スマホのイメージセンサーが大きくなってきている

昔からデジモノは好きで、新製品が出るたびにチェックしています。特定のメーカーが好きというのはないので、結構幅広くチェックしているほうだとは思います。

最近惹かれたのはソニーのイメージセンサー IMX378。スマートフォン向けユニット。

1/2.6インチセンサーで画素ピッチは1.55μm、1200万画素

Sony IMX378 is the new camera sensor in Xiaomi Mi5S and HTC Google Pixel – GizBeat



今では見なくなった廉価タイプのコンデジのセンサーよりも小さいけども、レンズがF2だったり、センサーの小ささのウィークポイントを補っているのが大変面白く、オートフォーカスも高速化されている。強力な手ぶれ補正を加えれば低感度での撮影も可能になるのではないかと思いますね。

昔、オリンパスにSTYLUS XZ-10という機種があって、ボケない、寄れる、シャッタースピードが稼げると変わり種カメラとして注目していましたが、スマートフォンのカメラはそのジャンルを完全に飲み込んでしまうでしょう。

ZenFone Zoom S (ZE553KL) | スマートフォン (ASUS 日本)



更に進化したセンサーとしてSONYのIMX362センサーがあります。

ネットの情報によれば、ややセンサーサイズを拡大し、1/2.5インチセンサーになっているようで、画素ピッチは1.40μmとのこと。

ZenFone Zoom Sは14nmプロセスのCPUと、大容量のバッテリー、記録用としては申し分ないカメラ性能で、現時点でもっともバランスの良い機種になるのではないかと思います。ハイスペックではないミドルスペック機としては最高ですね。

デジカメのように光学ズームを入れられない厚みの制約として明るい単焦点レンズを2つ入れる、それをソフト上最大限活用する仕組みは素晴らしいと思います。

センサーの小ささは大きいものには劣りますが、小ささゆえの手軽さが自分で満足できる水準をこえれば、デジカメという存在は必要なくなってしまうかもしれません。

サンプル写真を見た感じは、まだまだそのレベルに達するまでには時間がかかると思いますが、ソフトでのボケ演出などは更に進化していくでしょう。

スマートフォンでの欠点、広角レンズしか使えない問題も次第に解決しつつありますし、近い将来革新的な進歩が見られるでしょうね。

画素数が大きければみたいな雰囲気は今でも根強く感じるのですが、センサーとして1000万画素くらいで1/1.7インチ、初期の高級コンデジを最新技術でスマホにおさめたみたいなものがあらわれたらテンション上がるでしょうね。CCD時代からしたら、かなり高感度も強くなりましたし、面白いのではないでしょうか。


綺麗に取れるデジカメより、発展途中なスマホカメラのほうがワクワクしますね。
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