大館 - 盛岡間を ゆっくり 花輪線 / IGRいわて銀河鉄道 で移動する
車社会の秋田で、自家用車を使わないで公共交通機関を利用する機会はものすごく少ないと思います。
車を持たなくても仕事場が近くにあり問題が出ない、またなんらかの事情で車を所有していない、所有しているのに自家用車以外を利用するというのはあまり聞いたことがありません。
確かに自家用車は便利なのですが、あまりに利用しないがために公共交通機関自体知らない人が多いのではないかと最近思うのです。自分は少なくとも知りませんでしたし、必要ないと思っていたタイプです。ドライブが好きですしね。
自分の場合、公共交通機関を利用して移動するというのは、お酒が絡んで車を持っていくと邪魔になるとき と 旅行の際に帰ってこられなかった時のリスクを回避する ためです。
最近旅行だらけですが、盛岡経由で東京に夜行バスで行き、今回大館能代に戻ってくることになったわけなのですが、盛岡に車を持っていくと、帰りに飛行機というプランが選べませんし、総経費とリスクを考えると出来る限り移動時には自家用車を避けたほうが無難だと自分は思っています。
盛岡まで大館から移動する手段は大きく3つ。
自家用車を使えるシチュエーションでは自家用車が良いように思えます。大館盛岡間は高速道路ではすぐといった印象がありますが、一般道を走っていくと結構な山道を走りますので、運転嫌いな人にとってはあまり良い道とは言えないかもしれません。昔に比べれば、直線部分が増えてかなり走りやすくなったものの、一般道のほうは走りにくい印象はまだ持っていて、諦めて快適性を求めて高速料金を支払うなら、ガソリン代とプラスすると、確実にお得になるわけではないのです。旅行時に不要な疲れは避けるべきであるので、運転が苦になる人であればなおさら公共交通機関を検討しても良いと思います。
もちろん、行動する人数がたくさんの場合はその限りではありませんが、自家用車の大きなメリットはそこなのかもしれません。物を積んでも、人を積んでも移動経費が変わらないところ。団体行動する人ならその選択肢が良いことは間違いないでしょう。
現在自分はお付き合いしている人もいませんし、独身 (※なぜアピールした) なのですが、単独行動する場合は公共交通機関も視野にいれると、快適に安く移動できるときもあるのですよね。
よく利用される選択肢としては、高速バスです。一時間に一本というペースで大館盛岡間を走っていて、所要時間は2時間20分、大館駅から盛岡駅で2,380円となります。自由席になっているので、どの便にでも好きなときに乗り込むことが出来ます。
バスに乗ることがある方はわかると思うのですが、バスは案外窮屈です。足が伸ばせませんし、独特の揺れが心地よいとはいえず、人によっては車酔いしてしまう可能性もあります。バスの空調は基本的に弱めに設定されており、夏場になると暑いこともしばしば。
そこで、今まで使ったことのない電車での盛岡までの移動を検討してみるのでした。

今まで盛岡まで電車で行こうとおもったことなんてありませんでしたから、駅員さんに聞いてみました。
どうやら、土・休日に使えるフリーパスのようで、大館盛岡間が2,590円かかるのが、フリーパス2,460円で片道利用だけで元が取れてしまう計算です。盛岡までいって帰りもこのパスを使用したとすると、確実にお得ですよね。
いわてホリデーパスという名前ですが、大館駅が含まれているのは盛岡まで抜ける電車があるからという特例なのかもしれません。これは利用価値があります。

この切符は大館駅の新幹線の券売機から購入できます。田舎では珍しいのですが、そのためクレジットカード払いでフリーパスを購入できます。
個人的にあまり現金を持ち歩かないので、クレジットカード払いが出来ることはかなりメリットです。電車やバスの運賃ってかなり小銭が増えがちですし、スマートに会計できるならそれほど嬉しいことはありません。

