長者原SA にて XF27mmF2.8 試し撮り

1泊2日で福島-山形旅行へ行ってきました。
東北6県周遊プランを使う関係で、その前の日に五所川原までご飯を食べに行くことにしましたので、ざっと計算して3,000円~4,000円くらいはお得になったかと思います (Facebookをチェックされた方はご存知ですね)
自宅から出発して戻ってくるまでで、1,167kmは最近の遠出でもかなり距離を走った方になりますね。すべて自分の運転でしたが、高速走行の上り坂以外であれば、軽自動車のエッセでも十分走れるということを再確認しました。

今回の旅では使い慣れているXF35mmF1.4というカメラのレンズを持たず、XF27mmF2.8のみを持って行きました。少し前に友人から借り、試していますが小型ということを考えるとよく写るレンズです。
撮った後の写真を見るとアンダーが沈みすぎる印象があるので、セッティングを変えたほうが良いのかもしれません。柔らかい雰囲気は出ないので、XF35mmF1.4好きな自分として違いに違和感を感じるのですが、心配していた画角としてはそれほど違和感を感じず撮影できました。
トリミング耐性は強いように思えるので、若干のトリミングは問題なく出来ますし、小型であることを重視したいのであれば、FUJIFILMのXシリーズで検討する価値があるレンズだとは思います。
すごい曖昧な表現をしますが、初期のX-Trans CMOSのXシリーズで感じていたFUJIらしさ的な雰囲気とは遠いように写るレンズに思うので、現行のFUJI機と合わせたほうが相性はいいかもしれません。 (今回撮影カメラはすべてX-E1です)
ここは、宮城県大崎市にある長者原SAです。ブランコなどの遊具もあり、高速運転で疲れた際に寄ると子どもがいても楽しめそうな大型なサービスエリアですね。

見晴らしが良いかと言われると微妙ですが、建物の裏側のほうが展望台スポットになっています。

(若干トリミング)
換算50mmというレンズは意識せずに被写体を構えても違和感ない写真が撮れて楽なのですが、換算40mm程度になるとパースを意識しないと違和感のある写真が撮れてしまうように感じます。
どこに被写体を置くか、構図はどうするか、水平をどうするか。広角に寄るに連れて考えるべきことが増えるのは、ズボラ趣味カメラマンの自分としてはやや面倒くさい。
最近では28mm程度のレンズを広角、50mm程度を望遠レンズと話す携帯デュアルカメラ事情も見ていて、求められる需要に対しての言葉の変化を感じてはいるのですが、そういう言葉を抜きにしてもやはり50mm~60mm程度がしっくり来るのは間違いなさそうです。ボケない写真で良く、階調などにコダワリがなければiPhoneで十分な時代にはなっているんですよね。

夜間は写真を撮らないというならiPhoneで十分ですし、1/1.7インチの高級コンデジが出始めた時の水準は既にスマホの画像処理技術で越えていると思いますから、将来的にはデジカメ不要になることが自分にも起こりうるかもしれません。
求めることが手軽に満足できるレベルで出来るなら、スタイルの変化はコダワリません。
新しいことに挑戦してみるってのは良い勉強になりますね。