アイドルって奥深い世界だと思う
自分のyoutubeチャンネルには現在で920ものユーザーを登録している関係か、一日だけで凄まじい数の音楽がリストに舞い込んできます。このリストの多さから良い曲を発見する機会に繋がるんです。
ここ最近リストを見ているとアイドル関係の楽曲が更新される頻度が増えてきます。自分はアイドルにはまったく興味がなく、音楽というものを軽視してエンターテイメントな方向へふった商業的な音楽的なあり方だと思っていました。でも最近は以前とは違い幅広く音楽について聞けるようになった気がします。
自分がアイドルという形態に少しだけ面白さを感じたのはこのTomato n'Pine(トマトゥンパイン)のワナダンス!という曲を聞いた時からです。既にグループは解散していますが、この曲から漂うサンプリング感。
イントロのスネアはMichael JacksonのRock With Youだし、全体を通してMcfadden and Whitehead - Aint No Stopping Us Nowを思い出させるダンスクラシックス好きにはたまらない作品となっています。ブレイク部分はなんとCheryl LynnのGot To Be Realであるわけでして、プロデューサーが恐ろしくインスパイアしまくっている曲となっているわけです。動画 3分30秒あたりからはベースラインが心地よく残るのですが、これまた面白い展開。
きゃりーぱみゅぱみゅ もそうだけど、アイドルとプロデュースは完全に別目線で考えたほうがいいと思います。
個人的にはガールズ・グループとアイドルの違いがよくわからないのですが、これまた解散してしまったMissing Link。昔SOUL LOVERSをプロデュースしていたYANAGIMANが関わっており楽曲のセンスは実にファンキーポップな路線。
こういうダサかっこいい曲って日本人だけにしか作れないと思うので一発屋でもいいからもっともっと出てきて欲しい。決して流行る音ではないですが、90's後半のあの雰囲気たっぷりでしょ。
イントロからワウギターが炸裂するNegiccoの圧倒的なスタイル。前の記事で取り上げたCicagoのSaturday in the Parkな雰囲気とYUKIのJOYのような柔らかさを感じます。サビの前のポコポコパーカッションがイイですね。
最近悪く無いなぁと思ったのが、エアギターアイドル「テレパシー」の テレパシーミライっていう曲。エアギターアイドルってどんなんだろうと思ったら見て納得しましたが、まったくギターの弾き方じゃない(笑) でもなんか嫌いに慣れないのは楽曲のポップさからだろうか。このポップさどこかで耳にしたことがあると思ったらヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-Cのイメージに近いのかも。
ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-Cのプロモの中でnord lead使ってるのがすごく気になります。ちなみに前山田健一 (ヒャダイン)さんの曲は飛び抜けてる進行すぎてあんまり好きではありません。
ビート感とベースラインで持っていく東京女子流のSparkleを作曲したのは、ディスコ風楽曲を得意とする松井 寛。Royal Mirrorball Mixはさらにディスコ感強いですね。
最後に最近最も注目しているTRICK8f [旧名義HiS-TRICK]のBrightnessを。どの曲もかなりキレのあるダンスビートで渋い。これなんて2Step感がむちゃくちゃ出てまして、2000年前半にChemistryなどで取り入れられた2Stepとポップスの融合はこんなところに生きていたんだなぁと感動してしまった次第であります。
プロデューサーは福岡のSHiNTAさんという人なんですが、この人のセンスがすげーんだろうなぁとSoundCloudを覗くとヒシヒシ感じます。今後に期待が持てるプロデューサーです。
最近キャラメル☆リボンというアーティストもプロデュースしたらしいのですが、アイドルにつけるには勿体ないくらいシッカリしたハウス風味な楽曲です(笑)
奥深すぎて自分には理解できない部分が多いアイドル界隈。毛嫌いせずに掘り出そうとしてみると色々と音楽的に楽しいじゃないかということでこれからも少しずつチェックしてみたいと思います。
[21:55追記]
あ、この手の音楽で一番最初にハマったのはこれです。
一緒に...(Groove That Soul Mix) - MAX
ここ最近リストを見ているとアイドル関係の楽曲が更新される頻度が増えてきます。自分はアイドルにはまったく興味がなく、音楽というものを軽視してエンターテイメントな方向へふった商業的な音楽的なあり方だと思っていました。でも最近は以前とは違い幅広く音楽について聞けるようになった気がします。
自分がアイドルという形態に少しだけ面白さを感じたのはこのTomato n'Pine(トマトゥンパイン)のワナダンス!という曲を聞いた時からです。既にグループは解散していますが、この曲から漂うサンプリング感。
