最近気になったWEB記事 2016/10/12
好きなものと手にいれたいものには差がある - ミニマム コラム
好きなものと手に入れるべきものとが違う感覚を最近感じるようになってきました。前までは結構その2つは似ているものだと思っていたのですが、自分の思考に強い軸 (例えばモノを所有したくないという気持ちなど) があると、その軸を成立させると、成立しないことが現れるというのは避けられないことなのかなぁと。
マルコ - 小雨が燦々と降る夜はエモい
自分がブログに求めるものは、情報ではなく、なにかと触れ合ったときに書き手が何を感じたかを、落とし込んだ文章の中から受け取るということ。たとえ、その文章からは感じ取ることのできない、その人しかわからない隠された意図や答えがあったとしても、それを断片的に受け取った時の心地よさというのがたまらなく好きなのです。10年以上ブログを書き続けて、読み続けて、ネットの海を彷徨っているけども、飽きるどころかどんどん掘り出すのが楽しくなっていく。
起承転結が出来ている文章は確かに読みやすいとは思いますが、●●という目標を達成するためにはこう書いたほうがいいというルールに縛られてしか書けないというのは実に窮屈な感じがするのですよね。
基本的に自分のブログには他者を巻き込んだ文章は書きません。他者のことを書いてもブログ読者はその人のことを知らず、とても離れた距離にいるように思ってしまうから。でも、このようなブログのように、人が登場することで記事にイロドリが加わることもある。
自分は、「地域おこし」とか「地域活性化」という言葉はあんまり好きではありません。それは地域の人が長期的スパンで改善を行うことではなく、大体の場合は短期的に注目を浴びさせることを目的にしているように見えるからでしょう。その裏には何があるか? 地域のことを知ってもらいたい・わかってもらいたい気持ちよりも自分に利益がもたらされるかそうでないか。
ラーメンを食べるときにラーメンにしか着眼しないというのは、重要な条件であるその店で食べることを省いてしまっています。観光地を紹介するときに、そこにいる人を紹介しないというのもきっと同じことです。
"だから僕は、自分が知らない人たちを何千、何万、何十万人も呼ぶような施策を考えるよりも、いま目の前にいるひとりひとりに向きあいたい。ひとりひとりに全力で向き合うからこそ、伝わるとおもってる。ひとりを動かすことが、全てを動かすことに繋がるとおもってる。"
魅力を感じてもらうことの相手を誰でも良いにすることで、伝えたい相手が曖昧になってしまう。平均点を狙うという表現で自分はよく使いますが、本当に伝えたい相手というのは曖昧で良いのでしょうか。"あなたに伝えたいのです" という気持ちがあれば、その熱量に目を向けてもらえる可能性は高くなると思うんですよね。興味がない人に興味をもたせることより、興味をもってくれた人に全力で伝えるほうが、結果としてはきっと良い方向へすすむのではないかと最近考えています。
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