ダイハツ エッセ に Creative Pebble V3 を導入

車のオーディオを入れ替えました。
車のオーディオというのは闇が深く、いくら良い音を鳴らそうとしてもロードノイズを加味してオーディオ設定をしているうちに、聞こえない音域を聞こえるようにするために音量が上がってしまい、ドアはビビるし、低音はすかっと消えて鳴りきらなくて、サブウーファーを導入したり、ドアにデッドニングを施したりお金がかかるものです。EQを細かくいじるためにはデッキも必要です。
なんだか、そんなオーディオのあり方に疲れてしまって、本来室内のデスクで使う前提の、Creative Pebble V3を購入しました。
V3とあるように、購入したのは第3世代目で、第1世代のPebbleは安いわりに鳴るPCスピーカーとして人気があります。V3ではBluetoothに対応し、ドライバーも2インチ→2.25インチに大型化しています。値段も2,000円→5,000円と機能アップされた分、相応に高くなっており、個人的には5,000円払うならもっと良いスピーカーを選ぶと思いますね。
とはいえ、車に乗せるとしたらあまり大きいものでは視界を遮ってしまうことになり、前方視界や直前直左視界などの保安基準を通らなくなってしまう恐れがありますので、小さいものでなければいけないわけです。固定はかなり強力な両面テープで止めているので、まず動きません。

電源はUSB-Cから取れるので、これを機会にAUKEYの2ポートタイプに買い替えました。
USB-Cから給電すると、Creative Pebble V3は8W RMSで出力できるようになります。もう片方のUSB-CはUSB PD 18W対応なので、スマホを急速充電出来ます。
電源ケーブル長は、エッセでギリギリなため、普通車にはそのままでは取り付けすることは困難でしょうね。
このPCスピーカーを車用に流用しようと思ったのには理由があって、スピーカー自体にONOFFスイッチがないことがあります。シガーの電源はアクセサリー電源なので、車のキーをひねったときだけ電気が流れます。そういう構造なので、車を運転時だけ電源がONOFFする構造のスピーカーは都合が良いのです。

Bluetoothなので、音を出力するためにケーブルをつなぐ必要はありません。
USBケーブルで充電しながら使う場合、USB Audioに出力するものだとスマホが勘違いして、Bluetoothが一時切断されてしまうようで、あまり上手くありません。スピーカーに電気が流れてからBluetooth接続されるまでは数秒のラグがあるようなので、エンジンをかける前に充電ケーブルを繋ぎ、エンジンをかけると、スマホに充電→Bluetoothでスピーカーと接続の順番になるので、切断されません。
オーディオ再生のアプリは、Powerampの有料版を使っていますが、
設定→UI設定→画面の自動消灯を無効
設定→UI設定→画面の向き→横画面
にしておくと、アプリを立ち上げるだけで、車の車載ホルダーにセットできる状況になるため、便利です。EQ設定などもかなり細かく設定できますし、オススメです。
車載ホルダーは、ナポレックスのFizz-1002を使用していますが、1DINサイズの小物入れの上に貼り付けようとしたら干渉してつけられませんでしたので、100均にて、ブックホルダーと耐震ジェルを購入して前方向へ取り付け位置をオフセットしています。耐震ジェルの安定感はスゴイもので、まったく揺れません。

リモコンなどはありませんが、音量ノブは運転席側にありますので、もしうるさければすぐ調整出来ます。
サイズがサイズなので低音は期待できませんし、思ったより解像感は高くありませんが、リスニングポジションが上部になったことで音楽の輪郭は拾えるようになり、ロードノイズの影響で音楽が聞こえにくいことは少なくなったように思います。スピーカー自体はあまり音が広がるタイプではないので、出音の向きは調整したほうが良さそうですね。
本来、夏場に過酷な環境になる車で使うものではないので、耐久性には疑問がありますが、しばらく運用してみたいと思います。