「それでは足りない」ではなく「それでは多いくらいだ」と思うこと

他の人からすれば、自分のブログのテイストがどんどん食べ歩きから離れてきて面白みを感じなくなっているかもしれない。

アクセス数というのは実際どれだけの人がブログに来てくれたかという、わかりやすい目安になることは間違いないのだけど、アクセス数が伸びること、ブログを書いたから自分に何かがプラスになることっていうのは一つもない。アクセス数をブログを書くモチベーションにしている人も多いようだけど、書きたいから書いているだけでそれ以上のことは自分にとってはないのである。

仮に、アクセス数をモチベーションを上げるための指標としていたとして、変動をいちいち気にしていると「それでは足りない」と思う側面が出てきてしまうと思う。

人間というものは、一つ喜びを知るとそれ以上を求めたくなるもので、欲が豊富だった自分がミニマリストな生き方に移り変わる間に、数多くの経験をしてきたと思う。ミニマリストな生き方の究極系は小さくあることが自然となって、小さくしようと思わなくなること。

ブログの内容に対して今のアクセス数はむしろ多いくらいだと思っていて、そこに評価軸をおかない限り、自分がブログを書くことには影響を及ぼさないのである。例えとしてブログを出したけども、何かに依存してしまったり、何かを問題だと思ったりというのは、自分自身がそう決めてしまっているだけのことであって、自分の意志さえしっかりしてればそれからは脱却できるのである。

ミニマリストという言葉は実に曖昧で、流行としても取り上げた言葉だけどいずれはなくなっていく言葉だと思う。自分に必要だと思う「必要最小限」を考えることの中には、モノを減らすよりももっと大事な過程がある。その過程からの気付きは日々の生活に確実に大きな影響を与える。

「それでは足りない」というのは、自分の適正だと思うラインをはみ出てしまっているということである。

最近自分は、旅行用バッグとして普段持ち歩いているショルダーバッグが小さすぎるということで、バッグを検討していたのですが、旅行に持ち運ぼうとしているモノたちは本当に必要なものなのかと考えると、確実に必要なものではない気がするし、その検討を曖昧にしてバッグを大きくしようとするのは実に無駄なことである。

実はモノを厳選すれば、今のバッグでも「それでは多いくらいだ」と思えるようになるのではないか、そんな気すらする。

自分としっかり向き合うことをやっていれば、目の前のモヤモヤはすべて解消される。曖昧にするから自分が選択しているはずの人生がモヤモヤしていくのだろう。
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