ASUS Chromebook C204MA を 購入

PSCF0043.jpg

なぜ、人はChromebookが欲しくなってしまうのか (主語が大きい)

PSCF0044.jpg

HP Chromebook x360 12bを購入して、フィーリングが合わず、結局すぐに手放してしまいまして、以前店頭で触って好印象を持っていた、ASUS Chromebook C204MAをお迎えすることに。

HP Chromebook x360 12bと比べると、MIL-STD-810Gの厳しい耐久性基準をクリアしているだけに、剛性感が全然違います。

きしむような感覚が怖いと感じたHP Chromebook x360 12bでしたが、このボディーでしたら手荒に扱ってもまったく問題がないでしょう。据え置きで使うサイズのノートパソコンではないので、ある程度の剛性感って大事だと思います。

タッチパッドの感覚も自分好みで、ディスプレイのベゼルなどが太いなど、現在のPC事情を考えると、ネガティブな印象を受ける部分も置いておけるほど、バランスが良い機種に感じますね。

Chromebookはすべての作業をこれ一台で済ますものではないと思っていますし、Googleアカウントを扱える箱として、"ハード面の感覚"が、自分の好みに合致するかしないかが重要なのではないかと思います。

これって地方在住者には非常にハードルが高いのですが、中身は同じようなものでも、しっくりくるかこないかが全然違います。Chromebookの概念にしっくりこないという場合はそもそも検討候補に入らないと思うのですが、Chromebookに興味を持っていても、理想の機種に出会うのはなかなか困難です。

PSCF0045.jpg

ここは完全に主観なのですが、この機種のキーボードは過去に使っていたASUS Chromebook Flip C100PAなどと比べても「打っていて楽しい感じ」がする少し反発力のあるキーボードになっています。HP Chromebook x360 12bはゴムみたいな底付き感のある感じでしたが、個人的な感覚ですと、C204MAのほうが断然好み。エンターキーとその他キーの構造が違うのか、エンターキーを押したときだけカチャカチャなります。その他キーはそこまで打鍵音はうるさいとは感じません。

自分、キーボードがボディーの端っこまでデザインされているのが好きなのですが、この機種はキーの色とボディーが同色なことも相まって、美しく感じます。キーボードの端っこが少しラウンドで下方向へ落ち込んでいるのもさり気なさも良いですね。このキーボードデザインのまま、ディスプレイをASUS VivoBook S13 S330UAのように下方向へ潜り込ませて、ベゼルを細くしたらかなり全体の印象が変わりそうです。いずれ、Chromebookが日本市場に受け入れられてきたら、そういう機種も出てくるんでしょうかね?


使い込んだらまた別の記事を上げる予定なので、とりあえず初期購入レポな感じですが、二台続いてChromebookを購入して、感じたことがあります。

Chrome OSって結構マウスカーソルの動作が独特です。

Windowsであればタッチパッドでマウスカーソルを動かしても指定の場所でカーソルを止めるのは簡単なのですが、Chromebookって加速度があるせいなのか、勢いよくカーソルを動かそうとすると目標の場所を過ぎてしまいます。シビアにコントロールしたければ、ゆっくりカーソルを動かす必要があり、このあたりの設定をできないのがちょっと不満ですね。なお、最近のChromebookはディスプレイをタッチできるのが当たり前となっているので、選択はタッチパネルを使ったほうがはやいと思うこともあり、必ずしもタッチパッドにこだわる必要がないかとも思います。

ディスプレイは実際使うには許容範囲ではありますが、Windows機で、sRGB100%に近い機種を見ていると、表示品質は微妙だと感じます。でも、メイン機とは用途が全然違うのでまったく問題ありません。少なくとも、タッチパネルとして使うには、ノングレアだとガシガシ触れる感じがあって、抵抗感がなく、好ましいかな。

CPUに関しましては、Pentium N5000だとかなり高速に動く印象はあったのですが、この機種のCeleron N4000ではそこまで速いとは感じません。でも、これに関してもChromebookに求めていることではないのでまったく問題がありません。低スペックゆえにファンレス設計にできることは、Chromebookのメリットですし、低性能でもサクサク動くから、その分、省電力なのも良いところ。実際に試していませんが、公称13時間のこの機種、かなりバッテリー持つんじゃないでしょうかねぇ。

自分のChromebookの想定用途って、とってもライトユースなので、多分Androidアプリ対応だとかLinux対応だとか言われましても、結局初期のChromebookとそこまで使い方が変わらない気がするのです。使う側が進化に追いつけていない といいますか、そんなに進化してまでやりたいことがないと言いますか。

このあたり進化しているのに使いこなせていないのが申し訳ない感じがあるので、少し模索してみたいところではありますが、数カ月経って面白い使い方が思いついていたら良いですね。
関連記事

このページのトップに戻る

コメント

こんにちは。
Chromebookのタッチパッドの加速度ですが、下記のフラグを有効化すると設定画面にオンオフ設定が出現します。

chrome://flags/#allow-disable-mouse-acceleration

「設定」→「タッチパッド」に出現した「タッチパッド アクセラレーションを有効にする」をオフにすると、常に一定のカーソル移動量となります。
(バージョン: 79.0.3945.86(Official Build)beta (64 ビット)にて確認)

>> ハタナカ さん

教えていただきありがとうございます。

購入したChromebookではデフォルトの状態で設定画面に現れていたので、オンオフ試してみましたが、どちらでも使いにくいのはあまり変わらないといった印象です。

カーソルを移動後に指をすぐに離すとすぐに止まるのですが、指先の微妙な動きを拾っているのか、数mm単位で動いてしまう感覚があります。加速度というより、機器の精度の良さなのでしょうか。

慣れるまで時間がかかりそうですね。

コメントの編集

名前
メールアドレス(任意)
WEBサイト(任意)
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ戻る