SEOULITES - SOULIGHTS [2008 / M-Net Media]
日本で韓国の音楽といえば基本的に激しい感じのものしか輸入されない。音楽を発信されるがままに受け取る人にはそう思われても仕方がないでしょう。でも、韓国の音楽を深く調べてみると実はそういう曲ばかりではないのです。
日本では、カッティングギターがかっこいい/ベースラインが動きまくり/エレピが伴奏をするという、いわゆる昔からのグルーヴィーな音楽があまり注目されません。youtubeを見る限りではインディーズシーンでもこの傾向は強いように思います。ところが、韓国の音楽というのはこのようなサウンドのものが結構反響があるように見えるのです。
youtubeで配信されているものが全てではないのはモチロン理解していますが、ソウルフルな音楽がたくさんの人に触れられる機会は圧倒的に韓国のシーンのほうが多そうです。韓国に対するイメージと音楽を結びつけて考える気は自分はなく、あくまで音楽は音楽です。音楽はジャンルも国も性別も全て一度頭の隅に追いやって、全て音から辿るフェアな視線で考えたいです。
このSOULIGHTSというアーティストはジャンルでいう「アーバン・ソウル」を演奏するアーティストで、このCDはいわゆるマキシシングルのようなもの。
City Night - SOULIGHTS
どうですかこのシンプルにまとめられたサウンドセンス。なぜ日本でこのようなテイストが認められないのかが自分にはサッパリわからないのです。音を詰め込めすぎないことによる音一つ一つがうまく交じり合う感じ、ゆったりなのにドラムとベースからグルーヴが感じられ前に進む力が感じられる。素晴らしい曲です。
So high - SOULIGHTS
イントロのドラムの心地よいこと。そしてそこから重なるベース。うん、素敵だ。
Gee - SOULIGHTS (New Vocal "Kim Hye Hyun" Debut Live)
日本でも有名になった少女時代のGeeのカバー。アレンジ次第でここまで変わるのは、色々な音楽にはそれだけの可能性があるってことだと思うんです。
We're in love - SOULIGHTS (野外演奏)
1stアルバム [1集] 「Seoulitude」に収録されている曲を野外演奏で。文句がつけようのない心地よさ。
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コメント
酒飲みながらゆっくり聴きたい感じですな^^
>> ひまあんみつ さん
うんうん、そんな感じ!