3泊5日の九州旅行から帰ってきたので、大まかにかかった経費をまとめてみる

無事に人生初の長旅から帰ってきました。

会社に休みを数ヶ月前から申請し、年間のスケジュール調整のうえで行ってきた旅行ですが、行く間際までほとんどノープランだったというのだから自分も随分適当になったものだなぁと驚きです。予定を事前に決めなくても、その場で行動できるようになったのは、ここ数年の進化だと思います。

3万円で楽しむ 秋田県からの関西方面旅行6,500円で行く 秋田県大館市からの 弾丸東京旅など、基本的に安旅を好む自分。

今回もベースとしたのは出来るだけ移動経費を抑えることでしたが、ほぼノープランということで改善点が色々出てきましたので、忘れないうちに整理します。各お店の紹介等は後でゆっくり書いていきます。

10月30日 (日)
大館→盛岡 みちのく号 2,380円
飲食店 (3店舗合計) 6,062円
盛岡→東京 KBライナー KB302 4,500円



日程1日目は移動日です。午前中は仕事をして、午後からゆっくり盛岡へ向かいます。前日まで出張にて福島にいたので、かなりスケジュールとしては過密な感じ。バスは時間帯もあってか結構な乗車率で、予約が要らないバスということも理由の一つなのかもしれません。

過去に利用したことのあるKBライナー KB302便は、秋田市から出発して盛岡経由で東京へ向かう便です。夜行バスは秋田県から東京に向かうとかなりの長距離になりがちで、カラダの負荷もかなり大きくなります。結構バスを2つ使っていると総距離自体はさほど違わないと思うのですが、途中数時間の休憩を挟めるということで、盛岡から乗車を選択しました。

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実際に利用してみないとわからないことがたくさんあるのですが、盛岡駅の周辺というのはカフェのような場所がほとんどありません。居酒屋ばかりです。

真夜中、11時30分出発の夜行バスまでの時間を潰すのは、新幹線乗り場の近くにある待合室が良いでしょう。24時まで開放されていて、WIFIが飛んでいます。夜行バスの会社が夜の11時台に出発するので、多分同じことを考えている人がここに集まっていました。

10月31日 (月)
安心お宿新宿店 シャワー利用 1,580円
東京メトロ丸ノ内線 新宿→東京 200円
東京駅八重洲口→成田国際空港第3ターミナル 東京シャトル 900円
成田国際空港→九州佐賀国際空港 春秋航空 2,547円
タイムズカーレンタル 48時間 4,160円
佐賀バルーンフリーきっぷ 1,120円
サンホテル鳥栖 4,400円
飲食店 (2店舗) ざっくり 5,000円



豪華カプセルホテル 安心お宿プレミア、東京に行った際は毎回利用させてもらってるサービス完璧のカプセルホテル。宿泊客には朝食のパンが無料 (※店舗による) だったり、値段以上の価値があるホテルとだと思う。今回は、朝7時前についた夜行バスから降りて、成田空港まで向かう間に使ってみた。

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ちなみに、この建物の隣にはネットカフェがあり、そこでも格安でシャワーのみを使うことが出来るので、予算と内容で選べばいいと思う。安くしたいならネットカフェだけど、自分が利用したことのあるという安心感はお金には変えられない。朝からシャワーを借りるのにトラブルが起きて、その後の日程に影響が出るのが一番困る。

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ソフトドリンク無料、WIFI無料、コピー機まで無料、大浴場にはブランドシャンプー完備、カミソリなどのアメニティーも揃ってる、さらにはコインランドリー (※有料)まであるから、パッと寄っただけでも受け取れる価値は値段以上かと思う。

成田空港までのバスは東京シャトルというのですが、本数が多いので利用しやすい。事前にネットから予約しておくと優先的に搭乗することが出来て、バスの中は自由席なのでより良い席を選ぶことが出来ます。

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八重洲口出発と行っても、駅前に乗り場があるわけではないので注意。この写真の位置からもっと右側に向かわなければいけません。

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目印はこのバス停。かなり運転が上手くて、今まで乗ったバスの中で一番快適でした。

今回の交通費節約のポイントとして、春秋航空 (LCC)を使ったことがあげられるのですが、この記事に書くとまとまりがつかなくなるので別の記事にまとめます。

佐賀についてからは予定があったのですが、様々な理由で予定変更となり、居酒屋巡りをすることに。クレジット決済ができなく、レシートも貰っていなかったので大雑把な計算ですが、約5,000円くらいの支出。

