MIX - Drivin' 35
最近、Otographic MusicのKyohei Akagawaさんとお会いする機会がありまして、久々に音楽トークをしました。地元ではレギュラーイベントを現在はやっていないので、そういうお話をするとすごく楽しいですね。
Drivin' シリーズも既に35作目。
前作のDrivin' 34はテンポ遅めの大人ムードでしたが、今回は少しディスコよりな曲も混ぜつつの元気めですね。ソウルフルハウス大好きな人には気に入ってもらえると思います。
お楽しみください!
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各曲の視聴はTraxsource等にリンクを貼ってあります。トラックリストは次の通り。
1. North West (Kaidi Tatham Remix) - Contours (2018)
インスト。Bugz In The Atticといえば、かつてブロークンビーツシーンをチェックしていた人には馴染みのある名前ではないだろうか。そのメンバーである、Kaidi Tathamが、アーバンな雰囲気を感じるNorth Westをより、ウォームな感じにアレンジしたトラック。ブラスにワウギターに、生らしさを感じる楽曲。
2. Just Like Muzik (Michele Chiavarini Remix) - Terrence Parker, Merachka (2019)
インスト。Terrence Parkerの「GOD Loves Detroit」というアルバムに収録されているトラックをリミックスしたもの。オリジナルは少し明るめな雰囲気がするものの、リミックスはかなりディープな方向性で仕上がっています。Vibraphoneのソロが良いですねぇ。
3. So Thankful (joey Youngman Remix) - Bobby D'Ambrosio (2019)
女性ボーカル。元々はかなりゴスペルライクな曲で、2002年リリース。joey Youngmanといえば、Jackin Houseのイメージがとても強いのですが、とてもパワフルなトラックで新しい一面を発見した感じです。ブレイク部分のKeyを上げていくのが心地よく、そこから重めのキックが戻ってくる様子はとてもかっこいいです。最近フロアでハウスを聞いていないのですが、14:43の抜く感じは良い感じに温まっているフロアでは盛り上がるでしょうね。
4. Clarence J. Boddicker (Lorenz Rhode Remix) - S3A (2019)
インスト。S3A(Sampling As An Art)の"Pages"リミックス・アルバムから。オリジナルは、MAWから影響を受けているというカットアップとディスコソウルが融合した感じのトラックですが、Lorenz Rhodeによって不思議なコードワークが施されたことによってオリジナルにはない雰囲気が生まれています。
YoutubeにLive動画がアップされていますが、これがかっこいいんですね。
S3A - Clarence J. Boddicker (Lorenz Rhode Remix) studio live jam - YouTube
5. Batucada - KAORU ONO,DAISUKE (2010)
インスト。KAORU ONOのアルバム「MUSIC TRANQUILIZER」から。とてもJazzよりな楽曲が多いアルバムなので、コードをぶつけずに繋げるのがなかなか難しいのでMIXへの収録は今まで出来ていなかったのですが、前の曲から上手く繋がることを発見し、収録してみました。JABBERLOOPのDAISUKEがSax.にて参加しています。2020年現在このあたりのサウンドを聞くと、面白みを感じますね。
BATUCADA:尾野カオル/Kaoru Ono with DAISUKE from Release Party 7/16
6. Jamming Love La Musica (Yuriy Poleg Remix) - Oscar K. (2014)
インスト。2019年にシティポップブームが再来し、そのサウンドを加味するのであれば、同曲のOriginal Mixが受け入れられるのではないかと思いつつ、アッパーさを感じるYuriy Polegのリミックスをチョイス。
7. Un Amore Da Favola - Steven Stone,Little D (2019)
女性ボーカル。自分、Steven Stoneはハウスを聞き始めた初期の頃からずっと好きなんですよね。いつも安定して聞きやすいトラックを作ってくれるので安心できるのです。
この曲は、1997年リリースの超アーバンでオシャレなR&B、GiorgiaのUn Amore Da Favolaが原曲です。ハウスアレンジのボーカルは、Daniela Sarda。
Giorgia - Un Amore Da Favola (videoclip)
Un amore da favola by Giorgia personal bassline by Rino Conteduca with bass Mike Lull M5V
秀逸なベースラインですねぇ。アーバンソウルが、ソウルフルハウスと似た雰囲気を持つのはこういう比較をするとわかりやすいですよね。自分、ほんの少しラテンな雰囲気のする楽曲のベースラインってすごく好きなんです。
8. Higher (Karl8 & Andrea Monta Mix) - Karl8, Andrea Monta, The Messengers, Lisa Millett (2018)
女性ボーカル。1999年のUKSOUL「Higher」を2018年にリミックス。超有名なトラックが、R&Bのテイストを保ったまま、ハウスアレンジがされるのは嬉しい限りです。
HIGHER(STONEBRIDGE R&B MIX) / THE MESSENGER feat.LISA MILLETT
9. Here & Now (Full Vocal Mix) - KORT,Sejal (2018)
女性ボーカル。控えめに言って最高では? ディスコを感じるトラックに、ストリングス・ブラスを贅沢に使ったアッパーチューン。スラップベースもキメキメで良いですね。
10. Funky Ass Beat (Original Mix) - Chuck Love (2019)
インスト。Chuck Loveの心地よい跳ねビートは健在。Joey Youngman Heat Index Mixも激アツファンキートラックなのですが、極めつけはFunkapellaをブレイクビーツに乗せることじゃないかと思ったり。Jackin好きはこういうの気に入りますよね。
11. Jammin - Moodena (2019)
インスト。自分が購入した2019年リリースのトラックの中で一番盛り上がる楽曲じゃないかと思ってます。
ジャズ・ファンクの再構築といった感じで、サンプリングの妙もあれど、そこに適切に組み合わせるややスウィング感強めのハウスビートがとてもマッチしています。最高です!!!
