Free Agent - Jeff Allison [2012 / CD Baby]

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日本ではまったくもって無名なスムース・ジャズベーシスト。グッドトラック作ってます。
日本の音楽業界はなぜこういう人を引っ張ってこないのだろうか。


Fret Not - Jeff Allison

ファンキースラップ・ベースとピアノのメロディーがとてもグッドに馴染む。AメロのベースラインからLee Ritenour の Night Rhythms を想像するのは難しくない。


Night Rhythms - Lee Ritenour

この曲は自分の中で殿堂入りを果たしていて、主張しないキーボードの美しさが際立っている曲だと思う。ベースはリズムに専念して、キーボードは全体的なサウンドの調性を保つという上手い役割分担。ジャカジャカ弾くキーボードよりもこういうキーボードが弾けたらいいなぁと思う。


The First Time I Laid Eyes On You - Jeff Allison ft Tim Slaughter

少しブヨンブヨンしたベースに心地よいふわふわしたシンセが絡んできて、アーバンで爽やかである。


Believe That He Is - Jeff Allison

ベーシストとしてのテクニックとかもそうなんだけども、全体をまとめあげるセンスっていうのはスムース・ジャズ界隈の人たちはとてつもなく上手いよね。主張させないのに主張してくる憎らしさ (褒めてます)

デトロイト生まれの彼はどうやらニュー・ジャック・スウィング(NJS)で有名なTeddy Rileyに影響を受けているらしいです。楽曲からはあんまりハネビートは感じられないのだけど、哀愁的な雰囲気はそういうところと繋がるのかもしれませんね。
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