大館神明社例祭 2017 - 本祭 (駅前大館囃子共演)

※ 公の場とはいえ、人物写真です。肖像権で問題がある方は、隠しコメント欄でも良いのでご連絡下さい。すぐに対応いたします。

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大館神明社例祭 駅前共演 2014 - &-'s Blog
大館神明社例祭 2016 - 本祭 (駅前大館囃子共演) - &-'s Blog



この祭りの写真を撮る度にカメラが変わっていたり、セッティングが変わっていたりするのですが、今年はX-E1+35mmF1.4で撮影しました。

「一成講 (御成町1丁目)」「二丁目講 (御成町2丁目)」「四成講 (御成町4丁目)」「清豊講 (清水町)」が集まるこのイベントが、自分にとっての大館神明社例祭での一番楽しい時間です。

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開始18時前に各町内が指定場所にスタンバイします。

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今年の天気は小雨。各講が町内に戻るまで雨が強くならずに済みました。

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かんぱーい

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このお祭りの良さの一つは、各町内で服装が全然違うところではないでしょうか。年齢があがると、山車の上で踊るようになるのでしょうね。

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秋田音頭。秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコのところしか歌詞知りませんが、耳に残る曲です。

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伝統として残していくために、大館囃子を純粋に見せていくという試みはいいと思います。大館の祭りはどうしても各講オリジナルが強調されがちで、大館囃子スタンダードを意識した演奏というのは別で残っていって欲しいと思うのです。

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あまり演奏されることがないと言っていた、剣囃子。個人的に結構好きなのですが、この時演奏していた「鐘」の方のリズム感がバッチリでした。

演奏をはやくすると乱れがちになるお囃子ですが、鐘が安定していると全体が締まって聞こえるので、お囃子の中でも高音域を担当する鐘はリズム感が良い人でなければいけないと思うのです。

お囃子は和のグルーヴが詰まったモノ。

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町内によって演奏者の人数は異なりますが、一つの空間の中でお囃子が出来上がっていく様子は実に気持が良い。大太鼓に注目して聞いていると、かなり町内によってリズム感が異なるのがわかります。

どっしり構えてスウィングに近いグルーヴを出しているところ、同じリズムを叩いて楽譜通りといった演奏をするところ。小太鼓がしっかり間を取って頭をしっかり合わせてくるところ。

お祭りのためのお囃子というよりも、伝統がつまった日本のミュージックです。

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恒例の餅まきがあるのですが、端っこのほうに天才的なおじさんがいた。なるほどといった感じ。

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良いグルーヴを目の前にしてハンズアップは避けられない。最高である。多分こんな表現を使うのは自分くらいだと思うけど、祭りはグルーヴの塊なのである。

写真を放り出して混ざりたいと思うこともあるが、ちょっと遠くから見る風景が自分は一番好きなのである。楽しそうな人たちを見るのが好き。

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彼もまた、一緒に静かに楽しんでいるかもしれませんね。
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