"ル・アーヴルの靴みがき" を 御成座で見てきました (大館)

DSCF6877_20140725201721601.jpg

ル・アーヴルの靴みがき御成座 で見てきました。御成座オープンの週は東京に行っていたものですから、今回が御成座での初映画鑑賞となったわけです。

普段自分は映画をあんまり見ることがありません。そして、映画に対する感想というものがものすごく苦手です。それを踏まえて読んでいただければ幸いです。

DSCF6878.jpg

DSCF6879_20140725201723e35.jpg

DSCF6880.jpg

上映されると同時に聞こえてくる映写機のフィルムが回る音。DVDなどを自宅で見るときには聞くことのできないあの音っていうのは実はとても映画を見る上で重要な効果音ではないかと思います。今でもレコードでクラブミュージックを流している人がたくさんいますが、レコードの上に針を乗せた時に聞こえるプチプチというノイズ音。あれも、音楽を聞いているという満足感を増大させる大きな役割があるのだと思います。

上映されている映画はフィルムとのことで、会場のセッティングなのかフィルムによるものかがわかりませんが映しだされる色合いが独特です。自分はフィルムカメラはやらないんですが、ネットで見るフィルムカメラで撮られる写真の雰囲気にそっくりで、ハイライトが白というよりもかなり灰色っぽく、それでいて白飛びが感じられない滑らかさなわけです。逆にシャドウ側はかなり落ち込んでいる感じに見えて、落ち着いていながらかなり深みのあるような色に感じられました。

バックで流れる音楽は映画自体が静か目ということであまり主張してくる感じではありませんでしたが、ストリングスのMIDが詰まったような感じを受けました。それでも、映画途中に出てくるバンド演奏シーンではバランスの良い音が出ていたのでこれは映画の雰囲気作りとしてBGMの録音の仕方なのでしょう。音響に関してもハイが強すぎず、音量もウルサクなく実に丁度いいといった印象。



「ル・アーヴルの靴みがき」という映画はまったく見たことがありませんでしたが、どこの風景を見ても色合いが素敵です。日本人にはない落ち着いた "ブルー" や、差し色としての "イエロー" など見ていてまったく飽きが来ません。ストーリー的には色々感じる部分があるのでしょうけども、自分が気になったのはそのあたりですね。

主張しすぎない映画だから感じうるバランスというのが、実にこの御成座には合っているように思いました。こういう映画を最新鋭の機材が揃った映画館でやってもバランスが面白く無いと思うのです。



世の中では派手なものがたくさんの人からの注目を浴び、目立たないものはその裏に隠れてしまいます。それはどんなジャンルのことでも一緒です。

映しだされる色合いもデジタルみたいなパッキリクッキリではない、音楽も大型映画館でなるような大迫力で包まれる感じではない、映画も展開が激しく常にスクリーンに注目させる雰囲気でもない。でも、そんな中でも色々感じる余裕が持てるというのはこの小規模な映画館であるからであるとも思うのです。

映画を見て何かを思うというよりも、映画を見て自分の感じ方を再発見させられるというのは面白い感情ですね。



明日・明後日もこの映画は上映されていますので、興味のある方は御成座公式ホームページで上映時間をチェックして行ってみてください。公式ページにはまだ記載されていませんが、映画館前のほかにも道路を挟んだ奥の部分にも駐車スペースがたくさんあります。

久しぶりに見た映画館での映画、素敵でした。
関連記事

このページのトップに戻る

コメント

名前
メールアドレス
WEBサイト
 
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ戻る

最新記事 / コメント

気になるブログ