どんどん身軽に



自由さを追求するとお金がかかる。自由さと優先したいことを明確にすると満足できる範囲に落ちつく。当たり前を疑問に思わなければ些細なストレスがたまる。

あんなにパソコン大好き人間だった自分が、最近ではあんまりパソコンを開かなくなった。

スマートフォンの使用頻度が少なかったのを、かなり意識して多めに使っているからだ。


ノートパソコンならまだしも、Windowsタブレットでパソコンに求めることを実現させようとすると、マウスやキーボードを繋がないと不便。DJの時に設置を手軽にするという理由で、タブレットを使っているのだけれども、最近ではパソコンで動画を見るのもやめた。

元々映画やアニメ、MVなどを見るのが日課な人間ではないし、とても滑らかに写りだされる映像に興味が薄い。ブロガーとして写真をミラーレスカメラで撮って歩くのに動画に関してはあんまり頓着がないのだ。


スマートフォンはあらゆるシチュエーションで使える。本体自体が軽く、常にスタンバイ状態にあり、画面をつければ作業が容易にできる。一般的な状態では手に届く位置に置かれていることが多く、パソコンを同じ状態にしたとしても、スマートフォンの身軽さには叶わない。

スマートフォンは画面が小さいゆえに画質を落としても違和感なくコンテンツが楽しめる。ノートパソコン、ましてや大画面テレビなど大型で楽しむ必要性が出てくると、元の映像コンテンツの質が求められる。

スマートフォンを持ったばかりのときはこんな小さな端末で動画を見るなんてありえないとも思っていたし、今見ても小さいと思うことは確かである。ただ、その小ささはデメリットだけでなく通信量を抑えられるというメリットもあわせもっている。


現在一人暮らしに向けて生活環境を変えている最中でありますが、ブロガーの要であるインターネット環境について再検討したところ、動画コンテンツと、セキュリティアップデートがなければ固定回線は必要ないという結論にたどり着いた。

外出先でWIFIが有料でしか使えなかったのは過去の話。今では田舎でも街中に無料WIFIが溢れている。無料WIFIにはリスクが伴うが、無料で使わせる中には色々な商業的な思惑が含まれていると考えれば、なんら問題になることでもない。

動画をスマートフォンで再生するならば、そんなに通信量は必要ない。先月までメインで使用していたロケットモバイル神プラン(常に200kbps通信)でも、ブログは更新できるし、WEB閲覧はギリギリできることがわかっていたので、OCNモバイルONEの500kbpsで15GBまで通信できるプランを契約してみた。

パソコンをテザリングしたとしても、外出先のWIFIを活用すればこのプランでも十分間に合うとの予測で契約してみたが、現在2500円程度かかっている通信費が2000円まで削減できる可能性がある。ただし、固定回線は捨てるという選択肢。

ずっと使える安心が強すぎるので、固定回線が何故必要なのかを再考する機会は少なかった。実際にできそうかどうかは日々の自分の行動から長期間のデータが出ているのに、活用しようとしない。今回の事例に限らず、日々の積み重ねのデータを活用できていないパターンは多いのではないかと思う。

固定回線を手放すことができれば、身軽になる。当たり前を辞めれば、縛られることがなくなる。変えたいと思ったときに重しとなってしまうことは最初から避ければ後々困らない。
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コメント

二十数年前にはスマートフォンやタブレット端末が出現し、自宅やオフィス以外でインターネットを利用している姿は、まったく想像できませんでした(わたしが、仕事でシドニーに行ったとき、携帯電話を見て驚いたものです)。

先日、帰省した際に、花善で昼食と思ったのですが、ビルが解体されていて驚きました。時間があったので、あのオナリ座で「母」を鑑賞しました。味がある館内で見る、小林多喜二と母親の生涯は、いまの時世も重なり、考えるものがありました。。。

>> バルト さん

新しい建物に生まれ変わるために花善のあたり工事していますね。

数十年後のことは想像するのが難しいですが、個人的な予想では、その頃にはまだAR (例えば、空間上で何かをコントロールしたり) の世界は普及していないと思っていて、今で言うIoTデバイスが省電力、信じられないほど小型化し、あらゆる機器に搭載され利用されるのではないかと思います。

今ですら離島の電気使用量を長距離で使える電波網で測定する試みが実施されていますし、生活で人が必要とされた事例に関してはすべて自動化が進んで便利になるのではないかと思います。

あと、20年後にはAIの進化により、自分が判断をしなくてもある程度自分に向いたサービスを自動で受けられるようになっており、選択することが古い時代のものになる可能性があるのではないでしょうか。AIに支配されるなどということは考えていなくて、より便利に簡単になる時代が到来すると思います。

新型Surface Proには、1チップSSDが搭載されておりますが、レガシーな規格は淘汰され、ユーザーの意識しないレベルで、小さな部品が主流になるでしょう。物理的な配置、熱処理などの制約から抜けられたら、ガジェット類はもっと進化するんではないでしょうかね。最も小さすぎると使いにくいので、人間が必要とするサイズにはおさまるのでしょうけど。

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