ストレスを軽減するためのミニマリスト

ミニマリストとは、ストレスを軽減するために上手くはたらく概念じゃないかと思う。

自分自身が携わることを最小限にすれば、そこに起こりうる問題は根本から遮断される。関わることを最小にするということは、自ずと物が減ることを意味する。

物が減ることは、そのストレス軽減に近いところへ行くことを意味するが、目の前のものを捨てることについて意識なくおこなっていれば得られる感覚は少なくなる。

ミニマリストは諦めることをあっさりおこなうことが出来る。世の中には必要ないことはたくさんあると考えることが基本でなければ、そもそもそこまで物は減らないからである。

この諦めるというのが曲者で、取捨選択をおこなうスピードがどんどん上がってくると、諦めることについて再考することが減ってくる。ある意味では自分の中の軸が定まってきたということではあるのだが、時折それはストレス軽減に繋がっているのかということを意識しないとあらぬ方向へ転がる可能性もある。

現在の生活では、インターネットはすべてスマートフォンのテザリングにておこなっているが、これは実家に戻ればADSLの常時接続回線があり、身近にあるWIFIスポットを知っているから。

インフラをフル活用すれば所有しなくても問題なく暮らせる。それには周りを把握する知識が必要になる。

知識がなければ、制約と利便性を天秤にかけて、料金が高くなっても、自宅で高速なインターネットを繋ぐ方向を選ぶであろう。結論がこちらに転んだとしても、移動時間や安定性を考えれば、決して差額分が無駄だとは思わない。

自分は出かけることが苦にならないので、街中のインフラを最大限活用しようとするが、家が心地よくて移動したくない人は、家の中のことに経費をかけるのは当たり前。生活スタイルによって、物の所有量は大きく変わるのだから、物が多い少ないで語るのはナンセンス。

どうしたらさらに生活が自由になるか考えていれば、もっと最適な手段があるかもしれない。それには日々の小さなストレスを感じ取ることを忘れてはいけない。

ここまで書いて思ったのだが、ミニマリストってかなり論理的思考が好きな人なんじゃないかと思う。直感的に行動してミニマリストな概念で生きている人がいたらなかなかそれは興味深いかもしれない。
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