目の前の当たり前を疑わないから問題に気づかない

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Chromebookを今年の4月くらいに手放してからずっと考えていたことがある。スマートフォンよりもっと情報に触れやすく、机に座らなければいけないタブレットPCよりも手軽に使えるツールはないかと。

何度も検討して今の形に落ち着いている自分の部屋の環境だけれども、Chromebookはダラダラしながら使うには最高のツールであるという認識は変わらない。ただし、メインとして使うツールには絶対ならないし、物を持ちたくないが優先されてしまう自分にとっては、スマホ・メインパソコン・サブパソコンという管理が面倒くさいツールを3つ持つというのはもう避けたいところなのです。

問題が発生したときにそれを問題と思うのが問題という考え方。問題を一方向からしか見ないから今ある問題点に気づかないという考え方。様々な方向性から見ていたつもりが大きく抜け落ちていた視点がある。

「タブレットPCに向かうという行動がなぜ心地よくないのか」ということだ。

今まで深く考えたことがなかったのだけど、これは確実に椅子に座るのが面倒であるというところにたどり着く。現在使っている椅子は兄の部屋にあったボロボロのものを使っているだけで背もたれのフィット感や座り心地というのがまったく考慮されていないのだ。ただ座るだけの椅子に快適性があるわけがなく、この椅子に座るのが嫌だから、タブレットPCの前に長時間いることができないのである。

パソコンを買うとなれば数万円かかる。パソコンの椅子であれば多くを求めなければ3,000円程度からそれっぽいのがある。高級品には高級品の価値があるのはわかるけども、少なくとも自分の生活には高級品は不要。となれば、次に買い換える対象はパソコン椅子になると思う。




旅行にいくと様々な刺激を受ける。移動する際に持てる荷物の量には限りがあること、宿泊先のホテルがシンプルであることなど刺激を受ける状況はたくさんある。

今回の九州旅で泊まったホテルは3つ。

①建設されたのが古く、内装も古い一般的なビジネスホテル (※この記事の写真)
②ロハスを重視した計算されたビジネスホテル
③余計な機能はすべて取っ払った最新のカプセルホテル


通常の人が宿泊する順番としては②→①→③となるのだろうけど、ホテルに宿泊したときに必要になることとはなんなのか考えると自分は③が一番コストと得られる感情のバランスがよく、カプセルホテルの印象がとても良い。

もちろん古くからのカプセルホテルは清潔感がなく良いイメージが無いのですが、今回泊まったウェルキャビン中洲は、そんなイメージのないクリーンすぎるホテルです。

チェックイン前に荷物を預けられる、荷物がロッカーに入らない場合預かってもらうことができる、フードサービスは一切ないがその分安い、大浴場を作らないことによって清掃コストを下げる、シャワールームは綺麗、駅の出入口から直結の作り、チェックアウト時間が12時という余裕のある設定。

無駄なものが一切ないから安くなる。

2番のロハスのホテルも通常のホテルタイプだけど、かなり計算されている。

部屋の照明を最初から間接的にすることによって寝るための快適な環境づくり。部屋の半分くらいを土足禁止にすることによって清掃コストを下げる。朝食は誰でも食べられる形にすることで朝食券の廃止、朝食スタッフの削減。部屋のキーはパスワード式なのでチェックアウト時、出かける際にフロントスタッフが要らない。アメニティーは部屋に常備されていない、使わなかった場合は逆にサービスがある。部屋に空気清浄機があり、ただの格安ホテルだと思われない工夫がある。

さて、1番のホテルというのは一般的に想像されるホテルとだと思うのだけど、部屋についている設備は一体宿泊中にどれだけ使うのだろう。

お湯を沸かしてまでコーヒーを飲むのか。部屋にある冷蔵庫にモノを入れるのか。なぜ必要かを考えたら一部の人にそれが必要になるからだ。おもてなしではなく、平均点を狙った結果そういう形になっている。

自分に関係ないことだとすんなりそうした意図を想像できるのに、自分が普段関わっていることは実は不快な理由がわかっていなかったというのは目の前にあることが当たり前になりすぎてしまって、常識的に考えてということを重視してしまっているからだと思うのだ。

部屋にタコ足コンセントがあるのは当たり前だと思っていても、そんなに家電が必要な理由を考えたことのある人は多くないと思う。

部屋が寒いという問題があったときに、自分の生活スペース以上に部屋が広すぎるのではないかと考える人は多分少ない。ストーブが小さいだろうとか、気密性が足りないとか別の要因に目がいくのではないかと思う。

問題が起きたときは出来るだけ上位にある問題から切り取るのが正解。上位から切り取ってしまえば、その下にある問題はすべて解決する。なぜ必要なのかという判断の重要な部分を間違って判定することは、上位を誤ってしまう事態になるわけだ。

何がしたいのか、なぜ必要なのかをもっとストイックに考えたい。判断がもっと短時間で誤りなく行われるようになるには日々の訓練が必要。これはプライベートだけでなく、仕事などでもスキルとして役立つはずだ。
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