"大曲のはなし" に影響受けたので大曲を実際に回ってみようツアー
ハイコーフェスの準備のためおやすみだった澁谷デザイン事務所を見るところからスタートした、「 "大曲のはなし" に影響受けたので大曲を実際に回ってみようツアー」
大曲のはなしを読んでいない写真好きの友人を引き連れて回ってみたのですが、最初に結論言ってしまうとめちゃくちゃ楽しかった♪
こんな面白い街歩きって自分の人生の中で初めてだったかもしれません。
最初に寄ったのはmiNcaさん。
色々なお話をしすぎて最初から楽しかったのですが、最近鉛筆を使って絵を書くことに目覚めたようで、なんとこの絵自分で書いたものだということ。素晴らしい才能です。
miNcaさんを出るときに、つじやのお店の方とたまたま会いまして、すごく笑顔で対応してもらったのが嬉しかったなぁ。
こんな怖い顔してるんですが、自分のイメージをお菓子にしてしまったりとなんともチャーミングな一面があります。
和装はきもの・小物 加藤。入った瞬間に洗練されていると感じました。
「大曲は花火しかない」
「しかない」なんです。
・・・
そこに居たメンバーは、何も言えず、何も動かず・・・。
たしかにその通りなんです。言われたくないけど、
その通りなんです。
そんなちょっといやな「その通り」を表に出して、
そして堂々と前に進んで行こうと、背中を押して
くれたのが、このデザイナー澁谷クンなのです。
(和装はきもの・小物 加藤 ブログ)
きっと、地元にも自分が勝手なイメージのまま行っていないところ、勘違いしていると思っているお店は山ほどあるんだろうなって思いました。出来るだけ固定観念を持たないように、街に接しているはずなのに気付いてみれば勝手な決め付けばかり。
良い物は身近に転がっているのに、それにすら気付かない自分の目線の狭さ。
東京の人が持っているものは地元では手に入らないかもしれません。でも、それが悪いに繋がるかというと実はそうではなくて、やはり先入観がどこかにあるんだろうなって自分で反省しなくてはと思います。
今回、地元大館ではなく大曲の街歩きをして体験した感覚というのは今後自分の生き方に大きく影響をあたえることでしょう。
大きなお店では商品棚を見て、商品を手にとって、誰にも聞かずに自分で判断して商品を購入することが多いのだろうけど、人と会話をして商品を選ぶという一連の流れは、実は商品を購入する以上に意味のある行為なのではないかと思えました。
このグラスがもし他のお店に置いていたとして自分が手に取って購入したかと言われると、憶測の世界ですが多分購入には至っていたなかったと思うのです。
では、トークが出来る可能性のある小さなお店にどうやって足を運ぶか。そこがネックになる部分なのですが、この大曲のはなしという本は、見えてないものを可視化することに成功した本当の意味での地域発掘本だと思う。
おもちゃのやまぐち。
競技用けん玉と普通のけん玉は見た目は似ているのだけど値段が全然違うらしい。でも、親が子供に上手くなってもらいたいと思ったら、しっかり競技用けん玉を買ってあげるんですって。
しっかりお客さんと向き合って、商売されている方の目線から聞く言葉の一つ一つがなんとも味わい深くて、なんでもインターネットで手に入ってしまう時代だからこそ、こういう失われつつあるコミュニケーションっていうのが素敵に感じるのかなぁって思いました。
最初は全然気付かなかったのですが、おもちゃのやまぐちには駄菓子コーナーがあり、その一角に冷蔵庫が置いてありました(笑) 久しぶりにファンタ飲みました! 缶は今は売ってないらしい。
写真としては帰り際に撮ったものだけど、すごく雰囲気の良い看板で惹かれた。
大曲駅。立派で大きい駅です。
「ちょっとそこに美味しい秋田のグルメがあるから買ってかない?」「いいね♪」
田舎の駅の素敵なところって、新幹線がとまるのに関わらずちょっと奥を見てみると、まったく新幹線がとまらなそうなギャップな風景が見れるところですよね。
澁谷さんのブログで駅構内のポスターのことについて書かれていて、他の人から聞いた話によればこのポスターを貼った数日後に自分たちは大曲ツアーをしていたらしいと聞き、なんて良いタイミングなんだろうと思いました。
友達ご登場(笑)
駅周辺の有料駐車場は一時間50円とかなり安い価格設定になっています。地元大館の商店街はもう少し高いのかな? あんまり意識したことなかったけど、駐車場が安いか高いかだと日常生活の中で足を運びやすいかどうかは絶対変わりますよね。
てくてくウォーキングでPANYA KATOさんへ。
あいにくオヤスミでしたけども、この建物の隣にあった古い住宅をリメイクした雰囲気がとても自分ごのみでした。新しい物だけが良いってわけじゃなくて、古いものにも良さがありますよね。
ミルクハウス。かなり長くやっている喫茶店らしい。
初めてでも、このメニューを見ればそういう想像はついてしまう。
アイスカフェオレ。今まで見たことのない雰囲気での提供のされ方にテンションがあがる。
開店を待っての入店。 炭楽さんは2011年の越前おおの“とんちゃん”祭 でホルモン日本一になったことおあるお店。
時間がなかったので慌ただしかったけど、なんとか寄れました。
ウワサの塩ホルモン。
最高に美味しかったです!
一つの本で見方が変わる。一つの記事で見方が変わる。
ブログも本もなんだか考え方次第では、凝り固まった先入観をぶっ飛ばせるのかもしれないとそんな風に感じました。
このブログはあんまり強い主張をしません。昔は強い主張ばかりしていたのですが、今では自分で考えて自分で行動する楽しさを自分は奪いたくないのです。行動することの一歩を踏み出す手助けがこのブログで出来るならそれほど嬉しいことはないですね。
自分が考える地域おこしっていうのは、大規模なイベントをやることではなくて、個人個人が地元の良さを再発見できる環境を作るということ。自分がブロガーであることは "メリット" であると考えて、何ができるか考えていきたいです。
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