スマートフォンって無駄がないなって思う

根っからのパソコン好きだったのだけど、最近パソコンに向き合うことはかなり少なくなってきています。何かをクリエイトする用途以外で、スマートフォンの機能以上のものが必要だとは思えなくなってきていて、ビジネス向けでない簡単な表計算ソフトくらいなら、スマートフォンでも簡単に編集できる。PDFをその場で書き出しして、クラウド経由でコンビニ印刷することだって簡単に出来る。

・モバイル向けのサイトはシンプルなデザインで読み込むコンテンツが少ない (より素早く情報にたどり着ける)
・モバイル向けに簡単に外出先で公共のWIFI環境に接続できるアプリなどが用意されている
・アプリという概念がデフォルトなので、幅広いOSバージョンにおいて共通の動作設計ができている
・端末を手に持って使うことが前提なので軽い
・常時接続通信をしているのに電池が持つように設計されている
・GPSやセンサー類などを利用して使うアプリが当たり前のように動く (ナビなど)
・状況に合わせて、縦にしても横にしても使うことができる
・画面が小さいので、コンテンツの質はそのサイズで満足できる範囲で良い



テレビは複数人でも楽しめるように大型になる方向にあると思うし、パソコンはマルチタスクを行うためにある程度大きめのサイズが好まれることが多い。スマートフォンは複数人で楽しむことはせず、現時点ではシングルタスクなものを一人だけで楽しむツールである。デバイスの大きさは楽しむ人数と、その画面までの距離感で変わってくる。

小型であることのデメリットは、小型であることのメリットであり、特に表示領域が少ないゆえのコンテンツの簡略化は通信容量の節約に大きく役立っていると思う。なかなか自分みたいに常用200kbpsでどこまでいけるかやっている人は少ないと思うのだけれども、あの有名なFacebookは200kbpsでは読み込むのが少々ツライ。

数年前までは、パソコンにSIMカードが内蔵できるタイプがあればスマートフォンなんて必要ないのではって思っていたのに、アプリの充実は考えを変えてしまうようです。スマートフォンの入力になれて、外出先でBluetoothキーボードがなくてもなんとかなると思うようになったのも、気持ちの変化に影響を与えているのかも。

また、マルチタスクで効率的に行いたいような作業が昔ほど必要なくなっているというのも大きいかもしれません。あれをしながらこれをする っていう作業をしなければ、スマホでもまったく問題なく対応できますし、アプリ間の行き来になれさえすればそこまで苦痛な作業でもありません。

パソコンから見るブログデザインっていうのは基本的に大好きなんですけどね、広告やら無駄なサイドバーやら、記事以外がうるさいページを見ると、開かなきゃよかったってなるのでスマートフォンのページのようなシンプルなのを求めてしまうんでしょうね。

今でもパソコンとスマートフォンでの目的の情報にたどり着くまでの時間はパソコンのほうが速いのですが、そもそもなんでそんなに焦って情報を探さなければいけないんだろうと思ってしまうところもあって、考え方がかなりスローライフに近づいているのかもしれません。スキマ時間を活用して何かをするみたいなのがまったく無くなりました。

せかせか何かをやり続けなきゃいけないのなら、なぜそこまで詰め込んだのかを考えて不要なものは、辞めてしまうのが良いなぁと。

最近の自分のブログ、まったく役に立たないだろうなと思いながら書いてるんですけど、自分にとっては未来に読み直して、思考の整理に重要な意味を持つので備忘録としてただただ書いているだけなんです。今後はきっと外食記事ももっと減るだろうし、一部の読者さんが購読してくれるだけのブログになっていくんでしょうね。それすらもアクセス解析やめてしまったのでわからないんですけどね。
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