2万円でWindowsタブレット Acer Iconia W4 を購入
[長文です]

ここ最近マイクロソフトは「Windows8.1 with Bing」というOSを発表しました。インターネットエクスプローラーに検索Bingを設定するかわりに、Windowsをメーカーに無償提供するもので、その分高価だったWindowsタブレットの値段が下がりました。
Acer ICONIA W4は昨年12月に発売されたモデルで、こちらはOffice Home and Business 2013プリインストールされた820/FHというモデル。Windows8.1がインストールされていていわゆる無印というタイプの純粋なWindows8.1です。
大体タブレットの価格をインターネットで調べてみると3万円くらいのものが多く、1年前のこちらの機種でも23,000円が最安値でしょうか。
たまたま地元近くの家電量販店を巡っていたら、こちらのタブレットに19,800円の札がついているのを発見。店員さんに聞くと、店頭展示品なので税込20,000円にしますよとのこと。元値が50,000円近くのタブレットですし、ネットよりも安いので完全赤字なのもわかっていて、ついでにSDカードとか付けられませんか? と聞いてみたところ、なんとそれまでセットになりました。Class4ですが実用十分。
現時点でWindowsタブレット+SDカード20,000円はかなりのお買い得商品ではないでしょうか。あの時対応してくれた店員さん本当にありがとう。

自宅で使っているメインノートパソコンは日本HP製12.1型のProBook 5220mです。第一世代Core i3搭載で、今となってはスペックが見劣りするようになってきましたが、SSDに換装していますしまだまだ動いてくれそうです。次回パソコンを買うときはUSB3.0対応になると思うので、データをバックアップするときにはとても快適になりそうだなぁ。
8インチタブレットは大体こちらのパソコンの半分くらいの大きさ。
Androidですとなんとも思わないのですが、Windowsが入っているタブレットだと急に小さく感じます。

なぜ興味がなかったWindowsタブレットに興味を持ったか。
それはUSB-OTG機能を知ったからです。
OTGとは、On-the-Goの略で細かい説明は省きますが、タブレットやスマホの充電ケーブルを指すところに独自の変換ケーブル (ホストケーブル / OTGケーブル) を挿すとUSB機器とやりとりできるようになりますよっていうものです。
これで出来ることは、タブレットでの有線マウス/キーボードの使用、上記の写真のようなUSBメモリの使用などになります。てっきり今まで8インチタブレットってUSBポートがなかったのでそういう機器が使えないとばかり思っていたのです。

中身は完全にWindowsなのでパソコンとまったく同じことが出来ます。
CPUの性能を数値化しているcpubenchmark.netを検索してみると、
このタブレットに搭載されているAtom Z3740は"1069" で、2007年ローエンドCore2Duo E4300/1.80GHzと大体同性能になります (参考までにメインノートのCPU Intel Core i3 M 350 @ 2.27GHzは "1906")
AtomというCPUは昔ウルトラモバイルPCで有名になったCPUですが、ジーンズのポケットに入るPCと売りだして笑いものにされたVAIO P搭載のIntel Atom Z550 @ 2.00GHzは"380"というスコアでAtomも昔とは桁違いに性能がよくなりました。

さて、先ほどのUSB-OTG機能を使ってマウスに接続も出来ますが、マウスは必要ありません。
TouchMousePointerという画面の一部を擬似タッチパッドにする便利ソフトがあり、これを導入すると画面上でタッチパッドでカーソルを動かすことが出来ます。
8インチタブレットで問題となるのが、タッチした部分が小さすぎて細かい操作が出来ないことですがこちらのアプリを使うとなんら問題なく作業出来ます。画面の一部を専有するので全体的な作業スペースは小さくなりますが、Windowsタブレットdでメインパソコンで行う作業などをする気は一切ありませんので問題なしですね。

では、何をUSB-OTG機能で繋ぐか。それはドコモのL-02Cです。
WindowsタブレットにWIFIモデルしかなく外出先でネットが使えないと思った方、これ結構面白いですよ?
ドコモが昔投げ売りで配っていた、SIMを入れてドコモ電波網を使うUSB接続機器。こちらのUSBタイプはUSBから電源を供給するため外部にバッテリーを必要としません。WIFIルーターだとバッテリーが無くなったら通信できません。
当時投げ売りされていたため値段がかなり下がっていて、オークションで1,500円くらいで入手できます。SIMが入れられるWIFIルーターだと5,000円を越えるのが普通ですのでそれを考えてもリーズナブルです。
L-02CをWindowsタブレットにインストールしようとすると躓くポイントがあって、ドライバーインストール後に機器を認識しません。これは一番最初に機器を挿した時にWindowsがCDドライブのような認識をするからで、機器の取り外しを一度行うと通信機器として利用出来るようになります。
Windows8.1用のドライバーやファームウェアの更新 (L02C_CM_Driver_for_Windows_V1.3.1.0.zip) を行い、接続ソフトにてAPNを設定して通信します。このあたりは他のサイトに詳しく説明されていますので検索してみてください。

