エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする / グレッグ マキューン

「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」を購入して読みました。本自体は2014年に発行されたものなので、新しいものではありません。
この本って仕事においての向き合い方に焦点を合わせて書いているのですが、ミニマリストの思考も似たような部分があるような気がするんですね。
自分はブログではミニマリストの記事を読むんですが、本で読むミニマリストの内容っていうのはあまり好きではないのです。もちろんブログ記事も計算してしっかり書いている人もいると思いますが、ブログはまとめられていないもの、まとまりが不完全なものから気づきを発見するもので、本は明確なその人の主張を読むものといった感じに見えます。
こうすればミニマリストになれる と本に長々と書かれていても、それぞれ必要なものは違うし、その内容を真似をしたからといって、その人自身が大事なものにはたどり着けないからです。
なんのために物を少なくするのか がない人はミニマリストという言葉で生活スタイルを上辺だけ真似ても何もかわらない。そういう意味では、よっぽどこのエッセンシャル思考という本のほうが考える手助けにはなるのではないかと思うのです。
思考なんて人それぞれ違って当然だし、全員がこうでないことは知っているし、むしろこのような「大多数の物事が不要だ」と考えるタイプの人は少ないでしょう。
そもそも、自分は自分で望ましい生活を求めて物が少なくなっただけですし、誰かを真似するとか、誰かに真似されたいということから、物を減らしているわけではありません。根本から問題を断ち切れば、そこに余裕が出来て快適に暮らせることを知ってしまったから、その心地よさが自分の理想に強く合致して、そのような生活を継続しているだけです。
絶対に必要なものなんてそんなにないんです。
『絶対にイエスと言いきれないなら、それはすなわちノーである。 P.140』
どうしたら目的を明確化できるのか それもこの本には書いてあります。
トレードオフに目を向けること、自分がまだたくさんの物を所有していたときには手放したらどうなるのかを常に考え続けていた気がします。
物を捨てることはリアルタイムで選択を迫られるものではないから、決断することはさほど難しくはありません。物を減らしたときに身についた取捨選択能力、決断のスピードの向上は、人生観にも大きく影響を与えているように思っていて、実際に行動として、このエッセンシャル思考のようになっているのだろうなぁと思います。
今まで知らなかった言葉で「授かり効果」というものがあるようです。
『何の役に立つわけでもないのに、所有しているという理由だけで、失うのがもったいないと感じる。まだ持ってないとしたら、わざわざ買わないはずなのに。 P.184』
これ、まさにといった感じですね。
『つまり人生を凝縮するということは、結果に対する行動の比率を減らすということだ。 P.200』
『冷静にボトルネックを特定して取り除くことができれば、見違えるほどスムーズに重要なことを達成できるはずだ。 P.234』
とても興味深い本です。
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