世の中にはオープンでブログをやっている人は少ないのかもしれない
家族も友人も会社の人も自分がブログを書いていることは知っているし、たまに見てくれている話も聞く。でも、このようにオープンでブログを書いている人というのはどうやら世の中にはあんまり多くないようだ。
自分自身を切り離した情報にメリットがあるとすれば、身バレしないことを前提に好き勝手書けることなんだろうけど、誰もがアクセス出来る可能性があるブログというツールで、どこまで踏み込んだことが書けるのだろう? むしろ、どこまで踏み込んだことが書きたいのだろう。
ブログっていうツールは自分を表す一種のツールであって、ここで書いたことはクローズドであろうとオープンであろうとリアルの人間に繋がっている。
オープンでもクローズドでも問題が起きそうなことをブログで発言をするということは、インターネットを使う上でのモラルが不足しているように感じる。そう、自分が今から8〜9年ほど前にブログを炎上させたように。
あの時にコメント欄で指摘くださった方が今自分のブログを見てるかは知る由もないけれども、あの時の指摘から自分は色々変わったと思うので、本当に感謝しています。
オープンであればお店の人とのコミュニケーションも取りやすいなど様々なメリットがあるが、オープンであるがゆえに実社会と同じように空気を読むことも必要になってくる。その一種の自制のようなものが、自分の中では大事なのではないかと思うし、このブログを形成しているのではないかと思う。自分の言いたいことを全て言葉にして吐き出すというのはリスクもあるし、そもそもそこまでして伝えたいことなのか留まる勇気みたいなのが身についたように思う。
過去に自分が書かなかった言葉から推測する。そういう備忘録としての記事のあり方はきっと数年後に読んでいて面白い。自分しか分かりえない感情が、記事を読んだ時に補足されて記憶として蘇る。
オープンでブログをやっているメリット・デメリットを考えながらこれからもブログを書き続けたい。
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コメント
こんばんは。
大館在住のanomalocarisです。
僕も本名は晒してませんが、車はナンバーを隠さないポリシーでブログを書いていまして、
イナカでかわった車に乗ってるだけで身バレしてるので今更ナンバー隠しても何の意味も無い
と、以前こういう投稿をしたことがあります。
メリット・デメリットということであれば、
メリットしかないですね。認識してもらえるメリットです。
そして、認識されている以上変なことはできないってことも自分への抑止力という点でメリットです。
車好き関係だとマナー違反とか暴走とか、炎上するネタは山ほどありますから^_^;
やっぱり誰ともわからない存在には責任が感じられないので、情報の信憑性とか書き手への信頼という点では、身バレなんて大した問題とは思えないですよ。
ちなみに食レポではたいそうお世話になっております^ ^
>> anomalocaris さん
最近ブログを見ているとお忙しそうですねぇ。
自分もメリットしかないように思います。結局ブログの先にいる人間が何を言うかが興味があるわけであって、オープンにすることによって、それが信頼だったり、また読みたいって気持ちに繋がるんではないかなぁと。
最近食べ歩きに関しては本当に昔よりもペースが落ちております。食べたいという気持ちが薄れつつあるのと、食べられる量の減少 (といっても食べられる) が大きな理由かと思うのですが、数年で徐々に徐々にコンテンツも変化していくのだろうと想像しています。
まあ、その変化も含めてブログっていうのは面白いのですよね。10年書いてきてどれだけ変化したかわからないけど、変わることは面白いです。