それにBluetoothキーボードを足します。店頭で実際に触ってみた結果、ELECOM TK-FBP070BKがキーピッチ、配列を考慮していて打ちやすいと感じました。
タブレット上でソフトキーボードを使って文字入力することも可能ですが、普段からファンクションキーを使った変換をしていることもあり、やはりキーボードは必須ということで購入。エレコムにはたくさんのBluetoothキーボードがありますが、それぞれキー配置がまったく違うので検討してから買ったほうがいいですね。

というわけで、この組み合わせで最高のモバイル環境が出来上がりました。
キーボードとタブレットとL-02Cを持ち歩くだけで外出先でブログ更新が可能です。
VAIO typePの名前を少し前にあげましたが、当時8型のワイドのあのモデルものすごく欲しかったんですよ。標準バッテリを搭載した際の重量は634g。Acer Iconia W4+Bluetoothキーボード+L-02Cが415g+299g+44gで、758gになります。Acer Iconia W4はWindowsタブレットでは重い方ですので、VivoTab Note 8などの軽いものと組み合わせると、673gと大体同程度なります。
VAIO typePでは、標準バッテリで約4.5時間でしたが、Acer Iconia W4では10時間持ちます。メインノートのProBook 5220mはモバイルパソコンサイズの12.1型なのに何を血迷ったか4時間しか持たないバッテリーで期待を裏切られる短さにガッカリします。
もし、パソコンで今現在欲しいとしたら間違いなくこれでしょう。以前ブログで書いたノートパソコンの比較では、VAIO Pro11に揺らいでましたが、店頭でこのパソコン見たらほんとサイズ感が絶妙なんです。
でもRZ4の金額は2014年12月2日現在で、167,000円なわけです。Windowsタブレットは20,000円です。いくら性能差があるとはいえ、外出先で自分が何をしたいかを考えたらモバイルノートって必要なのかなぁと。
もちろん常にパソコン持ち運んでる人だったら必要かと思いますが、自分が小型であってほしい理由はDJで持ち運ぶときに邪魔にならないモデルがほしいからという理由だけ。それを考えると自分はもうモバイルノートというものにコダワリを持たなくてもよくなったのかもしれません。
これからの生活が変わりそうなWindowsタブレットの購入。これからは外出先でブログたくさんかけたらいいなぁ。

ここ最近マイクロソフトは「Windows8.1 with Bing」というOSを発表しました。インターネットエクスプローラーに検索Bingを設定するかわりに、Windowsをメーカーに無償提供するもので、その分高価だったWindowsタブレットの値段が下がりました。
Acer ICONIA W4は昨年12月に発売されたモデルで、こちらはOffice Home and Business 2013プリインストールされた820/FHというモデル。Windows8.1がインストールされていていわゆる無印というタイプの純粋なWindows8.1です。
大体タブレットの価格をインターネットで調べてみると3万円くらいのものが多く、1年前のこちらの機種でも23,000円が最安値でしょうか。
たまたま地元近くの家電量販店を巡っていたら、こちらのタブレットに19,800円の札がついているのを発見。店員さんに聞くと、店頭展示品なので税込20,000円にしますよとのこと。元値が50,000円近くのタブレットですし、ネットよりも安いので完全赤字なのもわかっていて、ついでにSDカードとか付けられませんか? と聞いてみたところ、なんとそれまでセットになりました。Class4ですが実用十分。
現時点でWindowsタブレット+SDカード20,000円はかなりのお買い得商品ではないでしょうか。あの時対応してくれた店員さん本当にありがとう。

自宅で使っているメインノートパソコンは日本HP製12.1型のProBook 5220mです。第一世代Core i3搭載で、今となってはスペックが見劣りするようになってきましたが、SSDに換装していますしまだまだ動いてくれそうです。次回パソコンを買うときはUSB3.0対応になると思うので、データをバックアップするときにはとても快適になりそうだなぁ。
8インチタブレットは大体こちらのパソコンの半分くらいの大きさ。
Androidですとなんとも思わないのですが、Windowsが入っているタブレットだと急に小さく感じます。

なぜ興味がなかったWindowsタブレットに興味を持ったか。
それはUSB-OTG機能を知ったからです。
OTGとは、On-the-Goの略で細かい説明は省きますが、タブレットやスマホの充電ケーブルを指すところに独自の変換ケーブル (ホストケーブル / OTGケーブル) を挿すとUSB機器とやりとりできるようになりますよっていうものです。
これで出来ることは、タブレットでの有線マウス/キーボードの使用、上記の写真のようなUSBメモリの使用などになります。てっきり今まで8インチタブレットってUSBポートがなかったのでそういう機器が使えないとばかり思っていたのです。

