mt EX at hacchi に行ってきた (八戸ポータルミュージアム / 2017)

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実は、わたくし八戸ポータルミュージアム (通称 : はっち) って初めて行ったんですよ。すごく好きなタイプの建物です。

イベントの素敵な写真は、戸(のへ)のつく町から... の fourdoor0810 さんが記事にされていたので丸投げということで(笑)

マスキングテープを集めているわけではないのですが、マスキングテープは見ているだけでかわいいので好き。過去に3万円で関西旅行に行ってきたときも、mtの街 倉敷に行ってきたのでした。

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展示自体はそんなに大きくないものの、東北でmtのイベントが開かれる事自体が嬉しいです♪

上からの写真だけで、近づいてみたくなるそんなオーラが漂っています。

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記事の最初で、すごく好きなタイプの建物と書いたのは、設計自体がデザイン的に優れていると感じたからです。

普段利用する人は少ないと思う階段ですが、各階を登るまでに三回折り返しが必要になっていて、人が近付くと人感センサーでライトが点灯します。

ライトが点灯するだけならありそうなものなのですが、これまたじんわりとライトが点灯するので階段を利用すること自体に意味が出てきます。

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折り返し地点には色が塗られており、それぞれ色が微妙に違っているのですが、フロアを表すこの看板には三本の横線が引いてあり、これを見るだけで3Fに近い位置にいるのか、4Fに近い位置にいるのかわかるようになっています。

自分は空港が好きなのですが、空港が好きな理由は、ピクトグラム・サインの考え方が全体のデザインとして統一されて表現されているからです。

ある一定のルールの元、誰が見てもわかるように主張しすぎず特徴を表すのは、同一の前提条件があればそんなに難しいことではありませんが、まったくその前提条件を知らなければ難易度の高いものとなります。

基本デザインの中のフォント設定や、行間や文字詰めなど、意識しなくても素敵だと感じるものには、隠れたデザイナーの意図が存在すると自分は考えています。

もちろん、余白はデザインの一種です。余白を上手く表現できる人のデザインは美しいと思いますよ。

普段見ているものからカラーを除いた時に、その意味が理解できるのか。普段見ているものから説明を省いた時に、どれだけその物について想像できるのか。面白いですよね。

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階段には手すりがあって、手すりには「踊り場」「階段」の文字が書いてあります。実はこの裏側には点字が打ってあり、この気の使い方も実に気に入りました。

滞在時間としてはほんのすこしですが、この建物を時間をかけて回ると、設計自体がとっても面白いのを発見できそうです。
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