サンプリング元は、And Then There Was The Blues - The Crusaders (1976)。
12. Never Too Much (Spen & Thommy Aphro Disco Re Edit) - Tracy Hamlin, DJ Spen (2018)
女性ボーカル。グルーブ大好きリスナーなら前の曲でテンション最高潮になっているはずですが、MIXも終盤なので、展開させていきます。ここで大ネタ、Luther VandrossのNever Too Muchのハウスアレンジ!
Luther Vandross - Never Too Much (Video)
ハウスの割にキメがものすごく多く、楽曲中にもイントロのドラム部分に多用されているキメを確認することが出来ます (44:57)
自分は1980年代前半のサウンドが好きなんですが、楽曲に音を詰め込めないシンプルさは、ソウルフルハウスの美学とも一致します。あー良い。
13. Love Will Save The Day (Mark Di Meo Remix) - Bobby D'Ambrosio, Stephanie Jeannot (2018)
女性ボーカル。10個もリミックスが収録されているのは多いですね。Mark Di Meoのアレンジはその中でもかなりキャッチーですが、Slikk Timの動き回るベースが、メロディーをユニゾンするように16分裏でフレーズを入れてくるのが面白いです。50:26~のブレイクのベースで心奪われ、52:50~で最高潮を極めるベースで昇天しそうです。
ちなみに、Love Will Save The Dayは、1987年のWhitney Houstonの曲で、プロデュースはJellybean、リミックスはDavid Moralesが担当しているようです。クラシックスだったんですね。
Whitney-Houston---Love-Will-Save-The-Day-Live-1987
Z Recordsから、2011年にRichard EarnshawとJD73のアレンジもリリースされています。
MIXをダウンロードする (122MB / 53分06秒)
Drivin' シリーズも既に35作目。
前作のDrivin' 34はテンポ遅めの大人ムードでしたが、今回は少しディスコよりな曲も混ぜつつの元気めですね。ソウルフルハウス大好きな人には気に入ってもらえると思います。
お楽しみください!
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各曲の視聴はTraxsource等にリンクを貼ってあります。トラックリストは次の通り。
1. North West (Kaidi Tatham Remix) - Contours (2018)
インスト。Bugz In The Atticといえば、かつてブロークンビーツシーンをチェックしていた人には馴染みのある名前ではないだろうか。そのメンバーである、Kaidi Tathamが、アーバンな雰囲気を感じるNorth Westをより、ウォームな感じにアレンジしたトラック。ブラスにワウギターに、生らしさを感じる楽曲。
2. Just Like Muzik (Michele Chiavarini Remix) - Terrence Parker, Merachka (2019)
インスト。Terrence Parkerの「GOD Loves Detroit」というアルバムに収録されているトラックをリミックスしたもの。オリジナルは少し明るめな雰囲気がするものの、リミックスはかなりディープな方向性で仕上がっています。Vibraphoneのソロが良いですねぇ。
3. So Thankful (joey Youngman Remix) - Bobby D'Ambrosio (2019)
女性ボーカル。元々はかなりゴスペルライクな曲で、2002年リリース。joey Youngmanといえば、Jackin Houseのイメージがとても強いのですが、とてもパワフルなトラックで新しい一面を発見した感じです。ブレイク部分のKeyを上げていくのが心地よく、そこから重めのキックが戻ってくる様子はとてもかっこいいです。最近フロアでハウスを聞いていないのですが、14:43の抜く感じは良い感じに温まっているフロアでは盛り上がるでしょうね。
Lead Vocal - Ronnell Bey
Background Vocals - Hal Jordan and 4 Pleasure
Written By: Shawn V. Lucas (ASCAP)
Published by KxQR Publishing (ASCAP)
Produced by Bobby D'Ambrosio
Co-Produced by Shawn V. Lucas
4. Clarence J. Boddicker (Lorenz Rhode Remix) - S3A (2019)
インスト。S3A(Sampling As An Art)の"Pages"リミックス・アルバムから。オリジナルは、MAWから影響を受けているというカットアップとディスコソウルが融合した感じのトラックですが、Lorenz Rhodeによって不思議なコードワークが施されたことによってオリジナルにはない雰囲気が生まれています。
YoutubeにLive動画がアップされていますが、これがかっこいいんですね。
S3A - Clarence J. Boddicker (Lorenz Rhode Remix) studio live jam - YouTube
5. Batucada - KAORU ONO,DAISUKE (2010)
