カメラのキタムラ で Nikon 1 J1 / FUJIFILM X10 を 触ってみた

DSC04233.jpg

店員さんに許可を得て、撮影と自分のSDを入れ替えて見せてもらった機種で写真を撮らせてもらいました。長々と自分の思ったことを書いてみます。

まず、ニコンのレンズ交換式アドバンストカメラ (いわゆるミラーレス)を触ってみました。丸っこさなどはすごくかわいいと思うのですが、使い勝手は悪そう。まず持ったときに滑って落としそうになるくらいのつかみ所のない本体。裏についているモードセレクトが「プログラムオート」や「絞り優先」ではなく静止画になっている。なんであんなに空きがあるのにカメラ内で選択するようにしちゃったんでしょうか。すべてオート撮影でファッションの一部としてカメラを持つんだったらこれも選択肢としてはありかもしれませんが、それにしては価格が高いので、そういう層は値下げされるまでは興味持たないだろうなぁ。

ハード面はパットしなかったのですがソフトはヌルヌル動くので好印象。サクサクしてないとメニューから選択する気にもなれないっていうものです。

DSC04238.jpg

センサーの違いもあると思うのですが、NEXよりも格段に小さい35mm判換算81-297mm相当の撮影画角で撮れるこのレンズはいいなぁ。けど明るさが f/3.8-5.6っていうのはセンサーサイズで考えると暗すぎるような気もします。

(Nikon 1は13.2×8.8ミリのセンサーを使っていて、面積比ではm4/3の半分になるそうです)


DSC04235.jpg

近くに、FUJIFILM X10も展示してあった。

SONY NEX-3を普段使いしている自分としてはサイズが絶妙。コンデジから見るとちょっと大きいけど、ミラーレス使っている人から見ると小さい感じ。今以前使っていたCanon PowerShot S90を持ったら絶対小さく感じるもんなぁ。個人的にまったく魅力を感じないファインダーが無くてその分小さかったらかなり興味を惹かれるカメラですね。

レンズを回すと電源が入る操作性は、使っていて気持ちがいい。露出補正などのダイヤルはカメラ上部にあります。センサーは2/3 (1/1.5インチ) センサーなので、一眼というよりはよく写るコンパクトデジカメというニュアンスが正しいかと思います。レンズがF2-2.8というかなり明るいものをつけているため、センサーの性能にもよりますが、ズーム域で夜間撮影でぼかして撮りたくないという用途だととてもいいかと思います。一眼ほどボケないので、ボケすぎる心配がないのもメリットかと。

(一眼はセンサーが大きいので夜間撮影時にノイズが乗らない反面、明るいレンズをつけるとピントが合う範囲が極端に狭くなりボケすぎてしまう)

Canon PowerShot S90は広角側での夜間撮影は良かったけど、ズーム域の暗さがダメで、OLYMPUS XZ-1はレンズは明るいものの、センサーが弱く夜間撮影には向きませんでした。FUJIFILM X10のセンサーが高感度にそれなりに耐えてくれれば素晴らしいと思うのですがどうなのでしょうか。

DSC04237.jpg

背面ボタンは写真撮る人に考えられている印象。時間の関係で詳しく触れなかったけどホワイトバランスなんかをいじるボタンも付いているようですね。外付けファインダーで上の部分がもう少しスマートになればよかったんだけどなぁ。横から見たときに少し出っ張ってるもの気になります。

DSCF3001.jpg
(FUJIFILM X10で撮影)
SS 1/90秒 絞り F2.0 ISO 100 35mm換算28mm (EXIFによると7.1mm)

AFが合う最短距離でマクロモードで撮影。こんなにボケれば食べ物撮影だと十分じゃないでしょうか。

DSCF3002.jpg
(FUJIFILM X10で撮影)
SS 1/250秒 絞り F2.8 ISO 400 35mm換算112mm (EXIFによると28.4mm)

自動でISO感度が400まで上がりましたが、まったく問題なし。ISO感度どれくらいまで実用域なのか気になりますね。このカメラについては今後の情報をチェックしたいと思います。
関連記事

このページのトップに戻る

コメント

名前
メールアドレス(任意)
WEBサイト(任意)
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ戻る