自作フリップフォント (MigMix 2P) をdocomo Galaxy Tab SC-01C (Android 2.3.3)に入れてみる

SC20111125-193239.png

久しぶりに技術ネタです。というか備忘録です。

通常Android端末というのはフォントを入れ替えるためにルート化という作業を行わなければできません。Android端末の権限を変更して自由自在に設定をいじれるようになりますが、間違って変な操作をすると端末が使えなくなったり危険性が伴います。しかし、Galaxyシリーズにはフリップフォントという後からフォントを追加出来る機能があります。通常はマーケットからフォントを買って変更するのですが、日本語フォントというのはほとんどないため、ネットの文献を探して自作して見ることにしました。

使うフォントは以前パソコン用に設定して気に入っている「MigMix 2P」です。

Galaxy Tab
Galaxy Tab USBケーブル
Galaxy Tab USBドライバー
Java SE Development Kit 7 (Android SDKで使用します)
Android SDK (zip版)
Apk Manager 4.9
FontForge
ttf2apk_11a


を使いました。

まず、一番最初にすることはGalaxy Tabの中からフォント変更するための元になるapkファイルを抜き出します。

Java SE Development Kit 7をインストールし、Android SDKを「C:\」などのルートに解凍しておきます。自分は「C:\android-sdk」に置きました。その中にあるSDK Managerを起動し、Android SDK Platform-toolsにチェックマークを入れインストールします。そうするとandroid-sdkフォルダ内にplatform-toolsというフォルダができます。

システムのプロパティから入れるシステム環境変数のpathに「;C:\android-sdk\platform-tools」を追加します。インストール環境によってこれは変わるのでその環境にて変えます。セミコロンを忘れないこととpathに最初から入っていた文字列は消さないこと。あくまで追加します。

Galaxy Tabの設定画面を出し、アプリケーション→開発→USBデバッグをオンにしてからUSBケーブルでパソコンと接続します。接続する前にかならずGalaxy Tab USBドライバーはインストールしておいてください。接続後Windowsのスタートメニュー→すべてのプログラム→アクセサリからコマンドプロンプトを起動します。

接続した状況でコマンドプロンプトに「adb shell」と打ち込みましょう。
するとドルマークが出てくるはずです。それが出たら「cat /system/app/ChocoJapan.apk > /sdcard/Chocojapan.apk」と入力しエンター。これで本体からSDカードのルートにフォントのapkファイルがダウンロードされ、パソコンにコピーできるようになります。

コピー方法はお任せしますが、私はAndroid Sync Manager WiFiというソフトを使っています。パソコンとAndroid端末にソフトをインストールすることで、ファイルの受け渡しを無線でできる素敵なソフトです。



apkファイルをコピーしたら次にその中から編集することになるttfファイルを取り出します。その際に使うのが、Apk Manager 4.9というソフト。使い方は以下の通りです。

その後、抜いたファイルをapkmanagerを使って分割します。
place-apk-here-for-moddingにChocoJapan.apkをペーストし、
Script.batを開いてapkmanagerを起動します。
22 と打ち込み、Set current projectします。
そして 9 を打ち込み、Decompile apkします。

そうするとprojectフォルダに.apkフォルダがでてきます。
projects\ChocoJapan.apk\assets\fontsにttfがあるので、それを適当なところにコピーします。
(Galaxy S2 (SC-02C) のフォント差し替え方法(ちょい修正)- TK-AMから引用)



22と打ち込んだあとに圧縮率みたいなものを聞かれますが、適当で大丈夫なようです。自分は9と打ち込みました。

ttfファイルができたら、変更したいフォントに内容を書き換えます。その時に使うのが、FontForgeです。サイトに注意書きがある通り、スペースや日本語を含まない場所に展開してください。少々起動に時間がかかりますが待っていればいずれ起動します。

"Cooljazz.ttf"をFontForgeで開く
FontForgeのメニュー([ファイル]-[開く])から"TakaoExGothic.ttf"も開く
[エレメント]-[フォント情報...]で"フォント情報"ダイアログを開いて"一般情報"を選択。"Cooljazz"のパラメータを"TakaoExGothic"パラメータと同じになるように修正
"Cooljazz"のグリフを全削除([編集]-[選択]-[すべて選択]で全選択した後、[編集]-[クリア])
"TakaoExGothic"のグリフをコピー([編集]-[選択]-[すべて選択]で全選択した後、[編集]-[コピー])した後、"Cooljazz"へペースト([編集]-[貼り付け])
変更した"Cooljazz"をttfフォントとして出力([ファイル]-[フォントを出力])。ファイル名は一応"TakaoExGothic.ttf"にした。
(rootなしでフォント変更(Galaxy S) - とおくからみてるだけ から引用)



Cooljazz.ttfを先ほど取り出したttfと考えて作業すれば出来ます。自分の環境でMigMix 2Pに書き換える際に結構エラーダイアログがたくさん出たのですが、すべて無視してスキップしたところ表示に問題はありませんでした。

あとは、2ch「フリップフォントスレ」で104氏が公開してくれていた、ttf2apkをダウンロードしてきてbatファイルにD&Dするとフォント変更後のapkファイルが作成されますので、再びGalaxy Tabに戻し、apkファイルをインストールし、設定→画面設定→フォントスタイルから作成したフォントを選べば完了です。


たくさんの役立つ文献を公開されているサイトの方のおかげで、自分にもフォント作成が出来ました。ありがとうございました。
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