もちろんデメリットもありまして、一時間に一本使えるバスに比べて、二時間に一本くらいの設定しかないこと。価格設定が数百円高いこと。
この券は、フリー区間内のJRのおもな駅で買えるような記述を書いていたブログがありましたが、詳細は不明。指定席券売機を設置しているのは、秋田県内では大館だけのようです。 (普通列車 [快速含む] に指定席があるものがあるらしいのですが、乗ったことがないのでわかりません)

電車で移動すると、バスで2時間20分の道のりが、2時間50分ほどかかります。時間としても、金額としてもバスを利用しない理由はないように思うのですが、電車の良いところは足下が広いこと。
これは金額や時間といった目に見えるところにあらわれない実際に使った人しかわからない大きなメリットです。
花輪線は、進行方向に向いている席がありまして、その他にも通常の電車のように横向きで座る席もあります。途中から、IGRいわて銀河鉄道ゾーンに切り替わると乗客の数が増えてきますが、それまではかなり自由に座ることが出来ますから、移動中にまったく疲れません。
車内にトイレがついていることも大きなメリットで、バスにはない快適性があります。さらには、電車内にくずもの入れが設置されており、軽い軽食をつまんでいる人も居たのは面白かったですね。バスだと自分で出したゴミは持ち帰りが基本ですから、そこで捨てられるのは嬉しいです。 (※ただし、全車両がそうであるかはわかりません)

高速バスでは、湯瀬渓谷のあたりの景観は楽しめませんが、自家用車で一般道を走ったときに見る景色とは違った美しさが車内から楽しめます。基本的に山の中を抜けていく路線なので、自然の美しさが良いですね。
バスでは空調が満足できないことが多いのですが、電車では寒いくらいに空調が強く設定されています。着込む量で調整すれば、移動時はかなり快適です。冬場に乗る電車も温かくて快適ですよ。
車を持たなくても仕事場が近くにあり問題が出ない、またなんらかの事情で車を所有していない、所有しているのに自家用車以外を利用するというのはあまり聞いたことがありません。
確かに自家用車は便利なのですが、あまりに利用しないがために公共交通機関自体知らない人が多いのではないかと最近思うのです。自分は少なくとも知りませんでしたし、必要ないと思っていたタイプです。ドライブが好きですしね。
自分の場合、公共交通機関を利用して移動するというのは、お酒が絡んで車を持っていくと邪魔になるとき と 旅行の際に帰ってこられなかった時のリスクを回避する ためです。
最近旅行だらけですが、盛岡経由で東京に夜行バスで行き、今回大館能代に戻ってくることになったわけなのですが、盛岡に車を持っていくと、帰りに飛行機というプランが選べませんし、総経費とリスクを考えると出来る限り移動時には自家用車を避けたほうが無難だと自分は思っています。
盛岡まで大館から移動する手段は大きく3つ。
① 自家用車で移動する
② 高速バスで移動する
③ 花輪線 - IGRいわて銀河鉄道 で移動する
自家用車を使えるシチュエーションでは自家用車が良いように思えます。大館盛岡間は高速道路ではすぐといった印象がありますが、一般道を走っていくと結構な山道を走りますので、運転嫌いな人にとってはあまり良い道とは言えないかもしれません。昔に比べれば、直線部分が増えてかなり走りやすくなったものの、一般道のほうは走りにくい印象はまだ持っていて、諦めて快適性を求めて高速料金を支払うなら、ガソリン代とプラスすると、確実にお得になるわけではないのです。旅行時に不要な疲れは避けるべきであるので、運転が苦になる人であればなおさら公共交通機関を検討しても良いと思います。
もちろん、行動する人数がたくさんの場合はその限りではありませんが、自家用車の大きなメリットはそこなのかもしれません。物を積んでも、人を積んでも移動経費が変わらないところ。団体行動する人ならその選択肢が良いことは間違いないでしょう。
現在自分はお付き合いしている人もいませんし、独身 (※なぜアピールした) なのですが、単独行動する場合は公共交通機関も視野にいれると、快適に安く移動できるときもあるのですよね。
よく利用される選択肢としては、高速バスです。一時間に一本というペースで大館盛岡間を走っていて、所要時間は2時間20分、大館駅から盛岡駅で2,380円となります。自由席になっているので、どの便にでも好きなときに乗り込むことが出来ます。
バスに乗ることがある方はわかると思うのですが、バスは案外窮屈です。足が伸ばせませんし、独特の揺れが心地よいとはいえず、人によっては車酔いしてしまう可能性もあります。バスの空調は基本的に弱めに設定されており、夏場になると暑いこともしばしば。
そこで、今まで使ったことのない電車での盛岡までの移動を検討してみるのでした。