11月1日 (火)
ガソリン代 (レンタカー利用分) 5,324円
高速料金 ざっくり 11,000円
スーパーホテル大分 中津駅前店 実質 1,000円
温泉 350円
飲食店 (4店舗) ざっくり 7,000円



基本的に飲食に関してはいくらかかろうと大丈夫と思って行ったのですが、レンタカーのETC料金が調べられないのは致命的だったなぁ。車載器管理番号などをレンタカー会社に問い合わせなきゃいけないらしく、ちょっと面倒。高速をこんなに利用すると思っていなかったので登録していなかったのですが、九州観光周遊ドライブパスを利用したら多分もう少し安くなったような気がします。実は今回九州の他に、山口県にも行ってきたのですが、関門トンネル利用料にはETCが使えず、150円を手渡しで払いました。

九州では、SUNQパスというバス乗り放題の券が売っているのですが、買わなくてほんと良かったと思います。長距離の旅でのバスの疲労度は、いくらバスが格安だからといってもツライものがあって、近場の移動なら良いとは思いますが、1日数時間バスに拘束されるのは大変です。

自分が秋田県の出身で日頃から車を運転するというのはあると思うのですが、自分で運転できるのであれば運転したほうが断然楽です。普段、インターチェンジを通って二車線での本線へ合流したことがなかったので少し戸惑いがありましたが、数時間で高速道路の流れにも慣れるものです。本線二車線、追い越し車線一車線だと、スムーズに車が流れる感じがありますね。

ホテルは九州ふっこう割とQUOカードプランを組み合わせて実質1,000円です。

11月2日 (水)
新鳥栖→博多 650円
博多→七隈 300円
七隈→ 中洲川端 300円
ウェルキャビン中洲 3,200円
飲食店 (4店舗) 11,396円
お土産 2,628円



レンタカーの利用時間がこの日の14時まで。本来行く予定のなかった熊本までも行ってきました。山口県、福岡県、大分県、佐賀県、熊本県をこの日程でまわるのは結構無茶な感じでしたが、運転しているときが一番旅の中で楽しかったです。

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新鳥栖駅は、「青森駅」と「新青森駅」みたいな対比にあたる駅です。新鳥栖駅が新幹線駅になっており、鳥栖駅まで移動してから他の路線に移動する感じ。タイムズカーレンタルの返す場所で一番福岡県に近いという理由 (※同一県なので乗り捨て料金がかからない) だけでこちらを選んだのですが、鳥栖駅までの普通電車の本数が少ないので、少し時間の調整が必要です。

目的地である福岡県で乗り捨てすることも可能でしたが、乗り捨て料金3,000円近くを取られることや、繁華街の運転を避けたいということから、遠回りで佐賀県に返却することにしました。実際、熊本に出かけることとしたので、場所のチョイスは悪くなかったのではないかと思います。

ウェルキャビン中洲はネットポイントで正規料金から300円割引で3,200円。

11月3日 (木)
中洲川端→福岡空港 260円
福岡空港→仙台国際空港 ANAマイル使用により無料
仙台国際空港→仙台駅 650円
仙台駅→大館 仙台線 5,140円



最終日は移動日。前日までの暴飲暴食でお腹が破裂しそうだったので、飲食していません。

仙台駅から大館駅のバスは完全予約制。予約が少ないと乗務員の許可を得て席の移動をすることが可能らしく、座席を最大まで倒した状態で移動することができました。盛岡へ向かうバスよりも広めなような感じました。

ANA国内線特典航空券を使ってのフライトとなりましたが、いつもは秋田→東京の短い区間での利用だったので、福岡→仙台の距離での利用は若干使用マイルに対してお得な感じがします。

試しに12月1日の秋田東京間の運賃を調べてみると、正規料金で27,890円。仙台福岡間で48,800円。全然違いますよね。

例えば12月1日に乗継特割を使って 大館能代→羽田→福岡を使う場合片道32,680円。これが地元からであれば普通に考える料金プラン。今回の旅では、往復で16,577円 (九州内移動経費除く) になりました。同一期間での比較ではありませんが、約1/4ほどの移動費です。

総額82,047円
飲食費29,458円。ざっくり計算とはいえ、どう考えても食い過ぎです。
ホテル代、3日分で8,600円。まあ良いところでしょう。
レンタカー代、2日間で9,484円。通常1日7000円程度+ガソリン代がかかりますからかなり格安です。

ワガママはしごするとどうしても高くなりますね。安くしたいのだったら、旅行はピンポイントでってのが正解かもしれません。

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