FUJIFILM X10 & FinePix X100 個人的撮影設定メモ

DSCF6180_1.jpg
(FUJI X10)

カメラを二台持ちすることになったわけですが、万が一設定が消えてしまった時を考えて今の設定をブログにメモしておきたいと思います。自分は結構暖色系の発色が好みでデフォルトの設定からホワイトバランスをいじってあります。

Aモード (絞り優先モード)で以下の設定をし、C1 [カスタム1]に登録しています。C1は日中用の常用設定です。

初期絞り値 F3.6
感度 ISO100
画像サイズ M 3:2
画質モード F
ダイナミックレンジ DR200
フィルムシミュレーション Astia
WBシフト R-Cy +2 B-Ye -1
カラー 標準
シャープネス M-HARD
ハイライトトーン STD
シャドウトーン STD
ノイズリダクション やや弱
AFモード エリア選択中央固定


レンズ側についている絞りを調整するX100と違い、X10はカスタム設定に絞り値を固定しておくことができます。F2では料理の撮影の時にボケすぎるので、F3.6で初期値を固定。X10はISO100でもダイナミックレンジ拡張が出来る (但しMサイズでの記録に限る) のでISO100固定でDR200%に。AFはエリア中央に固定でそこでピント合わせをしてから、半押しで構図をずらす、AFロックを使用しています。

写真のサイズは今まで4:3が好みということで一貫してカメラを買い換えてからはその設定で使っていましたが、この度X100に統一するために3:2で撮ることにしました。

C2 [カスタム2]は夜間用の設定を入れています。EXRモードにダイヤルをあわせ「高感度低ノイズ優先」モードにし、ISO AUTO1600・ノイズリダクションはSTDにしてカスタム登録してあります。自分で絞りが調整できないため時には変にピントが合っていないような写真が多く撮れますが、夜間は写れば良いという割り切りのもとで設定しました。

DSCF6181.jpg
(FUJI X10)

FUJIFILM XシリーズではFnボタンとRAWボタンに機能のショートカットを割り当てられますが、X10ではFnに「超解像ズーム」、RAWに「ダイナミックレンジ」を割り当て。超解像ズームは画質こそ落ちますが、ブログに載せる程度の写真の大きさであれば実用できるため自分はよく活用しています。AF補助光は撮影環境によっては迷惑になる場合があるので最近はOFFで使っていますが、どうしてもAF出来ない場合はONにする場合があります。

X10で撮影時は液晶 (LCD)のみで撮影します。表示をカスタムモードにし、

フレーミングガイド
電子水準器
AF時の距離指標
MF時の距離指標
絞り/シャッター速度/ISO
露出補正バー
バッテリー残量表示


をオンにして使用しています。

DSCF6212.jpg
(FUJI FinePix X100)

X100も基本的にはX10と同じ設定にしていますが、基本的にカメラの設計が違うため操作に戸惑います。モードダイヤルが独立していて、どのモードでカスタムしたかまで保存するX10と比較して、X100はモードダイヤルという概念がないため、絞りなどは保存することはできないようです。

カメラ上部にあるシャッタースピードのダイヤルを「A」にし、レンズ側の絞りをコントロールすることで絞り優先として使うことができます。絞り側も「A」にすると、プログラムオート設定になります。自分は絞り優先で使用。

感度 ISO400
画像サイズ M 3:2
画質モード F
ダイナミックレンジ DR200
フィルムシミュレーション Astia
WBシフト R-Cy +3 B-Ye -2
カラー 標準
シャープネス M-HARD
ハイライトトーン STD
シャドウトーン STD
ノイズリダクション やや弱
AFモード エリア選択中央固定


WBシフトの値がX10と異なりますが、X10と比較した時にこれで近くなると感じました。これはあくまで自分が感じた数値であるため実際二つの機種の発色の傾向が違うかどうかというのは自分にはわかりません。X10ではISO100で出来たダイナミックレンジ拡張ですが、X100ではISO200-DR100%、ISO400-DR200%、ISO800-DR400%でしか設定できません。DR200%を使いたいので基準感度はISO400に。

X100の面白いところは、X10のメニューにあるようなISO AUTOというモードが独立していることです。メニューを開くと「感度AUTO制御」という項目がありますが、これで上限感度と最低限シャッタースピードをいくら確保するかを決められます。自分はISO1600と1/80のSSを設定していますが、ISO400以上で最大ISO1600まで感度をあげ、SS1/80を切るようなSSであれば感度を上げていくという設定になっているようです (詳しくは不明)

DSCF6213.jpg
(FUJI FinePix X100)

カスタム2はX10と同じく夜間設定にしていますが、高感度にあまり強くないX10に比べてX100は高感度性能がかなり高いため、ISO3200固定、ダイナミックレンジSTDで使用しています。状況によってはISO6400も使うかもしれませんが出来れば避けたい感度です。X10のEXRモードのようなものはX100にはないので、夜間時にも絞りを手動でコントロールできます。

DSCF6217.jpg
(FUJI FinePix X100 / トリミング)

Fnには「NDフィルター」、RAW には「カスタム設定」呼び出しを登録しています。F4の絞りではSS1/2000で撮影できますが、それよりも絞りを開けるとSSが1/1000に制限されます。日中撮影でボケを活かした撮影をしたいと思ったら、このX100に内蔵されているNDフィルターはすごく役にたちますね。内蔵されているのでワンタッチでオンオフができ、わざわざ着脱する必要がないというのは便利です。

DSCF6219.jpg
(FUJI FinePix X100)

X100のカスタム撮影画面の設定はOVF (光学式ファインダー)とEVF (電子ビューファインダ) /LCDで分かれています。OVFの表示情報は全てONで、EVF/LCDの場合は以下のように設定しています。

フレーミングガイド
電子水準器
AF時の距離指標
絞り/シャッター速度/ISO
露出補正バー
バッテリー残量表示


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