Swingrooves 3rd Album / The Beginning - Swingrooves

実際にお会いしたこともあるSwingroovesのお二人が新しいCDをリリースしたというので購入してみました。
詳しいアルバムの説明は、Swingroovesの公式ページを見ていただくとして、今回このアルバムの曲を聞くにあたって、今までSwingroovesの楽曲を聞いていた時と大きく異なることがあります。
それは、事前情報がまったくない状態で一番最初に音楽を聞いたということです。
自分が彼らと交流をしていたのはTwitterアカウントを持っていた時期で、自分がTwitterを辞めてからは相手が何をやっているのか追うことができなくなりました。もちろん、Twitterアカウントを削除するときにはそういう状況になるのは深く考えて結論を出したつもりです。
自分の友人経由でCDがリリースされるらしいという話を聞いてから、実際に購入して聞くまで視聴一つ聞いていない状態でのリスニング。知っている人が作ったというのを抜きにして聞けたのは実に良いものだと思いました。
Clothed Music こと くろーむさんは結構キックがはっきりした音のバランスを好む人だと思っていたのですが今回の作品は、これまでのアナログ志向とは異なり、古臭くなく、上品でいてどこか高級感も垣間見えるような音を狙って作ったということが書かれています。彼の質感へのコダワリ、追求心は前々からスゴイと思っていましたが、DJ向けのダウンロード版とCDで音の雰囲気を変えるという徹底ぶり。多分CDがベースとなっているのではないかと思うのですが、DJ向けでもいつもよりキックは控えめな感じがしてベースが相対的に前に出てくる感じが実に自分好みでした。
さて、今回のアルバムは、ag と Clothed Musicがそれぞれアルバムを作るという形になっているわけですが、agさんの楽曲のキャッチーさにニコニコが止まりませんでした。Clothed Musicさんのテイストは元々大好きで、自分が軸とするようなハウスなのですが、すべてをagさんのキャッチーさが持っていったようなインパクト(笑)
ハウスの枠にとどまらない作品群になっているこのCDですが、逆にハウスにとどまらないこそ、彼らのカラーというものが明確に見えてきたように思えて、今まで以上に面白い作品に仕上がっていると思います。
ag - Slowly はあのアッパー系ラテンハウスみたいな匂いがしてワクワクしていましたが、リズムのスウィング感強めなのがagさんっぽいなぁと。
Clothed Music - I Neverも最高ですね♪
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