将来資産の構築 2021/11

将来資産の構築 tsumiki証券 | &-'s Blog [アンドーズブログ]



2020年11月にこんな記事を書いてから1年。状況が変わりましたのでメモしておきます。

昨年持っていた、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは積立を辞め、全解約しました。インデックスのように「すべてを買う」という考え方に違和感を感じたことが大きいです。


現在は初心者ながら色々検討しまして、次の商品を保有しています。

セゾン資産形成の達人ファンド [tsumiki証券]

主につみたてNISAで運用。全世界の資産形成の達人 (機関投資家向けアクティブファンド)に投資をする商品です。

「ファンズオブファンズ」で地域別に組入れがされていて、その形態ゆえに幅広い分散がされます。2021年10月度運用レポートによると、合計540の企業に分散がされているようです。後述する他の商品が約60~80銘柄ということを考えると、アクティブですがしっかり分散されています。 (※被っている企業があれば540よりも減ります)

一般向けより手数料が安い機関投資家向けファンドを組入れ対象としているためか、いいとこ取りをしながら信託報酬も抑えています。リターンは信託報酬を差し引いて比較されるものですが、アクティブファンドでも好成績を残しています。信託報酬を加味した実質的な負担額 年1.35%±0.2%程度。

大和住銀DC海外株式アクティブファンド [SBI証券]

三井住友DSアセットマネジメントの商品。運用はティー・ロウ・プライス・アソシエイツ・インクに委託。MSCIコクサイ・インデックス (日本を除く先進国)をベンチマークとしていますので、新興国市場 (中国等)は含まれません。信託期間は無期限。信託報酬は年1.782%。ティー・ロウ・プライスは以前セゾン資産形成の達人ファンドにも組入れ実績のある米系独立系資産運用会社。

pontaポイントをSBI証券で使えるため、もっぱらポイントを使うときに購入しています。毎月の積立額は少なめ。長期間の運用実績があり、こちらもアクティブでありながら好成績を残しています。

ティー・ロウ・プライス 世界厳選成長株式ファンド(確定拠出年金向け) [野村證券]

今月からiDeCoで運用することにしました。先程の大和住銀DC海外株式アクティブファンドと同様にティー・ロウ・プライスが運用を行う商品。世界各国の株式(エマージング・マーケットも含みます。)とのことで、こちらの商品は日本も新興国市場も含まれます。全世界から約60~80銘柄を選んで運用されます。参考指数はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス。

実はこの商品「投資信託」での取り扱いもあってその場合は信託報酬は年1.683%。「確定拠出年金向け」は年1.078%になります。ティー・ロウ・プライスの運用で年1.078%は安い。

この商品を買えるのは野村證券だけなので、他の証券会社ですと大和住銀DC海外株式アクティブファンドのような商品を買うしかありません。iDeCoでは2021年5月から運用開始されたばかりなので、今後どのような動きをするかが楽しみです。

結い2101 [鎌倉投信]

直販でしか買えない透明性の高い商品です。運用方針が独特です。

「いい会社」へ時価総額加重ではなく、等金額投資をする。「いい会社は等しくいい会社なので投資ウェイトに差をつけない」というスタンスとなっています。投資先の「いい会社」はどのような理由で評価しているかを見ることが出来ます。

現金比率が高めで、信託報酬年1.100%を差し引いた後に年率リターンが4%になるような目標にしています。他の投資信託のように利益をバンバン出していくような商品ではありません。鎌倉投信の考え方では、投資で得られる果実(リターン)を、投資家の「資産形成」「社会形成」「こころの形成(満足度)」が掛け合わさったものとして捉えているので、単純にお金が増えることだけをリターンとして捉えていないのですよね。

昔から良いと思っていたマザーハウスにも投資していたり、興味があります。


以上4つの商品を保有しています。元手が少ないので増えるまでに時間がかかりそうですが、いずれも長期運用を目的としたものなので、無理のない範囲でじっくり増やしていきたいと思います。
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