インスト。KAORU ONOのアルバム「MUSIC TRANQUILIZER」から。とてもJazzよりな楽曲が多いアルバムなので、コードをぶつけずに繋げるのがなかなか難しいのでMIXへの収録は今まで出来ていなかったのですが、前の曲から上手く繋がることを発見し、収録してみました。JABBERLOOPのDAISUKEがSax.にて参加しています。2020年現在このあたりのサウンドを聞くと、面白みを感じますね。
BATUCADA:尾野カオル/Kaoru Ono with DAISUKE from Release Party 7/16
6. Jamming Love La Musica (Yuriy Poleg Remix) - Oscar K. (2014)
インスト。2019年にシティポップブームが再来し、そのサウンドを加味するのであれば、同曲のOriginal Mixが受け入れられるのではないかと思いつつ、アッパーさを感じるYuriy Polegのリミックスをチョイス。
7. Un Amore Da Favola - Steven Stone,Little D (2019)
女性ボーカル。自分、Steven Stoneはハウスを聞き始めた初期の頃からずっと好きなんですよね。いつも安定して聞きやすいトラックを作ってくれるので安心できるのです。
この曲は、1997年リリースの超アーバンでオシャレなR&B、GiorgiaのUn Amore Da Favolaが原曲です。ハウスアレンジのボーカルは、Daniela Sarda。
Giorgia - Un Amore Da Favola (videoclip)
Un amore da favola by Giorgia personal bassline by Rino Conteduca with bass Mike Lull M5V
秀逸なベースラインですねぇ。アーバンソウルが、ソウルフルハウスと似た雰囲気を持つのはこういう比較をするとわかりやすいですよね。自分、ほんの少しラテンな雰囲気のする楽曲のベースラインってすごく好きなんです。
8. Higher (Karl8 & Andrea Monta Mix) - Karl8, Andrea Monta, The Messengers, Lisa Millett (2018)
女性ボーカル。1999年のUKSOUL「Higher」を2018年にリミックス。超有名なトラックが、R&Bのテイストを保ったまま、ハウスアレンジがされるのは嬉しい限りです。
HIGHER(STONEBRIDGE R&B MIX) / THE MESSENGER feat.LISA MILLETT
9. Here & Now (Full Vocal Mix) - KORT,Sejal (2018)
女性ボーカル。控えめに言って最高では? ディスコを感じるトラックに、ストリングス・ブラスを贅沢に使ったアッパーチューン。スラップベースもキメキメで良いですね。
10. Funky Ass Beat (Original Mix) - Chuck Love (2019)
インスト。Chuck Loveの心地よい跳ねビートは健在。Joey Youngman Heat Index Mixも激アツファンキートラックなのですが、極めつけはFunkapellaをブレイクビーツに乗せることじゃないかと思ったり。Jackin好きはこういうの気に入りますよね。
11. Jammin - Moodena (2019)
インスト。自分が購入した2019年リリースのトラックの中で一番盛り上がる楽曲じゃないかと思ってます。
ジャズ・ファンクの再構築といった感じで、サンプリングの妙もあれど、そこに適切に組み合わせるややスウィング感強めのハウスビートがとてもマッチしています。最高です!!!
サンプリング元は、And Then There Was The Blues - The Crusaders (1976)。
12. Never Too Much (Spen & Thommy Aphro Disco Re Edit) - Tracy Hamlin, DJ Spen (2018)
女性ボーカル。グルーブ大好きリスナーなら前の曲でテンション最高潮になっているはずですが、MIXも終盤なので、展開させていきます。ここで大ネタ、Luther VandrossのNever Too Muchのハウスアレンジ!
Luther Vandross - Never Too Much (Video)
ハウスの割にキメがものすごく多く、楽曲中にもイントロのドラム部分に多用されているキメを確認することが出来ます (44:57)
自分は1980年代前半のサウンドが好きなんですが、楽曲に音を詰め込めないシンプルさは、ソウルフルハウスの美学とも一致します。あー良い。
13. Love Will Save The Day (Mark Di Meo Remix) - Bobby D'Ambrosio, Stephanie Jeannot (2018)
女性ボーカル。10個もリミックスが収録されているのは多いですね。Mark Di Meoのアレンジはその中でもかなりキャッチーですが、Slikk Timの動き回るベースが、メロディーをユニゾンするように16分裏でフレーズを入れてくるのが面白いです。50:26~のブレイクのベースで心奪われ、52:50~で最高潮を極めるベースで昇天しそうです。
ちなみに、Love Will Save The Dayは、1987年のWhitney Houstonの曲で、プロデュースはJellybean、リミックスはDavid Moralesが担当しているようです。クラシックスだったんですね。
Whitney-Houston---Love-Will-Save-The-Day-Live-1987
Z Recordsから、2011年にRichard EarnshawとJD73のアレンジもリリースされています。
MIXをダウンロードする (122MB / 53分06秒)
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