今まで盛岡まで電車で行こうとおもったことなんてありませんでしたから、駅員さんに聞いてみました。
どうやら、土・休日に使えるフリーパスのようで、大館盛岡間が2,590円かかるのが、フリーパス2,460円で片道利用だけで元が取れてしまう計算です。盛岡までいって帰りもこのパスを使用したとすると、確実にお得ですよね。
いわてホリデーパスという名前ですが、大館駅が含まれているのは盛岡まで抜ける電車があるからという特例なのかもしれません。これは利用価値があります。

この切符は大館駅の新幹線の券売機から購入できます。田舎では珍しいのですが、そのためクレジットカード払いでフリーパスを購入できます。
個人的にあまり現金を持ち歩かないので、クレジットカード払いが出来ることはかなりメリットです。電車やバスの運賃ってかなり小銭が増えがちですし、スマートに会計できるならそれほど嬉しいことはありません。

もちろんデメリットもありまして、一時間に一本使えるバスに比べて、二時間に一本くらいの設定しかないこと。価格設定が数百円高いこと。
この券は、フリー区間内のJRのおもな駅で買えるような記述を書いていたブログがありましたが、詳細は不明。指定席券売機を設置しているのは、秋田県内では大館だけのようです。 (普通列車 [快速含む] に指定席があるものがあるらしいのですが、乗ったことがないのでわかりません)

電車で移動すると、バスで2時間20分の道のりが、2時間50分ほどかかります。時間としても、金額としてもバスを利用しない理由はないように思うのですが、電車の良いところは足下が広いこと。
これは金額や時間といった目に見えるところにあらわれない実際に使った人しかわからない大きなメリットです。
花輪線は、進行方向に向いている席がありまして、その他にも通常の電車のように横向きで座る席もあります。途中から、IGRいわて銀河鉄道ゾーンに切り替わると乗客の数が増えてきますが、それまではかなり自由に座ることが出来ますから、移動中にまったく疲れません。
車内にトイレがついていることも大きなメリットで、バスにはない快適性があります。さらには、電車内にくずもの入れが設置されており、軽い軽食をつまんでいる人も居たのは面白かったですね。バスだと自分で出したゴミは持ち帰りが基本ですから、そこで捨てられるのは嬉しいです。 (※ただし、全車両がそうであるかはわかりません)

高速バスでは、湯瀬渓谷のあたりの景観は楽しめませんが、自家用車で一般道を走ったときに見る景色とは違った美しさが車内から楽しめます。基本的に山の中を抜けていく路線なので、自然の美しさが良いですね。
バスでは空調が満足できないことが多いのですが、電車では寒いくらいに空調が強く設定されています。着込む量で調整すれば、移動時はかなり快適です。冬場に乗る電車も温かくて快適ですよ。
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コメント
>> 鍵コメ さん
実はこのブログはひっそりコメントをくれる方がとても多いのですが、形として読まれていることが実感できると嬉しくなります。
読まれようとしなくても、必要とする人には読まれているという感覚が好きで、押し付けにならない記事が誰かのためになったらそれほど嬉しいことはありません。
素敵な旅となれば良いですね♪