種の新鮮さのようなところは魚と共通点があるのかもしれません。

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地元秋田県北地域の煮込みといえば、基本的には "しない" です。

"しない" とは方言で、噛み切れないといった意味の言葉で、 "しない" ≒ "美味しくない" という意味合いに捉えられることもありますが、地元付近では "しない" お肉を好む傾向にあるので、正確には美味しくないではありません。

そのような傾向のお店が多いので、このお店のようにホロホロタイプの煮込みは珍しい気がします。特に馬肉はかための傾向に仕上げているところが多いですからね。

ホロホロタイプといえば、パラダイス食堂 鶴亀の牛すじも似ていますね。

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馬肉うどん (600円)。

Facebookの宣伝文句を見ると、「馬肉料理屋が本気で作った馬テールと野菜のまろやかなこだわりスープ」とあります。

ブログとかネット上で見る写真っていうのは実際の大きさがよくわからないことが多いのですが、これは食堂などと比べると、かなり小さめです。出汁がきいていて美味しく、お酒を飲みまわった後に食べる締めのうどんとしては嬉しいんじゃないかなぁと。

国際通りはスナックが多いわけなのですが、締めのお店となるようなラーメンを食べたりする場所は古くからあるお店が中心だと思います。立地的にも国際通りから遠くないここで、うどんで攻める姿勢素敵だなぁと思いますね。

あ、自分はオープンしてすぐお店に入って食べたので18時前ですけどね(笑)

お店は23時30分までやっているようで、締めの時間として訪れるにも十分な営業時間。カウンターはありませんけども、席があいていれば普通に一人客でも大丈夫です。

引っ越ししてから飲みに行く頻度がかなり減っていますが、また時間あるときに寄りたいですね。
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