かもめ食堂 ってユルくていいですね

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普段から自分は映画をあまり見るタイプではありません。
ストーリーだったり、展開だったり、音楽だったり全ての意図する意味を知ろうとするとので見た後に疲れてしまうんです。前から「かもめ食堂」は見たかったのですが、普段映画を見ないタイプということで見たいと思ってから数年が経過してしまいました。今回見るキッカケとなったのはTSUTAYAでDVD2枚無料クーポンが出たからで、こういうの純粋に嬉しいですね。



泣き展開だったり、ハッピーエンドだったりストーリー性を期待してしまいがちな映画が多いなか、全体的にユルいテイストでここまでシアワセな気分になれるのは多分自分の価値観にあっているからなのでしょう。

北欧フィンランドを舞台にした映画ということで、ナチュラルな家具の中に散りばめられる絶妙なまでの北欧風雑貨の数々。自分はブランドとかよくわからないのですが、多分イッタラのマグカップとか出てきてますよね。全体的に柔らかいのにビビッドとも少し違う優しいカラーに馴染むそんな雰囲気大好きなんです。

「世の中には知っているようで知らないことって結構多いんですよね」「コーヒーは自分でいれるよりも人にいれてもらったほうが美味しいんだ」「やりたくないことはやらないだけなんです」「ずっと同じではいられないですよね。人は変わっていくものですから」「ぼーっとするのって結構難しくないですか」

数々の気になる言葉が飛び交う (曖昧に聞いてるので言葉は若干違うかも) のもそうなのですが、もたいまさこさん (マサコ役) が出てくる安心感っていうのが自分にとってはものすごくある映画でした。主張しないのに雰囲気があるそんな女優さんって素晴らしいですよね。例え話を振ってそこから話題を広げる というサチエの話し方は、日常生活でも大切な部分を気付かせてくれるような気がします。

映画の感想で深く話をすることはできませんが、すごく素敵な映画だと感じました。うん、それだけでいいよね。
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