X10と雰囲気が似ている FUJIFILM X-E1 ズームレンズキット ブラックを購入しました

ついに発売日を迎えて自分のカメララインナップに加わったFUJIFILM X-E1。近づいて撮影することの多い自分にとってAPS-Cセンサーは被写界深度が深すぎるということで、去年の12月にSONY NEX-3からFUJIFILM X10に買い替え使ってきたわけですが、あまりにFUJIFILMの写真の雰囲気が好きで、FUJIFILM X10と併用しながら "表現できる" カメラがほしいと思い、購入に至りました。

シルバーとブラックの2種類設定があるこのカメラですが、ブラックの塗装はX10のものとまったく同じということで、ブラックを購入。並べてみると大きさは違えど雰囲気はかなり似ています。液晶が2.8型なのも共通ですね。

X100を購入したものの、換算35mmに慣れることができずにすぐ手放し、その時に自分はズームレンズ好きであることを認識しました。単焦点レンズは画質に優れるものの自分の撮影のテンポ感では求めているものが違うみたいなのです。このX-E1に付属のXF18-55mmF2.8-4 R OISは、キットレンズなのにF2.8-4という明るさとコンパクトさを実現した上に、Xシリーズでは初の手ぶれ補正内蔵レンズ。ズームを動かすとやや重い感じで動きます。F値変動ズームレンズっていうのもX10の固定式F2-2.8レンズを思いださせるようですね。


X10では上面ダイヤルがモード選択になっていますが、X-E1は上面がシャッタースピードダイヤルと露出補正に。絞りはレンズ側で調整しますが、ズームレンズには絞りの刻みがないため基本は絞りオート (レンズに切り替えあり)での撮影となります。シャッタースピードダイヤルを「A」、レンズ側絞りもオートにするとプログラムモードでの撮影となりますね。

astia.jpg

proneghi.jpg

pronegstd.jpg
(FUJIFILM X-E1)

ISO2000絞りF4でX-E1用に買った静岡日和のカメラストラップを試し撮り。上からAstia / Pro Neg.Hi / Pro Neg.Std。

Astiaってフィルムシミュレーションの中だと一番鮮やかな気がするのです。色が濃いっていう意味ではVelviaだけど、見た目上の爽やかな色合いっていう点ではAstiaなのかなぁと。

Pro Negの設定はX-Pro1とこのX-E1にしかなくすごく気になっていたモード。人物を撮るときにかなり柔らかく撮れるようで、Pro Neg.Hiは比較的Proviaに近い印象を受け、Pro Neg.Stdは今までなかったようなかなり彩度低めのモード。多分Stdのような色合いでハイキー気味に飛ばしてやると女子カメラ風な写真に近くなるのではないかと予想していますが、晴れた日に外で実践ですね。

ズームレンズで望遠側にしてやると予想していたよりも被写体に寄れるのでこれは嬉しいなぁ。しばらくAPS-Cセンサーサイズのカメラって使ってないのですが寄れない印象強かったので良いですね。MacroモードはX100よりもだいぶ速くなっていますが、センサーサイズの小さいX10などには敵いません。近距離のモノを撮るときはMacroモードのボタンを押さないとフォーカスが合わないのでイチイチ切り替えしなければいけないのですが、これ自動だったら嬉しかったなぁ。


カメラの大きさには意味があって、なんでも気軽にマルチに撮影できるカメラというのは存在しないので用途分けて、X10とX-E1使って行きたいですね。
関連記事

このページのトップに戻る

コメント

名前
メールアドレス(任意)
WEBサイト(任意)
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ戻る