グラデーションのある料理

自炊するようになってから外食したときの目の前の料理の見方が変わった。
その中でも一番目につくようになったのが料理の味付けのグラデーションである。
肉を調味料に漬け込んで調理すると、肉自体に強い味がついてしまうが、肉には軽く塩コショウをして、濃い目のタレをかけると素材の味とタレの味が混ざり合ってそこに良いグラデーションが生まれる。
例えば主張が激しい同士を合わせるなら、どちらも力強くなきゃいけないのかもしれない。
吉野家にベジ定食というものがあるが、素材に火を通してタレをあとからつけるタイプのグラデーションがある料理だと思う。
こういう食べ方をすると素材一つ一つに甘みや癖があるのがわかるし、食べ進めてもクドさがない。
グラデーションがない料理を食べると途中から飽きが来るような気がする。
もし、こんな料理を採れたて秋田県産野菜を使って作ったとしたら、どれだけ美味しいのだろう。
一人分の野菜をたくさんの種類用意するのはなかなか大変だから、一人暮らしにおいてこういう料理を日常に取り入れるのは難しいが、今後どんどんグラデーションを求めて味付けが薄味好みになる気がするし、食べるものも変わっていきそうな気がする。
味が平坦な料理も、今までと同じように食べるとは思うけど、飽きないように量がどんどん減るんだろうな。
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