イントロのスネアはMichael JacksonのRock With Youだし、全体を通してMcfadden and Whitehead - Aint No Stopping Us Nowを思い出させるダンスクラシックス好きにはたまらない作品となっています。ブレイク部分はなんとCheryl LynnのGot To Be Realであるわけでして、プロデューサーが恐ろしくインスパイアしまくっている曲となっているわけです。動画 3分30秒あたりからはベースラインが心地よく残るのですが、これまた面白い展開。
きゃりーぱみゅぱみゅ もそうだけど、アイドルとプロデュースは完全に別目線で考えたほうがいいと思います。
個人的にはガールズ・グループとアイドルの違いがよくわからないのですが、これまた解散してしまったMissing Link。昔SOUL LOVERSをプロデュースしていたYANAGIMANが関わっており楽曲のセンスは実にファンキーポップな路線。
こういうダサかっこいい曲って日本人だけにしか作れないと思うので一発屋でもいいからもっともっと出てきて欲しい。決して流行る音ではないですが、90's後半のあの雰囲気たっぷりでしょ。
イントロからワウギターが炸裂するNegiccoの圧倒的なスタイル。前の記事で取り上げたCicagoのSaturday in the Parkな雰囲気とYUKIのJOYのような柔らかさを感じます。サビの前のポコポコパーカッションがイイですね。
最近悪く無いなぁと思ったのが、エアギターアイドル「テレパシー」の テレパシーミライっていう曲。エアギターアイドルってどんなんだろうと思ったら見て納得しましたが、まったくギターの弾き方じゃない(笑) でもなんか嫌いに慣れないのは楽曲のポップさからだろうか。このポップさどこかで耳にしたことがあると思ったらヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-Cのイメージに近いのかも。
ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-Cのプロモの中でnord lead使ってるのがすごく気になります。ちなみに前山田健一 (ヒャダイン)さんの曲は飛び抜けてる進行すぎてあんまり好きではありません。
ビート感とベースラインで持っていく東京女子流のSparkleを作曲したのは、ディスコ風楽曲を得意とする松井 寛。Royal Mirrorball Mixはさらにディスコ感強いですね。
最後に最近最も注目しているTRICK8f [旧名義HiS-TRICK]のBrightnessを。どの曲もかなりキレのあるダンスビートで渋い。これなんて2Step感がむちゃくちゃ出てまして、2000年前半にChemistryなどで取り入れられた2Stepとポップスの融合はこんなところに生きていたんだなぁと感動してしまった次第であります。
プロデューサーは福岡のSHiNTAさんという人なんですが、この人のセンスがすげーんだろうなぁとSoundCloudを覗くとヒシヒシ感じます。今後に期待が持てるプロデューサーです。
最近キャラメル☆リボンというアーティストもプロデュースしたらしいのですが、アイドルにつけるには勿体ないくらいシッカリしたハウス風味な楽曲です(笑)
奥深すぎて自分には理解できない部分が多いアイドル界隈。毛嫌いせずに掘り出そうとしてみると色々と音楽的に楽しいじゃないかということでこれからも少しずつチェックしてみたいと思います。
[21:55追記]
あ、この手の音楽で一番最初にハマったのはこれです。
一緒に...(Groove That Soul Mix) - MAX
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コメント
初めまして。
ブログ拝見させてもらってると音楽の趣味が非常に合ってるみたいで嬉しくなりました。
音楽探しの参考にさせてもらいますね~。
この記事で紹介されてるアイドルソングも全部いい曲でした(笑)。
大変恐縮ですが、管理人さんの好みだと恐らくこの辺のアイドルなんかもおすすめかと思いますよ~。
Especia - FunkyRock http://www.youtube.com/watch?v=OEoauufFoQk
Juice=Juice - イジワルしないで抱きしめてよ http://www.youtube.com/watch?v=ViXaLzk8ocs
lyrical school - PARADE http://www.youtube.com/watch?v=mJu23iT1AN0
>> からあげ さん
アイドルをちょいダサ系音楽の発信元と捉えるとディスコソウルファンには結構受け入れられる気がしますね。
Especiaは知っていましたが、ほか二つは知りませんでした。
Juice=Juiceは90's Houseと歌謡曲をごっちゃ混ぜにした感じ、lyrical schoolは驚くほどチープで恥ずかしいラップが実に面白いです(笑)
深くアイドルを聴きこむ気はないのですが、音楽の幅を広げるための一つの寄り道として楽しみたいと思います。