秋田県大館市 で 楽天ペイ決済できるお店に行ってみた

XE1S2043.jpg
チャンジャ (420円)。

皆さん、楽天ペイってご存知ですか。

日本で似たようなサービスといえばLINE Payというものがありますが、現在中国で現金決済をなくす勢いで普及しているアリペイのような、QRコードタイプの電子決済です。

日本では、SuicaやiDなどプリペイドとポストペイ型の電子マネーが普及した経緯もあり、QRコードタイプの決済方法は2017年6月現在ではあんまり広がっていないように思いますが、QRコードタイプですと、利用者はスマートフォンにアプリを入れるだけで簡単に使えることから、カードタイプより電子マネーに対しての抵抗感が少ないと思います。

楽天ペイの特徴として、紐づけされているクレジットカードから後日決済される、iDのようなポストペイ型の使い方ができること、また、クレジットカード本体に電子マネーがなくとも、そこに電子マネーの機能を乗せられるメリットがあります。

サービスを始めた当初は、楽天会員のランクにより登録できるカードが制限されていたのですが、ここ最近はその制限がなくなったようで、すべての楽天カード、およびその他のVisa、Mastercardが利用できます。

利用すると、200円で1ポイント貯まりますし、実店舗利用なのに期間限定ポイントの消化も可能です。紐づけされているクレジットカードのポイントも別につきますし、クレジットカードを直接出す必要もありませんし、簡単に使えるのなら使ってみたいところ。

ちなみに、楽天ポイントカードにはアプリがあり、こちらでも期間限定ポイントの消化が出来るらしいですよ。Yahoo! では期間限定ポイントはネット上でしか使えないので、ポイント使用場所を拡大させているところは、楽天の面白いところですね。

2017年8月からローソンにて楽天ペイ払いが出来るようになりますが、地元の大館市では飲食店で取り扱っているところが少なく、実際に試して見るために二つの店舗に行ってきました。

まず、最初に向かったのが、馬肉料理 おすぎ食堂。

XE1S2038.jpg
塩キャベツ (290円)。

XE1S2041.jpg
馬肉の煮込 (680円)。

やはりこれ、煮込み具合が絶妙。

XE1S2044.jpg
馬ホルモン煮込 (680円)。

XE1S2042.jpg
馬刺しふたえご (1,500円)。

あばら部分の三層肉ですって。馬刺しといえば個人的ににんにくで食べたいものであったのですが、これはしょうがで食べたくなりました。

こちらのお店では、タブレットを決済端末に使用しており、楽天ペイ決済をするには少々QRコードの読み取りまで遠い位置にタブレットが設置されてありました。これから後述するお店でもそうですが、楽天ペイ決済を利用したのは自分が初のようで、まったく認知されていないんだなぁという印象。

中国のアリペイがもし日本に進出したらすぐ潰されてしまいそうな、現在ではまったく普及していない電子決済です。メリットは楽天とガッチリ連携していることくらいなもので、早急に普及させなければ、他の電子マネーから乗り換えさせるほどのメリットは薄いでしょう。

2017年夏には、この楽天ペイの決済端末にて、楽天Edyや交通系電子マネー、nanacoやWAON、さらにiDとQUICPay+ も対応になるらしく、そうなってくると、楽天ペイのQRコード決済は日本人にとってはなお遠いものになるのかもしれません。かざすだけに慣れているので、そっちのほうが楽ですからねぇ。

XE1S2046.jpg
お通し。

さて、お店を変えます。続いていったのがWASABI。

普段からよく利用する居酒屋ですが、クレジットカードを切る端末も新しいものをどんどん試している印象があって、大館ではこういうニュースに一番よく反応する居酒屋といった勝手なイメージ(笑) Square(スクエア)や Coiney (コイニー)など様々なスマートフォン決済端末がありますが、生き残るのはどこなのかと考えた時に、楽天が強いのではないかと自分は思ってるんですよね。

ただし、イベント出店などでの決済で行くと、小型な端末が好まれると思うので、店舗型でないところの決済であれば、スクエアなどのほうがいいのかもしれません。たまーに雑貨イベント行ったりすると決済端末として使用されている方もいますね。

決済スピードがはやいのは、J-Mups端末なイメージですが、これからの時代を考えるのならスマートフォン決済でも知識あるお店の人なら十分対応可能なのかも。

XE1S2048.jpg
桃豚の肉野菜炒め (650円)。

シンプルながら美味しい。

XE1S2049.jpg

青森の稲生 (いなおい)を作っているところと同じ蔵らしい。鳩正宗株式会社の佐藤 企。自家栽培米仕込とのこと。稲生のしぼりたて生酒よりも味が薄めですが、傾向は似ている感じでかなり好み。

XE1S2051.jpg

XE1S2052.jpg
和牛ハラミ

あんまりこういうの食べたことないけどね、高いだけあって美味しい。

XE1S2054.jpg

仲良くさせていただいている店員さんが、一番好きな日本酒なんですって。結構癖のある味で、似たようなのを探すのは難しいかもしれません。陸奥八仙の限定 夏吟醸。

この日だけで全部で5合くらい飲んでるので、確実に飲み過ぎです。

XE1S2055.jpg

価格いくらかわかりませんが、通常よりも多めに作ってもらいました。居酒屋なのに、お店で作った麺を使用。

XE1S2059.jpg
さくら豚のポークジンジャー (880円)。

頼む頻度が高い。

XE1S2061.jpg

さて、決済です。先ほどのお店ではタブレット端末での決済でしたが、こちらではスマートフォン決済らしいですね。

店舗側で決済金額を端末に入力するとQRコードが表示されます。

XE1S2064_2017060608105525b.jpg

自分のスマートフォンの中に入れた楽天ペイアプリを立ち上げ、QRスキャンをはじめます。

XE1S2065.jpg

自分のスマートフォンに決済金額が表示されるので、問題がなければスライドします。ポイントを使う際にはこの画面で指定することができるようです。

決済が完了したら、お店の画面・自分のスマートフォンの両方にその旨が表示されますので、支払い完了。後日設定したクレジットカードから引き落とされることとなります。ポイントは二重取りになりますから、対応していたらこれで支払ったほうがお得です。

決済スピードに関してはかざすだけのほうがはやいので、急がれる方にはオススメできませんが、日本国内では面白い決済方法だと思うので、普及したところが見てみたいところですね。

そういえば、これを実際にやってて思ったんですが、中国では、楽天ペイでいうセルフペイタイプが多分主流。お店側にいくら払うかをお客さん側の端末で指定する感じですが、日本では多分QRコードを読み取るだけで決済するほうが主流になると予想。まとめて支払うっていう文化が強い日本では、セルフペイタイプが便利だと思うのですが、この使い分けを上手くやらないと、キャッシュレスで便利な世の中にはならないだろうなぁ。

金額が変動する場合→セルフペイ
金額が変動しない場合→QRペイ (もし同じQRコードが使えるなら)
関連記事

このページのトップに戻る

コメント

名前
メールアドレス(任意)
WEBサイト(任意)
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ戻る