得られる経験に対価を払う

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自主的に外食をすることを控えて1ヶ月ほどそろそろ経ちます。

ただし、これには条件があって人に誘われた時・または人と会うとき以外のみ外食を控えるということで、自炊のために予算を抑えるというのも設定していませんでした。

人と会う機会に大規模な外食を月2回ほどおこなったのですが、なんだか毎週数回外食していたときよりも、断然外食という行為が楽しく感じることができました。


" 習慣を断ち切って再度考える "

人は日常から行っている習慣をそのまま続けてしまいます。そりゃ続けるから習慣なのですが、習慣というものを一度断ち切って新しい視点から物事について再度考えてみる。

これは自分が断捨離するようになってから頭で考えられるようになったのですが、案外やめてみるとそれが無駄であることに気付いたり、逆に絶対にそれはやめてはいけないことだったりと、習慣という中で行われていることの中には思考停止に陥ってしまっていることもたくさんあるのだと思います。

全ての行動に疑問をもって、本当にそれは自分にとって必要なものか、おこなった時に自分がテンションがあがるのか。常に楽しいと思うことしかしないと、周りがどんどん楽しくなっていくのは最近すごく感じています。


" デメリットはメリットになりうる要素があって人によってはメリットになる "

これは行動だけでなく、モノを所有することにも言えるのですが、自分が使っているとさらに生活の質が向上するものであれば、投資としては高くても導入するべきであると思っていて、"自分にとって"の良いものを使いたいと最近は思います。

例えば車なんかでいけば、高級車が良いものであるとされがちです。車の中の空間の広さ、音の静かさ、大人数を載せられる、色々なニーズに対応できる細かい機能など、値段が上がれば上がるほど充実したものになるのは事実です。

一般的な思考でいけばそのようなものになることもわかりつつ、自分で好きなものは小さくて最低限であること。エッセに乗っている自分ですが、車重が軽いとパワーがない軽自動車でもスイスイ走るというのは実際に経験したことのない人にはなかなか伝わりにくい話です。最低限であるということは無駄がなく、後から自分に必要なものを付け足せる余裕があるという意味にも取ることが出来ます。

自分にとっての良い物がわかれば世間一般でいう良いものという感覚に振り回されることもなく、自分の意志で自分に合う最高のモノを選ぶことができます。


" 得られる経験に対価を払う "

選択した行動がすべて正解であるとは限りません。もちろん選択を誤ってしまったと感じることもあるでしょう。

一つ言えるのは、自分でしっかり考えて選択したことは例え悪い方向にいったとしてもそれは経験になります。まったく思考せずに思いつきで行動したことには後悔がついて回ります。

得られる経験に対価を払う考え方が出来るようになると、日々はもっと充実していくのかなぁと思います。短期的に見ればマイナス要素が多いものでも、長期的に見て自分にプラスになるのであれば、それは一概に悪いこととは言えないのだと思うし、やってみる理由には十分なります。

時間もお金も限りがある中で日々を充実して過ごすためには、人に影響されすぎないことが大事で、自分にとって心地よい生活を求めて、考えることを繰り返していきたいと思います。
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コメント

うんうん…と深く頷きながら読ませていただきました。

習慣を時折疑ってみる視点を持っておきたい…と丁度考えていたところでした。

慣れてることは、考えずともスイスイ出来るという利点があるけれど、
それがイマイチな習慣であった場合、イマイチなことに気付かず続けてしまいがちであるという怖さ、あります。

経験も
一見失敗のような経験や、負の感情を抱いた経験すら、それが自分を見つめなおせる一つの物差しになることが多々。

自分を深く知ると
自分にしっくり合うものが見つかり
数少なくとも
暮らしが豊かになる気がします。

断捨離、今回の引越しでだいぶ敢行しましたが、まだまだかな〜。
もうちょっと自分にとって何が大事なのか見つめ直そうっと(笑)

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>> sankau さん

断捨離って他者が混ざってくると途端に難しくなるものだと思っているのですが、考えて様子を見るだけでも結構感覚が研ぎ澄まれますので、日々負担にならない範囲で考えているのは良いことではないでしょうか。

人生において無駄ということは一つもないと思うのですが、同じ時間とお金をより良い方向に使うためには考える事大事ですね。

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