2009年アニメ 東のエデン から感じる未来予見
東のエデン というアニメを前々から見たくて数日前からHuluにて全部見た後、劇場版も続けてAmazonプライムビデオで購入してみてみました。
2009年にオリジナルアニメーションと作られた同作品、けいおん! や 自分の大好きな宙のまにまに、東京マグニチュード8.0も同時期に作られた作品のようで、2017年から考えるとかなり前の作品ということになります。
アニメの中にはガラケーが出てきて、それがアニメ進行の鍵をにぎるツールとなるのですが、初代のiPhoneが2007年リリース、日本で使えるような機種は2008年にリリースされている。AndroidはHT-03Aという機種が2009年に日本でリリース。スマートフォンと呼ばれるものの前に、PDA端末がたくさんあった中で、アニメの中でガラケーを用いたのはどういう理由なのだろうと今さら考えながら見ていました。
ニートでも携帯電話は必ず持っているというのが背景から感じ取れる背景設定になっていて、誰でも持っていることがアニメ進行のキーにもなっています。
セレソンと呼ばれる、日本救済を目的とする12人の選ばれた人に持たされた「ノブレス携帯」には100億円の電子マネーがチャージされているのだけれども、iモードFeliCa (おさいふケータイ)に対応したものが初めてリリースされたのは2004年のことだから、アニメ内で電子マネーについて出てきてもさほど驚きません。電子マネーについては、コンシェルジュがサービスを遂行するために消費される他、実際に街でも使うことが出来るので、この世界では電子マネーは現在のように乱立する様子ではなく、ごく一部のものが流行っているにすぎないのかもしれません。この当時の状況でいけばEdyあたりが想定されているのかもしれません。
中国では現金での支払いが急速に減少してきており、WeChatペイやAlipayでの支払いがメインだと聞きます。電子マネーが乱立して、さらに今でも増え続けている日本はキャッシュレス社会の到来にはまだまだ時間がかかりそうです。
元々はNECが制作したコンセプトモデルだったようで、残念ながらNECは2017年でスマートフォン事業から撤退しています。NECのみならず、ガラケーは2016年末をめどに出荷を終了しています。
ガラケー (ガラパゴスケータイ) は日本独自の進化をした携帯電話の形でした。携帯電話を成立させるOSは各社様々違うものが取り入れられており、最低限の規則はキャリア側から定められていたようですが、レスポンスに関わる部分、文字変換などはそれぞれの携帯で考え方がまったく違うところが、新機種販売を待ち望むような流れを作っていたように思います。
サービス囲い込みのために自由度が低い設計であったこと、アプリでの拡張性がずば抜けて高いスマートフォンに優位性があったこと、iPhoneというプロダクトが日本上陸したことなど色々な要因からガラケーは廃れ、スマートフォンがメインの生活にシフトしました。
"東のエデン" というのはアニメタイトルでもあり、高速な画像認識技術から、それに情報をレイヤーするAR (拡張現実)のような会員制のシステムのようです。精度は悪いみたいですが2017年時点で、似たようなAipoly Visionというスマートフォンアプリがあります。
このアニメに関わっているNECは、IoTの活用を広げる物体指紋認証による個体識別 (2016) という技術論文を発表しており、元々こういう分野に足を踏み入れていたこそ、アニメに関わっていたのでしょうか。
2009年時点で2011年の予想をして作ったアニメということなのですが、2017年の今でも見られるアニメというのは未来に対する予見が上手くできていたのでしょう。ガラケーが出てくるアニメといえば、今考えても古さを感じてしまうものですが、2017年に見てもストーリー上で、古さを感じるほど欠点となるようなポイントはありませんでした。
このような技術は、一般人の生活に違和感なく普及してくると思います。気づいた頃には最先端の技術で、日々の生活が便利になっている。理想的ですね。
自分みたいにまったく技術に詳しくなくても、ディープラーニングという言葉は聞くようになるんだろうなぁ。何が出来るんだろうとワクワクしてしまいます。
Reveal the world by Brenda Vaughn
アニメ内で聞くこの曲、まさか日本人作曲だと思わなかったですねぇ。めっちゃソウルしてる。
アニメの中でもお気に入りとなりました。
