NORICHANG が大湯に! 道の駅おおゆはオシャレだった (鹿角)

道の駅おおゆが出来ていたことは知っていたのですが、普通にどこでもあるような道の駅なんだろうなぁと思っていたら、これが驚きだったのです。

木を前面に押し出したデザイン。こういう木のデザインって30年後とかどういう雰囲気になっているんでしょうか。気になる。

ホームページがしっかりしているのが好印象なのですが、世界的建築家・隈研吾氏が設計したというデザインについてインタビューページが道の駅ホームページにあるのは珍しいと思います。

実際に、ここまでデザインに拘って建築したであろう建物にこのようなデザインを阻害する張り紙をしてしまうのはとても悲しいですね。
ここがフラットになるようにデザインしたのはきっと建築家の意図があると思うのですが、その意図を汲み取っていたならこういう張り紙はしないと思うのです。通行人の邪魔をしないように、「引」ではなく「押」ですしね。
まーもっともインタビューにて「使い方は考えてもらって、どんどん建物が変わっていけばいい。」と書いているので、ツッコミを入れるところではないのかもしれませんが。

スタッフに確認したところ、写真撮影OKとのことだったので撮っていますが、トイレのピクト一つにしても、今まであった施設とはちょっとイメージが違う感じ。
トイレのドアは横開きなのですが、若い人でも結構重さを感じるので、高齢化がすすむ大湯では結構あけるのが大変なのではないかと思ったり。しかも、自動で閉まるドアではないようで、途中で半開きになっている状態が見受けられました。開けるのが大変→掲示して開きっぱなしにしておこうになるのではないかという危惧。


物産コーナーの見せ方はオシャレで、商品が厳選されている印象です。
この道の駅は全体的に新しい雰囲気の風が流れているように思うのですが、自分の周りでは賛否両論のようで、高齢世代には山菜などが豊富に置いてあるわけではないので不評なよう。山菜などがゼロというわけではなく、しっかりコーナーとしてはあるのですが、産直のように入荷量が多いようには見えなかったので、時間帯によってはなにも並んでいない = 何もない という評価になるのかもしれません。
案外、秋田県で道の駅といえば、産直としての役割がくっついているところも多く、そういうイメージで来るとちょっと雰囲気の違いを感じるかもしれませんね。
上手くパッケージングされたデザインの商品が多いのですが、そこに地元の調味料などが混ぜておいてあって、かなり良い印象です。これが地元をまったく交えない状態だと、ただの展示市になってしまいます。
秋田県では小売で販売できる商品は「中央」もしくは「県南」で作られることが多く、県北で製造し、パッケージングされた商品というのはあまり多くありません。 (※ないわけではありません) なぜ、県北でパッケージングする商品が少ないのかはわかりませんが、過去の秋田県の歴史をたどれば、もしかすればその歴史も紐解けるのかもしれませんね。
観光という目線で考えると、地元民以外の方を呼び込むイメージが強いと思うのですが、この施設は観光よりでありつつ、地元も意識した面があるのだろう と自分は感じました。

さて、物販スペースと逆側には、「肉バルNORICHANG」という秋田市の有名店が監修したという大湯えんがわカフェがあります。系列店として、魚バルTOSHICHANGもありますよね。自分は行ったことがありませんが、離れた大館でも名前を聞くくらいですから、かなりの知名度だと思います。

日曜日ということもあって、行列。店内だけでなく、店外でも飲食できるようになっています。
個人的には交通系電子マネー 「Suica」などで決済できるのが嬉しく、観光客の方でも飲食しやすい形になっていると思います。ブランド「かづの短角牛」などを活かしたメニューもあり、レジの奥で調理風景が見えるオープンな作りも食欲をそそっていい感じですねぇ。
すごくどうでも良い話ですが、業務用冷蔵庫がホシザキでなくフジマックでした。秋田県はトイレでいえばTOTO、業務用冷蔵庫ではホシザキが強いイメージがあるので、他のメーカーを使っているとすぐ目につきます (自分だけ)

大湯ドッグ (700円) と ホットコーヒー (300円)。
ケチャップとマスタードは自分でかけるタイプ。店内が満席だったので外で。
お店のすぐ外には足湯 (無料) があって、子供連れの家族で賑わっていました。ステージなどもあり、今後大きなイベントが開催されるかもしれませんね。

道の駅には無料WIFIが飛んでいて、下り上りともに高速ですからお仕事途中でふらっと寄って、作業をこなすのにも最適です。ドリンクをいただきながら、少し仕事を片付けて次の目的地へ向かう。道の駅の使い方としてはベストですね。
無料WIFIパスワードは、物販コーナー近くにある案内所 (?) の近くに書いてありました。ご使用の際は物販コーナーを見ながら、探しに行くと良いですね。動線GOOD。
コーヒーを飲みに行きたくなるカフェは自分の中ではあるんですが、作業を片付けに行きたいカフェというのはなかったので、時間に余裕があれば利用するスペースとなりそうです。
道の駅おおゆのFacebookページもあるようなので、チェックしたいと思います。ここまで文章書いて気づいたのですが、公式では「湯の駅おおゆ」として売り出したいみたいですねぇ。
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