静かな温泉郷のレトロな宿 瀬見温泉 喜至楼 [きしろう] (山形最上温泉郷)

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今回山形にいったのは、こちらの温泉郷の宿に泊まりたかったからです。

山形県内は有名な温泉郷がたくさんありまして、その中でもこの瀬見温泉は知名度が低い方かもしれません。ここから50~60kmほど走ったところには、鳴子温泉郷があるようで、宮城の県境にかなり近い立地ですね。

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今回泊まった宿は、喜至楼 (きしろう)です。

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とてもレトロな建物です。

山形県内に現存する最古の旅館建築物で、創業は江戸時代。本館部分は明治元年、別館一部は大正の建築で現在の客室等は昭和に改修されたものとなっているようです。

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こちらが本館入り口。湯治部ということなのですが、利用客がいない場合は別館利用となるようです。

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どうですかこのインパクト。

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こちらが別館入り口。旅館部となっており、宿泊される方はこちらが受付となります。

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建物のどこを見てもレトロです。一応自販機が建物内に2つあります。温泉郷の周りにはほとんどお店がないため、宿泊前にどこかでご飯を済ませるか、旅館のご飯を頼むかどちらかになるでしょうね。 (一応スナックっぽいお店はありました)

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独特な雰囲気がたまらない。

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これはいつに書かれたものなんだろう。フォントのバランスが実にオシャレ。

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廊下においてあったストーブ。

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別館室内ももちろんレトロであります。テレビがありますし、館内は無線LANがありますのでパソコンを持ち込めばインターネットをすることも可能。

この日は雨でしたが、ほんとそれ以外の音が聞こえないくらい静かな宿です。

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本館と別館とは渡り廊下で繋がっており自由に行き来することが可能。本館客室は移動通路の真横にあるため、湯治で泊まられる方はやや通行音が気になるかもしれません。

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さて気になる浴場です。

こちらは、別館にあるオランダ風呂です。宿泊客専用になっていますので日帰りの方は入ることが出来ません。
たまたまなようですが、こちらが一番熱い湯が出ていましたので、宿泊中に一番長く入っていました。

瀬見温泉で共同で使っている源泉利用で、沢水による加水をして温度調整をしているようです。そのような温泉郷といえば近場だと大鰐を思い浮かべますね。

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本館 あたたまり湯。

一応洗い場としての利用はこちらになると思います。小さめな浴槽ということで、二人入ればギリギリでしょう。できれば一人で入りたいところ。

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本館 岩風呂。

狭いです。そしてこちら混浴になります。
この日の宿泊客はかなり少なかったため、温泉で一度も人と会うこともなく入ることができましたが、かなりオープンな作りとなっているため女性の方には難易度の高い温泉でしょう。

場所によっては、女性専用時間が設けられていますので、その時間帯を狙うのが良いですね。

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そしてメインとなる本館のローマ風呂。こちらも混浴となっています。

丸い浴槽に一本の柱、大変シンプルなスタイルでお湯を楽しむことが出来ます。美しいデザインの場所でテンションがあがりますねぇ。



大変素敵な時間を過ごして、WEBページから予約素泊まりで4,470円 (4,000円+消費税320円 + 入湯税150円)でした。最高でした♪
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