DJ用オーディオインターフェイス AUDIO2DJで楽しむ 優しい音を出す foobar2000の設定

*2014/1/27に記事を書きましたが、1/29に大幅に書き直しました
*ページ下部に設定パラメーター一覧があります。
*英語の項目を見ながら試行錯誤できるパソコン中級者以上向けの記事です。
*音楽用語を感覚だけでも理解できる人向けの記事です。
*感覚で弄っているだけなので音楽的に正しい設定になっているかはわかりません。

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Native Instruments AUDIO2DJ (現行品はTRAKTOR Audio 2 MK2)はPCDJで自分がかかさず持ち歩いている超小型オーディオインターフェイスです。小型なのに2系統にアウト出来て、マスターとヘッドホンでCUEを取れるDJ用のインターフェイスとしては有名なものです。チップはシーラス・ロジック製らしく検索してみると、マランツやアップル、コルグにオンキョーなどの名前がヒットします。悪いものではないでしょう。 (このあたりまったく詳しくありません)

さて、このオーディオインターフェイス考えてみればUSB-DAC (USBでパソコンから音を高音質に取り出す装置)なわけです。最近ではヘッドホンアンプがたくさんリリースされていますが、手持ちのこれを使って良い音で鳴らせないかと設定を考えてみたわけです。

取り敢えずWindows7のスピーカー設定から、AUDIO2DJを規定のデバイスにするとパソコンの音がインターフェイス経由で再生されるようになります。

このままWindows Media Playerで音楽を再生するとなんかウルサイ。どうやら調べてみるとカーネルミキサー (オーディオエンジン)という余計な部分を通って音が出力されているのが原因らしいのです。

そこでプロパティから排他モードをオンにする。ソフト側が音源をカーネルミキサーを通さずに鳴らすことが出来るらしく余計な部分を経由しないために音質が良くなるらしい。ただしソフトで音楽を聞いているときはyoutubeなどは同時に鳴らせなくなるという制約つきです。このあたりは詳しく書かないので調べてください。

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排他モードに対応しているソフトとして有名なのがこのfoobar2000。昨年開発終了となり、今年また復活するような話があるWinampの元開発者でもあったPeter Pawlowski氏が開発しているフリーソフト。

ソフト自体はほんとシンプルで「コンポーネント」を追加することで機能を拡張できる。見た目も自由にイジれるがそこは音響面とは関係ないので説明しません。

日本語化が難しいソフトらしいので英語のまま使うのがいいでしょう。

1112.jpg

DSP Managerから音響設定をするのですが、事前にコンポーネントをダウンロードして「components」フォルダにdllファイルをぶっ込んでおきましょう。

Resampler (SSRC - Otachan) [foo_dsp_ssrcX.dll] (リサンプラー)
Freeverb [foo_dsp_freeverb] (リバーブ)
WASAPI output [foo_out_wasapi] (WASAPI排他モード対応)



標準のコンポーネントだけですとあまりにもデジタルっぽい硬い音だったので作曲などで使われるDAWプラグインVSTを導入することにしました。VSTをfoobar2000で使うには、Foobar2000 VST 2.4 adapterを導入します。これを導入すると設定画面「Components」の下にVST plug-insという項目が出来ますのでそこからVSTをAddします。追加すると他のDSPコンポーネントと同様に扱うことができます。

BaxterEQ (シェルビングタイプのパラメトリックEQ)
Stereo Tool (音像定位)


追加するVSTは二つです。派手に音を弄るものではなく音の雰囲気を変えるもの。音楽の友達に話したらやってることリマスタリングっぽいな!(笑)と言われましたがやってることはそんな感じなのかもしれませんね。

自分が好きな音は優しいけど主張して聞いていて心地よい音なのでどちらかというとアナログアンプをイメージした音となります。

クリップボード

WASAPI output を入れることによって、排他モードで使用できるようになります。DSP Managerで音響設定する前に、その下のOutputのOutput formatを24bitにしておきましょう。

1113.jpg

このBaxterEQ、アップサンプリング後はどうもうまく動かないので最初にかけます。foobarのDSPは上から順番に適用されるらしいので、順番が大事になってきます。

低音域はさほど変わらないのですが、HFという項目をいじると高音の「質感」が変わります。強調されるのではなく質感ですね。大変好みでした。フリーなのにM/Sモードがついているのがウリになっているらしいのですがよくわからなかったのでオフで。音楽制作やってる人はこういうの全部わかるのかな? 難しすぎてサッパリです。

ヘッドホンだと濁って聞こえますが、サチュレーターのTesslaPRO mkIIも同時に噛ませるともっとアナログ感出てスピーカーで音出した時はいいかも。

3.jpg

リサンプラー。アップサンプリングってよくわからないんだけどどうやら音が良くなるものではないらしい。でも聞いた感じこれを噛ませたら、音が優しくなった "気がする" のでいれました。理屈よりも聞いた感じってことで。44.1kHzの倍にしないとダメとか色々書いてますが読めば読むほどよくわからないです。

EQ-リサンプラーと噛ませたら既にボリューム大きすぎる気がするのでこの後に一度リミッター噛ませてます。

クリップボード

定位を補正してからリバーブかけるのと、リバーブかけてから定位を補正するのはどちらがいいんだろうと迷ったけど違いがわからなかったのでこの順番に。

Stereo ToolというVSTなのですがこれを入れると大きく雰囲気がかわります。原音再生とか気になる人は絶対いれちゃだめですが、これくらいボーカルが浮き立って低音が主張しないサウンドのほうが自分は好みですね。

5.jpg

これ味噌ですね。リバーブ。

ルームサイズ広すぎないほうがいいです。サワっとかけましょう。
そしてこの下にAdvanced Limiter (クリップするところだけコンプレッサーをかけるリミッター)をかけて完了。


もしDJの人でこのオーディオインターフェイスお持ちの方がいたら是非お試しあれ。


最後に微調整かけて決まった設定を下にメモしておきます。 (2014/01/29 17:00時点)

●BaxterEQ
L/Rモード
左から54 230  -3 +3 4.8 28 -1.5

●TesslaPRO mkII
BASS 1メモリ右
DRIVE 2メモリ右
BOOST +3db
TRANSIENTS 2メモリ右
OUT 0
TapeWarmth

●Resampler (SSRC - Otachan)
96000 プリセットから24bit High

●Advanced Limiter
設定項目なし

●Stereo Tool
LEFT -1.32db LeftPan 41.0%
RIGHT -3.25db RightPan 41.0%
width 3.21db
(左右音量が違うのはスピーカー出力時にアンプが左右音量差があったため)

●Freeverb DSP
Wet 0.33
Dry 0.67
Damping 0.80
RoomSize 0.20
RoomWidth 0.30

●Advanced Limiter
設定項目なし

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