RHYTHM OF THE NIGHT WAVES. - SATORI [2014 / L-RECORD]

これまではダンスミュージックばかり追っていた自分ですが、今年に入ってからすごくポップスを探すようになった。
これは多分アニソンバンドを数年前に始めたのがキッカケだと思うのだけども、ポップな音楽についての許容幅が広がったからだと思う。
キャッチーであることと、ソウルフルであることはまったく違うライン上に存在する音楽のように思えるかもしれないけども、Jackson 5のABCなんかを聞けばわかるように意外と遠くないところにそういう音楽の交わるポイントというのは存在しているのかもしれない。
メジャー系のコード進行でグルーヴィーさが乗るときに楽曲にはハッピーさが生まれるんじゃないかと思ってるので、音楽を分解してもっともっと自分の好きな音楽に向き合っていきたいと思う。
NO NO NO - SATORI
メロウな雰囲気もありつつハッピーでポップ。同じメロディーを繰り返すことでサビのキャッチーさはかなり増していると思います。
去年韓国のApinkというアイドルグループもNoNoNoという曲を出していますが、やはりこれも繰り返しがキャッチーです。
わたし 雨、台風。 - SATORI
ややアーバン感を感じるトラックに和風なメロディーといかにもポップスなボーカルが乗るミスマッチ感がたまらなく好き。これが完全にアーバンなトラックで、ソウルフルなボーカルでもカッコイイのだけど、ミスマッチ感というのは良い裏切り感があるわけでありまして。
ちなみにこれはダサくなるかならないかの境界線に位置するような曲だと思ってて、アシッドジャズで古いディスコ・サウンドを感じたりっていうダサカッコイイという路線に似ているように感じる。
レビューでも触れられているけども、自分の聞き方は少なからず遠くないようだ。
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