中身は完全にWindowsなのでパソコンとまったく同じことが出来ます。
CPUの性能を数値化しているcpubenchmark.netを検索してみると、
このタブレットに搭載されているAtom Z3740は"1069" で、2007年ローエンドCore2Duo E4300/1.80GHzと大体同性能になります (参考までにメインノートのCPU Intel Core i3 M 350 @ 2.27GHzは "1906")
AtomというCPUは昔ウルトラモバイルPCで有名になったCPUですが、ジーンズのポケットに入るPCと売りだして笑いものにされたVAIO P搭載のIntel Atom Z550 @ 2.00GHzは"380"というスコアでAtomも昔とは桁違いに性能がよくなりました。

さて、先ほどのUSB-OTG機能を使ってマウスに接続も出来ますが、マウスは必要ありません。
TouchMousePointerという画面の一部を擬似タッチパッドにする便利ソフトがあり、これを導入すると画面上でタッチパッドでカーソルを動かすことが出来ます。
8インチタブレットで問題となるのが、タッチした部分が小さすぎて細かい操作が出来ないことですがこちらのアプリを使うとなんら問題なく作業出来ます。画面の一部を専有するので全体的な作業スペースは小さくなりますが、Windowsタブレットdでメインパソコンで行う作業などをする気は一切ありませんので問題なしですね。

では、何をUSB-OTG機能で繋ぐか。それはドコモのL-02Cです。
WindowsタブレットにWIFIモデルしかなく外出先でネットが使えないと思った方、これ結構面白いですよ?
ドコモが昔投げ売りで配っていた、SIMを入れてドコモ電波網を使うUSB接続機器。こちらのUSBタイプはUSBから電源を供給するため外部にバッテリーを必要としません。WIFIルーターだとバッテリーが無くなったら通信できません。
当時投げ売りされていたため値段がかなり下がっていて、オークションで1,500円くらいで入手できます。SIMが入れられるWIFIルーターだと5,000円を越えるのが普通ですのでそれを考えてもリーズナブルです。
L-02CをWindowsタブレットにインストールしようとすると躓くポイントがあって、ドライバーインストール後に機器を認識しません。これは一番最初に機器を挿した時にWindowsがCDドライブのような認識をするからで、機器の取り外しを一度行うと通信機器として利用出来るようになります。
Windows8.1用のドライバーやファームウェアの更新 (L02C_CM_Driver_for_Windows_V1.3.1.0.zip) を行い、接続ソフトにてAPNを設定して通信します。このあたりは他のサイトに詳しく説明されていますので検索してみてください。

それにBluetoothキーボードを足します。店頭で実際に触ってみた結果、ELECOM TK-FBP070BKがキーピッチ、配列を考慮していて打ちやすいと感じました。
タブレット上でソフトキーボードを使って文字入力することも可能ですが、普段からファンクションキーを使った変換をしていることもあり、やはりキーボードは必須ということで購入。エレコムにはたくさんのBluetoothキーボードがありますが、それぞれキー配置がまったく違うので検討してから買ったほうがいいですね。

というわけで、この組み合わせで最高のモバイル環境が出来上がりました。
キーボードとタブレットとL-02Cを持ち歩くだけで外出先でブログ更新が可能です。
VAIO typePの名前を少し前にあげましたが、当時8型のワイドのあのモデルものすごく欲しかったんですよ。標準バッテリを搭載した際の重量は634g。Acer Iconia W4+Bluetoothキーボード+L-02Cが415g+299g+44gで、758gになります。Acer Iconia W4はWindowsタブレットでは重い方ですので、VivoTab Note 8などの軽いものと組み合わせると、673gと大体同程度なります。
VAIO typePでは、標準バッテリで約4.5時間でしたが、Acer Iconia W4では10時間持ちます。メインノートのProBook 5220mはモバイルパソコンサイズの12.1型なのに何を血迷ったか4時間しか持たないバッテリーで期待を裏切られる短さにガッカリします。

もし、パソコンで今現在欲しいとしたら間違いなくこれでしょう。以前ブログで書いたノートパソコンの比較では、VAIO Pro11に揺らいでましたが、店頭でこのパソコン見たらほんとサイズ感が絶妙なんです。
でもRZ4の金額は2014年12月2日現在で、167,000円なわけです。Windowsタブレットは20,000円です。いくら性能差があるとはいえ、外出先で自分が何をしたいかを考えたらモバイルノートって必要なのかなぁと。
もちろん常にパソコン持ち運んでる人だったら必要かと思いますが、自分が小型であってほしい理由はDJで持ち運ぶときに邪魔にならないモデルがほしいからという理由だけ。それを考えると自分はもうモバイルノートというものにコダワリを持たなくてもよくなったのかもしれません。
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