2009年にオリジナルアニメーションと作られた同作品、けいおん! や 自分の大好きな宙のまにまに、東京マグニチュード8.0も同時期に作られた作品のようで、2017年から考えるとかなり前の作品ということになります。
アニメの中にはガラケーが出てきて、それがアニメ進行の鍵をにぎるツールとなるのですが、初代のiPhoneが2007年リリース、日本で使えるような機種は2008年にリリースされている。AndroidはHT-03Aという機種が2009年に日本でリリース。スマートフォンと呼ばれるものの前に、PDA端末がたくさんあった中で、アニメの中でガラケーを用いたのはどういう理由なのだろうと今さら考えながら見ていました。
ニートでも携帯電話は必ず持っているというのが背景から感じ取れる背景設定になっていて、誰でも持っていることがアニメ進行のキーにもなっています。
セレソンと呼ばれる、日本救済を目的とする12人の選ばれた人に持たされた「ノブレス携帯」には100億円の電子マネーがチャージされているのだけれども、iモードFeliCa (おさいふケータイ)に対応したものが初めてリリースされたのは2004年のことだから、アニメ内で電子マネーについて出てきてもさほど驚きません。電子マネーについては、コンシェルジュがサービスを遂行するために消費される他、実際に街でも使うことが出来るので、この世界では電子マネーは現在のように乱立する様子ではなく、ごく一部のものが流行っているにすぎないのかもしれません。この当時の状況でいけばEdyあたりが想定されているのかもしれません。
中国では現金での支払いが急速に減少してきており、WeChatペイやAlipayでの支払いがメインだと聞きます。電子マネーが乱立して、さらに今でも増え続けている日本はキャッシュレス社会の到来にはまだまだ時間がかかりそうです。
アニメが「命を吹き込んだ」――未来の“N”端末「ノブレス携帯」誕生の秘密 (1/2) (IT Media Mobile)
元々はNECが制作したコンセプトモデルだったようで、残念ながらNECは2017年でスマートフォン事業から撤退しています。NECのみならず、ガラケーは2016年末をめどに出荷を終了しています。
ガラケー (ガラパゴスケータイ) は日本独自の進化をした携帯電話の形でした。携帯電話を成立させるOSは各社様々違うものが取り入れられており、最低限の規則はキャリア側から定められていたようですが、レスポンスに関わる部分、文字変換などはそれぞれの携帯で考え方がまったく違うところが、新機種販売を待ち望むような流れを作っていたように思います。
サービス囲い込みのために自由度が低い設計であったこと、アプリでの拡張性がずば抜けて高いスマートフォンに優位性があったこと、iPhoneというプロダクトが日本上陸したことなど色々な要因からガラケーは廃れ、スマートフォンがメインの生活にシフトしました。
"東のエデン" というのはアニメタイトルでもあり、高速な画像認識技術から、それに情報をレイヤーするAR (拡張現実)のような会員制のシステムのようです。精度は悪いみたいですが2017年時点で、似たようなAipoly Visionというスマートフォンアプリがあります。
このアニメに関わっているNECは、IoTの活用を広げる物体指紋認証による個体識別 (2016) という技術論文を発表しており、元々こういう分野に足を踏み入れていたこそ、アニメに関わっていたのでしょうか。
2009年時点で2011年の予想をして作ったアニメということなのですが、2017年の今でも見られるアニメというのは未来に対する予見が上手くできていたのでしょう。ガラケーが出てくるアニメといえば、今考えても古さを感じてしまうものですが、2017年に見てもストーリー上で、古さを感じるほど欠点となるようなポイントはありませんでした。
このような技術は、一般人の生活に違和感なく普及してくると思います。気づいた頃には最先端の技術で、日々の生活が便利になっている。理想的ですね。
白黒写真の自動カラー化が示したAIの実用化と写真の「色」の価値 (リクルートライフスタイル)
自分みたいにまったく技術に詳しくなくても、ディープラーニングという言葉は聞くようになるんだろうなぁ。何が出来るんだろうとワクワクしてしまいます。
Reveal the world by Brenda Vaughn
アニメ内で聞くこの曲、まさか日本人作曲だと思わなかったですねぇ。めっちゃソウルしてる。
アニメの中でもお気に入りとなりました。
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